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オフマイク向きのコンデンサーマイクを探しています。
価格帯は問いません。
このマイクだと、オフでも輪郭がくっきりする、とか、このマイクは奥行きのあるアンビエンスを収録できる、など、いろいろな情報をいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

辛口ですいませんが、


「どのマイクがオフマイクで『輪郭すっきり』、『奥行き感ばっちり』で録れるか?」
という問いは、ちょっとマイクの本質からはみ出した問いです。

「こういう録り方をする時に、『輪郭すっきり』、『奥行き感ばっちり』なマイクは何か?」

と、まずは録り方から考えていかないと、『輪郭すっきり』、『奥行き感ばっちり』な録音はできません。

実際、どんな音源を、どのような環境や機材、セッティングで録音するかで、アマチュア価格帯のマイクでも選択肢は大きく変わってきます。
何より、ちゃんとした「オフでアンビエンスを録りやすい録音(スタジオ)環境」が無いことには、どんな高価高性能なマイクを使っても、きれいなアンビエンスの録音はできません。
オフマイク録りは、マイクよりも録音環境の方が遙かに大事です。

で、どういう音源を、どういう環境(場所)で録音される予定なんでしょうか?

仮に、ある程度ちゃんとした録音スタジオ環境を使えるのであれば…ですが、音の輪郭とアンビエンス感は大体において相反する関係がありますので、指向性切替ができるサイドアドレス型のコンデンサマイクで、距離、角度、指向性を調整しながら「奥行き」と「輪郭」の最適セッティングを探っていくのが常道です。
そういう使い方では、私はアマチュアなので個人的に所有しているわけではないですが、借り物で自分が使ったことのある中では
http://store.miroc.co.jp/mishop/main?act=detail& …
http://www.hibino.co.jp/proaudiosales/product/sh …
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
なんかが、なかなか使いやすかったですね。

でも、自分の貧乏機材で「奥行き」と「輪郭」の両方をそれなりに狙いたい時には、『ややオフ』でセットしたマイク1本とアンビエンスマイク1本の計2本で録り、後でミキシングでカバーする手を使うことが多いです。そういうやり方では、ある程度の「良い部屋鳴り」が録れるスタジオなら、
http://www.hibino.co.jp/proaudiosales/product/sh …
のようなM-S型のワンポイントステレオマイク(2本のマイクを交差するのではなく、単一指向性と双指向性のマイクを組み合わせたステレオマイク)を使って、直接音と間接音を同時に録る方法も結構有効です。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、ありがとうございました。
よく雑誌のレビューなどで、「オフマイク録音におすすめ」などと書かれていることが多く、どれを信じればいいか分からないので質問させて頂いた次第です。
kenta58e2さんのご回答は合理的で明快で、とても納得いたしました。雑誌のレビューなどは、企業間の力関係によって書かれた、宣伝文句的な要素が強いように思えてきました。

お礼日時:2008/08/17 02:28

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