来年の3月に看護学校を受験予定の者です。
私の受験予定の学校の入試問題(国語)はお寺の住職さんが作成しているとの事なのですが、その方は明治文学がお好きなようで、毎年のように夏目漱石や森鴎外の作品が出題に上がるそうです。
お恥ずかしい話ですが、夏目漱石や森鴎外などの人物は知っていますが、学校の教科書に載っていた作品しか知りません。
作品を読んでみたいのですが、どれを読んだら良いのかも解りません。
夏目漱石や森鴎外の代表的な作品をいくつかご紹介頂けたら嬉しいです。
その他にも明治文学で有名な著人や作品名なども教えて頂けませんでしょうか?
よろしくお願い致します。

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A 回答 (2件)

川端康成 伊豆の踊り子 


横光利一 機会 
谷崎潤一郎 刺青 
尾崎紅葉 金色夜叉 
永井荷風 あめりか物語 
幸田露伴 五重塔
島崎藤村 破戒 
樋口一葉 たけくらべ 
太宰治 人間失格 
有島武朗 或る女 
志賀直哉 暗夜行路 
武者小路実篤 おめでたき人

などなど、明治時代の有名な文学はたくさんありますよ!
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この回答へのお礼

eri0777様
ご解答頂きましてありがとうございます。
明治文学ってこんなに沢山の著人が居るんですね~!
正直、驚きと共に自分があまりにも無知だった事に気づき、お恥ずかしい限りです…。
地元の図書館の書物があまりにも少なかったので、早速ニンテンドーDSの「文学全集」のソフトを購入しました。
ご紹介頂いた作品も沢山ソフトに入っていたので、これから読み込んで行きたいと思います。
本に慣れ親しむ事ってとても大切なんですね。
ソフトに入っている作品を読み終わったら、今度は文庫本を買って読みたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/14 19:36

夏目漱石


こころ、坊ちゃん、吾が輩は猫である
森鴎外
舞姫、高瀬舟
芥川龍之介
蜘蛛の糸、鼻、羅生門、杜子春
などが代表作だと思います。
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この回答へのお礼

DONTARON様
ご解答頂きましてありがとうございます。
漱石や鴎外、芥川龍之介などは人物は知っていても作品名などは「聞いたことあるな~」という程度でしたのでとても勉強になりました。
私の住んでいる町は小さく、図書館の本もあまり充実していなく困っていたのですが、ニンテンドーDSのソフト「文学全集」を見つけたので早速購入致しました。
100冊の作品が入っているで、これから読み込んで行こうと思います。
そしてDSソフトを読み終わったら、これに入っていない作品も本屋さんで文庫本など探したいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/12/14 19:31

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Qもし、宮沢賢治の作品を夏目漱石や、森鴎外、芥川龍之介が読んだらどう思う

もし、宮沢賢治の作品を夏目漱石や、森鴎外、芥川龍之介が読んだらどう思うのでしょうか。

1、面食らうだけ

2、感心せずにありえないと思う

3、すごい、天才だと思う

全く想像がつかないので、皆さんお考えを教えてください。

Aベストアンサー

夏目さんはすっごい面白がって読みそうです。
ずんずん読んで、読み終えて、「君ぃ、すごいねえ。で、この話の真意は、、、でいいかい?」とか。
懐の深さ広さ、寛容、好奇心の権化のような人だと思っております。

自分とは異質な物への好奇心がすごく強いと感じます。
異質と相容れないもまた、別物だと言う知性の持ち主かと。
だから、「ちょっと変わっている」ものの、本質をすごく知りたがり屋と思います。
きっと、賢治さんと夜っぴて語り明かすのではないでしょうか。^^

芥川は、、、無言で悩むのかしら。。。
あまり饒舌な方ではない気がします。
でも、好奇心と探究心は旺盛かと感じますので、
言葉にせずとも「面白い、深い」と感じるのでは、と思います。

鴎外さんは、、、まだ、人物像が掴み切れていないのでわかりません。
未だ「頭がかため」と言う印象を持ってしまう人ですが、舞姫を読む限り、そうとも言い切れず。
まだまだ読書不足の文豪さんです。

