矢の先の方に付いているものなのに、なぜ「矢『尻』」なんでしょうか。

　矢尻（鏃）を字引で引きますと、「矢の先の、突き刺さる部分。鉄製が普通であるが、古くは石・骨などをも用いた。」と書いてました。
　矢の先の方に付いているものなのに、なぜ『尻』なんでしょうか。
矢を飛ばすと矢尻を先にして飛んでいくわけです。尻を頭に飛んで行くというのはヘンな感じがします。昔は、前うしろ関係なく、端っこの方は「尻」と呼んだのでしょうか。

No.4 ベストアンサー 回答者： mike_g 回答日時： 2007/12/17 20:06

国語辞書(Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition, Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997)によれば、

【尻】＝長く続いているものの末端
用例として、「杖の尻＝杖の先」とあります。
だから、「矢の尻＝矢の先」ということで納得しましょ。

この回答へのお礼

　ご回答ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時：2007/12/18 08:34

No.5 回答者： tomajuu 回答日時： 2007/12/18 00:29

私も、その尖った部分を下にして収納することから来てるに１票です。

端のことを何でも「尻」と言うなら、矢の　もう一方の端（弓の弦に当てがう側）も「尻」です。こちらは「筈・はず」または「弓筈・ゆはず」と呼びます。

まず「やじり」という言葉があり、それに相当する部位の中国語（漢字）として「鏃・ぞく」があてられました。「鏃」こそ本当の意味での当て字です。　まあ、「や・しり」に「矢・尻」の漢字を使ったのも当て字と言えますが・・・。

この回答へのお礼

　ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/12/18 08:35

No.3 回答者： ayagu 回答日時： 2007/12/17 18:35

矢尻は当て字になるのではないのでしょうか？

大陸より輸入されてきた文字は鏃だったのだと思います。
鏃には「矢の先」とか「鋭い」とかの意があります。
仮名文字が盛んになってきた頃に文字の変化があったかも知れませんね。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。質問の真意はＮＯ．１のお礼のとおりです。

お礼日時：2007/12/17 19:10

No.2 回答者： huna0000 回答日時： 2007/12/17 18:33

筒などに入れる際、矢先を下にするからのようです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。なるほど。

お礼日時：2007/12/17 19:08

No.1 回答者： mat983 回答日時： 2007/12/17 18:31

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2

鏃（やじり）が正しい漢字です。
上記サイトを参考にして下さい。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。質問の真意は漢字ではなく「やじり」という読み方です。「やじり」は「矢」と「尻」からできている和語だと思いますが。鏃は漢音でも呉音でも「やじり」とは言わんと思いますが。

お礼日時：2007/12/17 19:07