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ふと気になったのですが、
人間以外の動物は双子・三つ子以上の事が多いですが、
全て一卵性なんでしょうか?それとも二卵性などの場合もあるのでしょうか?
とりあえず哺乳類中心でお答え頂ければ有難いです。

専門の方よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

通常は子供の数だけ排卵してますよ。

人間は平均的な妊娠だと子供一人だから卵は一つだけど、ネズミなんかだと5卵、6卵当たり前です。
ミックス犬なんかだと、生まれてきた子犬は1頭ずつ特徴がちがうでしょ?一卵性ならみんなおんなじような子になるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
では動物には一卵性双生児は存在しないという事でしょうか。
あるにはあるのでしょうか?

今気づきましたが質問の一卵性と二卵性を、思ったのと逆に書いてしまってましたm(__)m
正しくは「一卵性の場合はあるのでしょうか?」でしたね、すみません。

お礼日時:2008/02/20 23:06

専門ではありませんが、以前調べた事があります。


一卵性、二卵性を説明する前に、先に、多産について説明する必要があります。
弱肉強食の自然界で被捕食者である小動物(犬・猫・ネズミ・・・など)が捕食者や外敵に襲われても、少しでも多くが生き残れるようにと、一度にたくさんの子供を産むことで次の世代の生存数を増やす。これが多産です。
これら、多産の動物の子宮の多くは左右二つに分かれていますし、それぞれに数頭入っても大丈夫な仕組みになっていますので、一度の妊娠でたくさんの子供を宿す事ができます。
もちろん、卵巣からは、様々な異なる個性を持つために、数多くの排卵があります。
発情期をむかえた多産の動物のほとんどが一度に複数の雄の精子を受精することが出来きるようになっています。
猫なんかは一緒に生まれた兄弟が全然似ていないことなんかもありますが、実は父親が違うことも珍しくありません。
また、犬では排卵数も大型犬ほど多く、通常、排卵数=出産数と考えられます。
動物の双子(以上)は人間でいう二卵生双生児になります。

> 人間以外の動物は双子・三つ子以上の事が多いですが、全て一卵性なんでしょうか?それとも二卵性などの場合もあるのでしょうか?
【回答】「一卵性双子は多産、少産にかかわりなく自然界では滅多に起こらない特殊な事象です。」
その確立は、独立行政法人家畜改良センター熊本牧場 平田 氏のレポート「体外受精技術を活用した褐毛和種改良」の中に自然界における牛一卵性双子の確立は1/1000程度と記されています。
このレポートは人と同様に多産ではない牛の例ですが、多産動物も少産動物も卵母細胞の細胞膜を取り囲む丈夫な透明帯を精子が突き破り結合するプロセスは同じなので、一つの受精子における一卵性双子の確立に大きな違いは無いと思います。
従いまして、多産動物は少産動物に比べ、排卵数の多い分だけ一卵性双子は発生するでしょうが、授精子レベルでの発生率は極めて稀であるといえます。

上記について以前は、論文がホームページに公開されていましたが、現在は非公開のようです。
ご興味があれば、下記へお問い合わせください。
独立行政法人家畜改良センター
論文名「体外受精技術を活用した褐毛和種改良」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、自然界では一卵性双子はすくないのですね。
確立は1/1000…人間はやはりもっと高い値なんでしょうか?!
だとしたら何故人間だけ確率が高いのでしょうね。
生物は不思議ですね。

お礼日時:2008/02/28 21:45

No.1です。


仰るとおり、人間はウシなどの子供を1体づつ出産する哺乳類の中で、群を抜いて双生児の発生率は高い生物です。
双生児の発生率と、母子の生存率には因果関係が認められ、出産後の母子の生存率が低い場合、双生児の発生率も下がることが分かっています。
ただ、因果関係が認められるだけで、明確な原因究明はされていません。

ヒトの一卵性双生児の発生確率は人種をとわず0.4%程度と一定です。
一定である理由は、一卵性双生児の発生は卵の分裂によるもので外的要因を受けにくいことが理由にあげられます。
ヒトの二卵性双生児の発生確率は人種や環境的などの外的要因の影響を受けやすく結構差があります。
(多い国や地域では1.0%、少ない国や地域では0.3%)
今の日本人の二卵性双生児の出産確率は、出産数の1%弱が双子であり、子供の数の1%強が双子ということになります。
これは、排卵誘発剤などの不妊治療の進歩と、困った事に環境ホルモン、ダイオキシンそしてストレスなどが理由として考えられています。

ちなみに、昔、日本では後から生まれるほうを兄や姉にしました。
この習慣の解釈は、先入れ後出し法「先に入った方が後から出てくると考えたから」だそうです。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。
さらに詳しい回答で新しい発見ばかりでした!
生命とは奥深いものですね。

お礼日時:2008/03/04 19:45

No.2です。


失礼しました。
No.3のコメントの冒頭で、No.2とNo.1を書き間違いました。
スミマセンでした。
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