独断偏見まみれの片手落ちの回答をお詫び致します。。。
人物像の想像が全然違う可能性あり。。。汗

Q夏目漱石は森鴎外をどう思っていたか。

お世話になります。
森鴎外と夏目漱石、ともに日本を代表する作家です。
森鴎外のいくつかの小説には、夏目漱石の名前もしくは夏目漱石をモデルにしたと思われる人物が出て来て、森鴎外が夏目漱石を一目置いていた事が分かるのですが、逆に夏目漱石は森鴎外の事をどう思っていたのでしょうか?2人の間には交流はあったのでしょうか?
そのような事が分かる本などは有るのでしょうか?
宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

まず、漱石と鴎外では、実際の年齢に五歳、差があります。
しかも、漱石が執筆活動に入った時期、鴎外はすでに押しも押されもせぬ大家の位置にあったことを、まず押さえておくべきでしょう。

漱石は明治二十四年、帝大の学生だった当時、正岡子規宛に以下のような内容の手紙を書いています。
--------
鴎外の作ほめ候とて図らずも大兄の怒りを惹き、申訳も無之(これなく)、是(これ)も小子嗜好の下等な故と只管慚愧致居候(ひたすらざんきいたしをりそうろう)。元来同人の作は僅かに二短篇を見たる迄にて、全体を窺ふ事かたく候得共(そうらえども)、当世の文人中にては先づ一角ある者と存居(ぞんじおり)候ひし、試みに彼が作を評し候はんに、結構を泰西に得、思想を其学問に得、行文(こうぶん)は漢文に胚胎して和俗を混淆したる者と存候。右等の諸分子相聚(あつま)つて、小子の目には一種沈鬱奇雅の特色ある様に思はれ候。(八月二十三日付け:引用は江藤淳『漱石とその時代』第一部から)
--------

鴎外は明治二十三年一月、『舞姫』を、同年八月『うたかたの記』、明治二十四年一月に『文づかひ』を発表しています。

後の漱石、当時はまだ金之助であった彼が読んだ「二短篇」がなんであったかは明らかではありませんが、この冒頭から、二作品を読んで高く評価した漱石に対して、子規が、それはおかしい、と反論した背景があったことがうかがえます。

江藤淳は『漱石とその時代(第一部)』(新潮全書)のなかで、鴎外の作品は、前年に帝大の英文科に入学してからの漱石の状況を考えながら、この手紙を以下のように解釈しています。

-----(p.202から引用)-----
「洋書に心酔」し、しかもそれを意志的・知的に理解しようと努力するうちに、いつの間にか虐待されつづけていた金之助の感受性を覚醒させずにはおかないものであった。つまり鴎外の小説の「結構は泰西」に仰がれていたが、そこにはまごうかたなき旧い日本――金之助が英文学専攻を決意して以来置き去りにして来た「日本」があったのである。

……『舞姫』に描かれた才子佳人の恋は、舞台こそ独都ベルリンに求められていたが、ほかならぬ晋唐小説の伝統を「文明開化」の時代に復活させた恋である。金之助が鴎外の「二短篇」に見たものは、いわば崩壊しつつある旧い世界像の残照であった。その光を浴びた彼の衝撃がいかに深かったかということは、のちに金之助が英国留学から帰国して発表した小説、『幻影の盾』と『薤露行』に痕跡をとどめている。この二短篇の雅文体の背後には、ほぼ確実に『舞姫』や『文づかひ』の鴎外がいる
------

つまり、漱石が英文学の研究から執筆活動へと移っていったのも、鴎外の存在があったことが、理由の一つであったと考えることができます。


後年、両者はそれぞれに、当時の文壇から離れた場所で、それぞれに仕事をするようになります。

このことを中村光夫はこのように指摘しています(『中村光夫全集』第三巻)。ここで「彼等」というのは、漱石と鴎外の両者を指しています。

-----「鴎外と漱石」p.160-----
おそらく彼等が表面冷やかな無関心を装ひながら内心激しい憤怒に燃えてゐたのは当時の文壇といふやうな狭い世界ではなく、むしろこの文壇をひとつの象徴とする或る社会風潮であつた。いはば彼等の誇り高い教養と抜群の見識とは、当時の我国民が無意識のうちに徐々に陥つて行つた或る根深い精神の頽廃を鋭く直観した。そしてこの抗ひ難い社会の風潮に対して勝つ見込のない敵意を燃やしてゐた。…

