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矢尻 は尻なのに先頭なのはなぜ?


矢尻は矢の相手に刺さる部分といった旨のことが調べたら書いてありました。
矢尻は矢を放つ時、先頭に当たる部分(頭?)なのになぜ後ろを表す「尻」が使われるのでしょうか?

A 回答 (4件)

矢はその形状から、保管収納する時に矢尻を


下向きに矢筒にさしてあるのが普通です。
日本の場合は矢を収納してある状態を
基準とした名称になっているので、「やじり」。
また。
矢の頭は刺さる方ではありません。
羽の付いた方が頭なんです。
だから矢尻で問題ないのです。
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日本では矢を立てて収納し、その状態を基準とした名称になっているので、「やじり」です。



西洋の矢は、水平になっている、もしくは放たれて飛んでいる時の状態を基準にした名称なので、矢尻は「arrowhead」になります。
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No.1やNo.2の方が回答しているようなことなのかもしれませんが、「元と末」で、「末」の方、末端を「しり」という例はそこそこあります。

 帳尻は「帳簿の記載が終わった結果」という感じですが最終のところって感じでもあります。 長居することを「尻が長い」とも言います。 ずーっと先まで長くということかもしれません。 利尻・国後のシリはアイヌ語で島の意味だそうですが「尻・後」の文字を充てています。 シリの発音には「末端・手元や近い方ではなく離れた、遠距離、時間的な先」を感じていたのが、日本人かもしれません。 
古事記ではシリに「斯理」の文字を充てています。
古事記 歌謡四六
原歌 美知能斯理 古波陀袁登賣袁 迦尾能碁登 岐許延斯迦杼母 阿比麻久良麻久
読下 みちのしり こはだをとめを かみのごと きこえしかとも あひまくらまく
解釈 道の後 古波陀孃子を 雷の如 聞こえしかども 相枕枕く
古事記 歌謡四七
原歌 美知能斯理 古波陀袁登賣波 阿良蘇波受 泥斯久袁斯叙母 宇流波志美意母布
読下 みちのしり こはだをとめは あらそはず ねしくをしそも うるはしみをもふ
解釈 道の後 古波陀孃子は 争そはず 寝しくをしぞも 麗しみ思ふ

なお、刀の鞘の小尻とか鞘尻とかは刀や太刀の切っ先・先端部分が入るところです。
刀を武器として使う場合、切っ先・帽子と今は呼んでいる部分が先端になって、柄が手元ですから、離れた場所になるのをシリと呼んでも、おかしくなかったのかもしれません。

矢の場合、いろいろな形状があって、矢羽根のないのやら、鏃がないのやらもあります。 日本の昔でも、鏃と矢柄や矢羽根は別々の構成部品だったろうと思います。 その矢の先端部分(射手からすれば向こう側)につけるので鏃を矢ジリにつける、矢尻・鏃と言ったのかもしれません。
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古語辞典を牽いたら、「しりへ[後方]」となっていました。

 「へ」が場所や方角のようなものを表すとして、「しり」は「あっち、むこう、遠い」の意味かもしれません。
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