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イージス艦はすべて弾道ミサイルに対して迎撃能力があるものと思っていましたが、違うんですね。
//headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000043-jij-soci

以下質問です。回答はすべてについてでも、あるいはどれか一つについてだけでもかまいません。

・国内の6隻のうち、弾道ミサイルに対して迎撃能力のある物は何隻ありますか。
・迎撃能力の有無を決める要素は何ですか。単純に、それ用のミサイルを積んでいるかどうかですか。
・6隻全部に迎撃能力を持たせた方が良くね?

A 回答 (5件)

わが国のイージス艦は、6隻、うち4隻が「こんごう」型、2隻が「あたご」型です。


現在、弾道ミサイル迎撃能力があるのは、「こんごう」1隻のみで、「こんごう」型の残り3隻を毎年1隻ずつ改修し、能力を付与していきます。
「あたご」型2隻について、能力を付与するかどうかは、未だ検討中のようです。
迎撃能力を決めるのは、イージスシステムに弾道ミサイルを迎撃するための計算機能が付与されていること、弾道ミサイル迎撃用のSM-3ミサイルを搭載していること、イージスシステムがこのミサイルを誘導できることが必要です。これらの能力を持たせる改修を「こんごう」型に順次付与しているということだそうです。
BMD能力の向上という観点からのみであれば、「あたご」型も改修するというが良いことになりますが、6隻のイージス艦のミサイル全てをSM-3にしたところで、北朝鮮のノドンミサイル全てを迎撃できるわけではなく(なんといっても数が多い)、また、SM-3には、通常の防空能力がない上、イージス艦がBMDに対応している間は、防空能力が著しく落ちることになるそうです。さらに、イージス艦が艦艇である以上、日本海に展開しても潜水艦や工作船の脅威にさらされることも考えられます。また、費用も莫大なものになると思われます。
だとすれば、イージスBMDに何を期待するかを考えた上で、6隻全てにするか、4隻にとどめるかを冷静に検討するべきでしょう。今後、陸上配備型のミサイルで、SM-3と同様の高高度迎撃能力を持つものを配備するというのも選択肢として考えていく必要があるのかもしれません。
いずれにせよ、相当の予算を必要とするものなので、現在のように、国防とは直接関係のない事故や不祥事を理由に、中身議論しないまま政局がらみで、防衛費の削減を主張するような政治屋さんが国会を牛耳っている限り、まともな計画はでてこないでしょうね。
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<6隻全部に迎撃能力を持たせた方が良くね?>



迎撃能力をもたせると
お金がかかりますが・・

A)どういう根拠で
  敢えてそこに資金を投入する必要性があるというのでしょうか?

質問者さまの思考の背景がよく分からないので・・

説明くださいますか?

この回答への補足

もちろん、あなたのご家族がより安全にお過ごしいただけるように、ですよ。
撃墜能力が1隻と6隻では異なるのは自明の理だと思いますがね。

「金がかかるから1隻あれば十分」とのご指摘、ありがとうございました。

補足日時:2008/03/22 08:44
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今のところ「こんごう」1隻のみが弾道弾の迎撃能力を保有しています。

「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」については予算が認められているので、毎年1隻ずつの改修。

迎撃能力の有無ですが、イージスシステムというのは対空/対艦/対地/対潜などに渡って統合された戦闘のマネジメントシステムのことで、MDに対応した改修というのはハード(コンピュータの換装、レーダーの改良)とソフト両方の改装、衛星や航空機から情報を貰うための通信能力の改善となります。これでやっと「弾道弾がどこにあるか」ということが分かるようになるので、ミサイルを積むのはそれからですね。

簡単に言うと、弾道弾という兵器がある限り弾道弾迎撃のためのシステムの改良は延々と続けられます。現に今も改良型が開発されており、「あたご」などはその搭載を待つために迎撃能力の搭載を後回しにしているようですね。どうせ「こんごう」も改修時に「あたご」と同レベルの機能に改修されてますので、どこからやってもあまり変わらないです。

あと、「あたご」のミサイル試射はあくまで通常の対空ミサイルであり、弾道ミサイル迎撃実験を行ったのは「こんごう」です。お間違えの無きよう。
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前方不注意で、漁船を撃沈したイージス艦は、ミサイル迎撃実験を成功させての帰りでしたが、「成功!」っていうのを勘違いしている人も多いようです。


難しいシステムを作る場合、いきなり難しいことをやろうとしてもできません。「第1次3ヵ年計画」「第2次3ヵ年計画」っていうように段階を踏んで、簡単なシステムから、実績を積みながら複雑で実用的なものに仕上げてゆきます。

で、今回の迎撃実験ってのは、「おーい、○月○日の□時■分ごろ、北緯●○、東経△▲で、高度×xxmあたりをミサイル飛ばすからな」ってイージス艦は、あらかじめミサイルの飛んでくる日時・場所を知っておいて、迎撃したわけです。

野球でいえば、どんな球種の球をどのあたりに投げるか、教えてもらって打者がヒットを打ったようなもんです。

まだまだ実用化には、ほど遠いしろもんなんです。でも、こうした地道な研究を(膨大な金を注ぎ込んで)続けることで、いつの日にか、それなりの弾道ミサイル迎撃システムが完成する(かもしれない?)のです。

ということで、「イージス艦6隻全部に弾道ミサイル迎撃能力を持たせたい」といっても、その技術はまだ完成していないので無理です。
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詳しくは、知りませんが、国内6隻のイージスシステムは、ソフトウエアが、それぞれ違うようです。

今回の6隻目は、ベースライン7.1Jと言うタイプで、こんごうタイプの3隻は、ベースライン4-J1のようです。4隻目がベースライン5Jと言う事で、この4隻目が、1番、戦闘的かも知れません。イージスシステムは、1隻だけで、使うのでなく、米国のイージスと共同で、配備することで、成り立つようです。米国は、日本が、米国と同じグレードの装備を持つことを、許可しません。戦闘機しかり、同じ機種でも、自国の装備より、グレードを下げて販売しています。スペインに販売したもの、台湾に販売したものは、また、違うグレードのようですね。

迎撃能力の有無を決める要素は何ですか>>>>戦闘システムです。全部コンピューター制御ですから、ソフトが命でしょうね。

6隻全部に迎撃能力を持たせた方が良くね?>>>>それは、日本的考えですから、米国は、望んでいません。日米安保が崩れます。
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