では彼等がここで生涯を賭して闘つた敵は何かと云へば、それは一口に云つて、近代欧米文明の一面的な輸入の結果たる所謂文明開化の時潮であったと僕は信じてゐる。…明治大正を通じて我国が存立の必要から強ひられて来た欧州文明の物質的側面の急激な輸入と、その結果として我国民の精神の深所に徐々に食ひ入つた或る微妙な歪みを指すのである。
-------

当時のふたりがなぜ交友をもたなかったのかは、さまざまな事情があったことと思います。

なによりも、漱石が専業作家として活動したのは、わずか十年であったことを忘れてはなりません。成熟するまでに時間がかかり、一人前になってからわずかな時間しか与えられなかった漱石は、自分の生命を削り取って作品に結実させていった、といっても過言ではありません。

二葉亭四迷没後、一時期は同じ職場に籍を置きながら、実質的には交遊がなかった二葉亭に対して、『長谷川君と余』(『思い出す事など』所収 岩波文庫)のように、実に心情にあふれた追悼文を残した漱石ですから、たとえば鴎外が自分より先に亡くなってでもいたら、間違いなく、何らかの追悼文を残したでしょう。

こういう位置にあった鴎外と漱石が、たとえ表面的には交遊がなかったにせよ、互いに反目したり、あるいは嫉妬したり、排斥したりということは、非常に考えにくいと思います。
漱石の弟子宛ての書簡にも、鴎外の名は散見されます。
ともに意識のうちにあったのは、日本や日本の文化の行く末であったことを考えると、互いに深い敬意を抱いていたと理解してかまわないかと思います。

まず、漱石と鴎外では、実際の年齢に五歳、差があります。
しかも、漱石が執筆活動に入った時期、鴎外はすでに押しも押されもせぬ大家の位置にあったことを、まず押さえておくべきでしょう。

漱石は明治二十四年、帝大の学生だった当時、正岡子規宛に以下のような内容の手紙を書いています。
--------
鴎外の作ほめ候とて図らずも大兄の怒りを惹き、申訳も無之(これなく)、是(これ)も小子嗜好の下等な故と只管慚愧致居候(ひたすらざんきいたしをりそうろう)。元来同人の作は僅かに二短篇を見たる迄に...続きを読む

Q夏目漱石の作品を読む順番のおすすめ

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の作品を一通り読んでみたいと思います。これまで「こころ」だけ最初から最後まで読み終わりました。ほかの作品は段落ぐらい触れた程度です。どなたか漱石の作品をどういった順番を踏んで読んだほうがよいのかおすすめいただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

別に決まりはないし気の向くままで良いと思いますが。
漱石全集ではこういう順序になってます。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/X/091801+.html
〈 全巻の構成 〉
◆ 1 吾輩は猫である (注解:竹盛天雄・安藤文人)
◆ 2 倫敦塔ほか 坊っちやん (注解:松村昌家・相原和邦)
◆ 3 草枕 二百十日 野分 (注解:今西順吉・出原隆俊)
◆ 4 虞美人草 (注解:平岡敏夫)
◆ 5 坑夫 三四郎 (注解:紅野謙介・吉田〓生)
◆ 6 それから 門 (注解:中山和子・玉井敬之)
◆ 7 彼岸過迄 (注解:中島国彦)
◆ 8 行人 (注解:藤井淑禎) (夏目 漱石)
◆ 9 心 (注解:重松泰雄)
◆ 10 道草 (注解:石原千秋)
◆ 11 明暗 (注解:十川信介)
◆ 12 小品 (注解:清水孝純・桶谷秀昭)


