先日、キャバリア(メス6才)を亡くしました。子宮蓄膿症でだいぶ弱ってしまっていて、手術しなくては1週間位しかもたないとのことでした。手術自体は難しくないが、麻酔によるリスクがあるといわれましたが、他に選択の余地もなく、手術をお願いしました。麻酔のリスクは深刻なものという感じではなかったので、大丈夫だろうと思っていたら、手術後に心筋梗塞を起こしたそうです。獣医さんを責めるつもりはありませんが、このようなケースも珍しくないものなのでしょうか。また、蘇生の可能性はなかったのでしょうか。あきらめがつければと思いご質問させていただきました。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
お悔やみ申し上げます。さぞかしお力を落とされていることでしょうね。子宮蓄膿症の場合、発見が遅れて治療が遅れると、体の状態は非常に悪くなります。とくに重症の場合、子宮にたまった大量のバイ菌がエンドトキシンと呼ばれる物質を放出し、全身を著しく弱らせます。こうなってしまうと手術のリスクは非常に高くなります。ですから、子宮蓄膿症の場合はこのような重篤な状況に陥る前に発見し、なるべく早く手術することが重要です。実際には、大変残念なことですが、一か八かという状況で手術をし、命を落としてしまうケースもあります。もっとひどい場合は危険すぎるために手術すらできない場合もあるのです。
また当然、避妊手術によって根本的に予防することも重要です。繁殖に使う予定がなければ避妊手術をするべきです。多くの獣医が避妊手術を勧めるのは、子宮蓄膿症のような命に関わる病気を予防することが第一の理由です。
また、キャバリアという犬種は、犬種の特性として生まれつき心臓に問題を抱えています。ですから、今回はそのうまれつきの心臓のリスクと、子宮蓄膿症による体へのダメージが悪い方向へ出てしまったと考えられます。
以上が専門的に見た場合の、子宮蓄膿症に対する客観的な理解です。お力になれるかどうか分かりませんが、なにかのご参考になればと思います。大変残念なことですが、どうぞお気を落とされませんように。
血液検査の結果、手術に関しては決して出来ないような
状態ではないようでした。ただ、やはり年齢や病状や
心臓の弱い犬種だったことが、麻酔のリスクを増したのでしょうか。
詳しい御回答ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
悲しいですね。
私も以前飼っていた柴犬が腎不全で、点滴やらたにやら色々試した挙げ句死んでしまったので、お気持ちお察しします。でも、手術なしで一週間しかもたない、というのは手術したらいずれ回復する、という事ではなく、賭けのようなものだったのではないか、と思います。
麻酔は人間でもリスクがともなうものですから、人間より身体の小さい犬には、たしかにかなりの負担でしょうね。蘇生は、心筋梗塞の場合は、まず難しいのではないでしょうか。人間もそうなんですけど、仮に蘇生が上手くいったとしても、またその後で発作が起き、蘇生、を数回繰り替えすと思います。
断言できませんが、おそらくその後、しかも数日の間に死に至るのではないかと思います。また、蘇生のための機材などが、どこの獣医さんのところにもあるかどうかも分かりません。愛犬を亡くされたばかりのようですね。まだ実感がわかないのではないかと思います。
私の時は、半年くらい、こころにポッカリ穴があいたようでした。悲しいとはおもえませんでした。なにも感じなかったんです。でその後、
「ああもうあのコにはこの世では会えないんだなあ」と思うと、悲しくて、毎日泣いていました。
それから6年たちますが、今は
「私たちのところへやって来てくれて、生きている間本当に楽しい思いをさせてもらった。ありがとう」
という気持ちです。
この世に生まれてきてくれて、せいいっぱい生きて、死んでいった、うちの犬は、生き物のすばらしさを身を持って私に教えてくれた先生みたいなものです。今は、感謝の気持ちだけです。
ありがとうございます。
まだ一週間もたたないので、気持ちが落ち着きませんが、
早く感謝の気持ちで満たされるようになればと思います。
No.2
- 回答日時:
まずは、お悔やみ申し上げます。
実際にその状態を見ていないので、はっきりしたことは言えないことをお断りしておきます。まず、子宮蓄膿症の手術は、簡単なものではありません。手順自体は、避妊手術や帝王切開に似ています。しかし、病気の体にメスを入れるというだけで、リスクが高くなります。細かい説明は省きますが、膿でぱんぱんになった子宮を取り出すことも、体に負担をかけます。術後の管理も気を遣います。
また、どんな手術でも麻酔のリスクはあります。体力が衰えていれば、なおさらです。
飼い主さんの目から見ても弱っていたこと、予後がかなり短く宣告されたことから、元々の状態がよくなかったようですね。それから、キャバリアは心臓が悪くなる素因を持っています。6才というのは、その兆候が出てもおかしくない年齢です。心雑音があると診断されたことはありませんか?
こういったことを考えると、今回の悲しい結果は特殊な事例とは限らないと言えるでしょう。ただ、放置して死を待つより、たとえリスクがあっても完治の可能性がある手術を選択したのは、私は間違いではないと思います。
蘇生の件については、難しいですね。弱った体に手術のストレスが加わった状態ですから。人工呼吸をして、心臓マッサージをして、薬を投与して…とやっても、動物の蘇生率は高くありません。やっとで死の淵から戻ってきても、障害が残ったり、すぐに具合が悪化することもあります。正直言って、長いこと苦しんできた動物に無理矢理な蘇生処置を施すのがいいことなのか、疑問に思うこともあります。これは安楽死の問題にも通じますね。
手術に関して疑問や不審な点があれば、かかりつけの先生に遠慮なく訊いていいと思います。こういった場では、どうしても一般論になってしまいますから。
No.1
- 回答日時:
お悔やみ申し上げます。
麻酔によるリスクがあることについて、詳しくお聞きしましたか?
我が家の前代のワンコは、13歳で旅立ちましたが
最後は麻酔から一旦覚めたものの、体力不足からそのままでした。
確かに麻酔のリスクと聞いても、ピンとこないと思います。
ただ全身麻酔は、すごく体に負担がかかるものですので、絶対に安全とは言いきれないはずです。
手術前には絶対に検査をするはずなのですが、その際に肝機能検査があるはずです。
我が家のワンコは、老犬だったので肝機能が落ちていたのが一番の原因でした。
ただ手術を受けないと数時間後に苦しみながら死ぬという状況が待っていました。
そこで今一番体に負担のかからない「ガス麻酔」にて緊急手術となったのです。
その点では、ウチと近い状況だったのでしょうね…
病院の先生とは、どういうお話をしたのでしょうか?
まだまだ6歳というてんでは、ウチのワンコとはくらべものにならないほど若いです。
麻酔のリスク、といわれるのならばどんな麻酔で手術を行うかお聞きしましたか?
ウチの場合は、もう選択肢が無かったのにもかかわらず、先生が私達を完全理解するまで、説明した後大きな病院の施設をお借りしての手術でした。
完全な理解の上でも、少々心に後悔は残りました。でも今は先生に感謝の心で一杯です。
説明が不充分だと、後悔が積もりますよ…
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