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よく、グラフィックデザインではフォントが重要。フォントを勉強しなさいと言われています。確かにフォントによって受ける印象は違うと思います。つまりフォントを勉強するということは、多くの種類のフォントを知って、自分がデザインする時のフォントの引き出しを多くしておけということなんでしょうか?
歴史のある化粧品会社のグラフィックデザイナーは、入って半年くらいは、その会社のフォントをひたすら書く練習をするらしいです。
アートディレクターやデザイナーを志望する人は、みんなそんな風にフォントを書いて練習する必要があるのですか?それとも知っていればそれでいいのですか?教えてください、お願いします。

A 回答 (3件)

>よく、グラフィックデザインではフォントが重要。

フォントを勉強しなさいと言われています。

フォントは例えば映画で言えば「言葉」です。
多くの話し方を知っていれば演技に深みや臨場感が出せるのと同じで
多くのフォント(と言うか、書体全般です)を知っていれば
デザインの表現にも幅が生まれて説得力が増します。
そうした意味でフォントは重要だと言うことができます。

>多くの種類のフォントを知って、
>自分がデザインする時のフォントの引き出しを多くしておけということなんでしょうか?

多くの種類を知っておくことは重要です。
ただ、やたらと多くのフォントを使うことが良いデザインではありません。
自分のデザイン表現に合ったもの、情報を正確に伝えることのできるもの等々
多くのフォントの中から目的に叶ったものを選びだすセンスが重要です。
そのためには多くのフォントを知っておくことが求められます。

>歴史のある化粧品会社のグラフィックデザイナーは、
>入って半年くらいは、その会社のフォントをひたすら書く練習をするらしいです。

あの方の時代はそうでした(笑)。

>アートディレクターやデザイナーを志望する人は、
>みんなそんな風にフォントを書いて練習する必要があるのですか?

必要性は個人によって違いますが、誰にとっても意味はあると思います。
ただそれは「描く技術」ではなくて「構成の基礎を知るために」です。
書体はどれも完成された構成物です。
白と黒、直線と簡単な曲線だけで構成されたデザインの極致と言ってもいいです。
それを自らも描くことでバランスの妙味を知ることができます。
それらはデザイン、レイアウト全般にわたって応用できるものです。
そうした目的では重要ですが、それを実際のデザインに使うことが目的ではありません。
絵画で言えば「模倣」と同じ練習法です。

現在はキーボードの操作で望む書体が瞬時に取り出せますから
自らが書体を「創る」必要はなくなりました(フォントデザイナーは別ですが)。
が、そのぶん「既製の書体を使って如何に効果的、個性的なデザインを創るか」の部分で
「文字組み」が重要になってきています。
書体を選ぶことだけでデザイナーの役目が済むのではなく
選んだ書体をどのように組む(“組み合せる”ではありません)か、で
デザイナーの素質が問われる部分になると思います。
この事については先の回答にありますから特に触れません。



私も写研で育った時代ですから、いまだに自分の文字組みの基本はOKLです(汗)。
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この回答へのお礼

>書体はどれも完成された構成物です。
白と黒、直線と簡単な曲線だけで構成されたデザインの極致と言ってもいいです。
それを自らも描くことでバランスの妙味を知ることができます。
それらはデザイン、レイアウト全般にわたって応用できるものです。

書体一つ描くことからも、デザイン、レイアウト全般にわたって力を付けられるということですね!これと平行して、自分のデザインの表現力を養う為にフォントの知識も付けておきます!!
ありがとうございました!!

お礼日時:2008/01/29 18:20

多くの種類のフォントを知って、自分がデザインする時のフォントの引き出しを多くしておけということなんでしょうか?←これだけでは有りません。


個別の文字の特徴や並べた時のバランスが調整出来る事も重要です。
特に見出し等に使う場合は、普通に文字を並べただけではバランスが悪く成ります。
文字を綺麗に見せる為には、文字間隔や隣の文字と関係した大きさの微調整が必要と成ります。
これらはフォント毎に違うので、どのフォントを使った場合でも調整が出来るように、文字の画数や形態による見え方の違い、文字のそれぞれの大きさの違い、並べる位置や高さ等も知る必要が有ります。
ファントを使って『綺麗にバランス良く見せる為のデザイン力』も必要です。
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この回答へのお礼

>文字間隔や隣の文字と関係した大きさの微調整が必要と成ります。

>ファントを使って『綺麗にバランス良く見せる為のデザイン力』も必要です。

これが文字組みというものですか!?
僕は学校の課題で、モノクロ二階調の設定で広告を作った時に、文字間隔や行間隔に非常に注意したのを覚えています。そのときはMS明朝とMSゴシックしか使わなかったんですが。。
様々なフォントを使って奇麗にバランスよく見せる為のデザイン力も意識して養おうと思います。
ありがとうございました!!

お礼日時:2008/01/29 18:14

>アートディレクターやデザイナーを志望する人は、みんなそんな風にフォントを書いて練習する必要があるのですか?それとも知っていればそれでいいのですか?教えてください、お願いします。



今職場でリーダシップを取ってで活躍している世代は、学生時代はまだアナログで、スケッチを描くにも文字を初めとして手描きで修錬を積んだ人たちが多いでしょう。そういう意味でそんな神話がどこかに生まれたんですかね。
しかし文字を手描きした世代は、それだけ文字デザインに関する思い入れは強かったと思いますしこだわりも強かった。デジタル以降は幻の書体になってしまった写研の石井書体にいつまでも決別できずに写植にこだわり続ける出版社も多かったしね。しかしそれも効率化の波には勝てなかった。デジタル化して印刷全体の質が落ちたと言われる影には、こだわりの文化が希薄になったことが要因としてあるんじゃないですか。
文字に限らず、深く関われば関わるほど感性が磨き込まれていくもんですよね。それはその人の財産になると思いますし、それが文化を支える。

必要があるかどうかは、本人のスタンス次第ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>文字に限らず、深く関われば関わるほど感性が磨き込まれていくもんですよね。それはその人の財産になると思いますし、それが文化を支える。

非常に参考になりました!手を動かすことは性に合っていると思います。今ではパソコン一つで大まかなデザインは出来てしまいそうですが、何か物足りないです。手を動かした上でのパソコン作業なら、感性も磨かれそうですね!がんばります!!

お礼日時:2008/01/29 17:54

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