◆ 13 英文学研究 (注解:山内久明)
◆ 14 文学論 (注解:亀井俊介・出淵博) (夏目 漱石)
◆ 15 文学評論 (注解:岡照雄)
◆ 16 評論ほか (注解:小森陽一) (夏目 漱石)
◆ 17 俳句 詩歌 (注解:坪内稔典) (夏目 漱石)
◆ 18 漢詩文 (訳注:一海知義) (夏目 漱石)
◆ 19 日記・断片 上 (夏目 漱石)
◆ 20 日記・断片 下 (夏目 漱石)
◆ 21 ノート (注解:岡三郎) (夏目 漱石)
◆ 22 書簡 上 (夏目 漱石)
◆ 23 書簡 中 (夏目 漱石)
◆ 24 書簡 下 (夏目 漱石)
◆ 25 別冊 上 (夏目 漱石)
◆ 26 別冊 中 (夏目 漱石)
◆ 27 別冊 別冊下 (夏目 漱石)
◆ 28 総索引
◆ 別 漱石言行録 (猪野謙二編)

学校では中学で「坊ちゃん」高校で「心」をやる所が多いのではないでしょうか。
まず全集の1、2を読んであとは好きなやつでいいのでは。図書館や古書店にあると思います。全集は旧かな旧字体(繁体)ですが細かく註が付いています。旧かながまだ早ければ文庫版などで。

別に決まりはないし気の向くままで良いと思いますが。
漱石全集ではこういう順序になってます。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/X/091801+.html
〈 全巻の構成 〉
◆ 1 吾輩は猫である (注解:竹盛天雄・安藤文人)
◆ 2 倫敦塔ほか 坊っちやん (注解:松村昌家・相原和邦)
◆ 3 草枕 二百十日 野分 (注解:今西順吉・出原隆俊)
◆ 4 虞美人草 (注解:平岡敏夫)
◆ 5 坑夫 三四郎 (注解:紅野謙介・吉田〓生)
◆ 6 それから 門 (注解:中山和子・玉井敬之)
◆ 7 彼岸過迄 (注解:...続きを読む

Q漱石全集と夏目漱石全集

「漱石全集」が岩波から、「夏目漱石全集」がちくまから出版されていますが、どう違うのでしょうか?
文庫本で小説は全部楽しく拝読いたしました。
興味が出てきて、漱石日記、私の個人主義を(これも文庫本)読んでいます。
今は、夏目漱石の価値観や思想観などちょっとしたことでも、もっともっと知りたい気持ちでいっぱいです。

Aベストアンサー

 こんばんは。

 仰る「ちくま」が、ちくま文庫版と仮定して回答します。

岩波:正字。旧かな。文字通りの「全集」。

ちくま:新字。新かな。難しい漢字などはひらがなにしてある。文学と評論のみ。

 『漱石日記』は岩波文庫版でしょうか。これは、新字、新かな、難しい漢字はひらがなに直してありますね。
 『私の個人主義』は、講談社文庫版かな。

 漱石の時代の雰囲気を知り、あわせて全部を見たいのであれば、#1さんの仰る通り、やはり岩波の『漱石全集』でしょう。いちばん新しいもの(第1巻が1993年)か、ひとつ前のもの(第1巻が1984年)がいいと思います。

 それからですね、
 集英社『漱石文学全集』の別巻『漱石研究年表』は、漱石の行動を、一日単位で年表にしたすごい本です。
 また、
 ほるぷ『初版本漱石文学館』は、初版本を、装丁まで忠実に復元したものです。
 また、漱石の小説は、ほとんど朝日新聞に掲載されたんですが、当時の新聞を、挿絵ごと、そのまま写真版で復元したものもあります。ゆまに書房『漱石新聞小説復刻全集』です。

 漱石のひととなりを知るには、『書簡』がお勧めです。漱石は書簡の名手で、素晴らしい手紙を数多く残しています。岩波文庫の、抜粋の『漱石書簡集』から入ってみてもいいかもしれません。

 漱石の全集は、たくさん出ていて、その歴史は、日本の全集の歴史を象徴してるといわれているんです。これを書くのに、青英舎『漱石全集物語』を参考にしましたが、そんな本が出るほどなんです。

 復刻版は、かなり大きな図書館でないとないかもしれません。最初は、岩波版『漱石全集』か、岩波文庫の漱石作品がいいと思います。

 ご参考になれば。

 こんばんは。

 仰る「ちくま」が、ちくま文庫版と仮定して回答します。

岩波:正字。旧かな。文字通りの「全集」。

ちくま:新字。新かな。難しい漢字などはひらがなにしてある。文学と評論のみ。

 『漱石日記』は岩波文庫版でしょうか。これは、新字、新かな、難しい漢字はひらがなに直してありますね。
 『私の個人主義』は、講談社文庫版かな。

 漱石の時代の雰囲気を知り、あわせて全部を見たいのであれば、#1さんの仰る通り、やはり岩波の『漱石全集』でしょう。いちばん新しいもの...続きを読む

Q夏目漱石の作品「心」について

この間読んでしまいました~そして早速ですが、

この作品についてのすべてを知りたいんです^^

「すべて」って、つまり「こころ」の作成時代背景〔明治の終わり?〕、当時から現在までの出版回数、いくつかの訳本があるのか〔英語版、中国語版があるとは知っているが〕、
それに、「こころ」に関しての研究著作それとも論文があれば、教えてください…お願いします~!

「こころ」という作品に興味深く、自分もいろいろと調べましたが、ほかの意見も参考として読んでみたいんです。

参考になるサイト…または関連著作の題名、作者の名前が知っているのなら、教えてくださいね。また探します。
もう一度、お願い。

Aベストアンサー

 「こころ」は本当にすばらしい小説ですね! 私も大好きで、たぶん30回以上読み返したと思います。
 去年まで高校で国語を教えてましたが、生徒が感動を受ける小説という点からも、「こころ」はナンバーワンでした。生徒からは「この衝撃はきっと一生忘れない!」というような声を多く聞きましたし、休み時間や放課後に「こころ」について話しに来る生徒もたくさんいました。書かれたのは大正時代ですが、時代が変わっても読む人のこころに訴える小説だと思います。
 ところで、それくらいの人気の高い小説ですから、研究論文の数もまたものすごくたくさんあります。『こころ』論の載った専門書だけでも何百冊と出ていますし、雑誌論文ならたぶん何千という数になるでしょう。私もその全部に目を通したわけではありませんが、その中で取り敢えず一つだけを挙げます。桜楓社から『漱石作品論集成』というシリーズが出ていまして、これは漱石の主な小説についての優れた論文を集めたものなのですが、その一冊が『こころ』論に充てられています。まずそれを図書館で借りて、ざっとお読みになると良いと思います。それで、文学研究者が『こころ』についてどのような解釈をしているのかが一応分かると思います。そして、その時にきっとまた新いく『こころ』に接近する道が開けてくると思います。
 その後、さらにどういうふうに進まれるかは、そのときに考えればよいのであって、私の考えでは、『こころ』の魅力は一生かけて追跡してもしきれないほど大きなものです。(本当は『こころ』だけでなく、漱石の小説は多くそうなのですが…。)「この作品についてのすべてを知りたい」とおっしゃるkenkaku さんの熱意と意欲に深い共感を覚えます。kenkaku さんが長い時間をかけて『こころ』の魅力に分け入っていかれることをこころからお祈りし、応援したいと思います。頑張ってくださいね。

 「こころ」は本当にすばらしい小説ですね! 私も大好きで、たぶん30回以上読み返したと思います。
 去年まで高校で国語を教えてましたが、生徒が感動を受ける小説という点からも、「こころ」はナンバーワンでした。生徒からは「この衝撃はきっと一生忘れない!」というような声を多く聞きましたし、休み時間や放課後に「こころ」について話しに来る生徒もたくさんいました。書かれたのは大正時代ですが、時代が変わっても読む人のこころに訴える小説だと思います。
 ところで、それくらいの人気の高い小説...続きを読む


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