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産業技術総合研究所って知っていますか?独立行政法人で、国内最大規模の研究所だそうです。つくば市の研究所です。

研究機関として国内の一流企業(富士通や松下や東芝や日立など)や大学は知名度が高くて目立つ、存在感があるのですが、産業技術総合研究所って大きな研究所でありながらあまり目立つような、知名度が高い研究所には見えないのですが、みなさんは、どう見えますか?

・一流企業に並ぶ研究機関でしょうか?
・そこで働いている研究者のレベルって高いでしょうか?(ノーベル賞取得者はいないようですが)博士の中でも優秀な研究者は多いのでしょうか?
・産総研より優秀な研究者が集まっていると言われている研究機関を知っていたら教えてください。

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A 回答 (3件)

#1、#2の回答者です。

しばらくWebを見ておらず回答遅れて申し訳ありません。

>計量標準の研究ってそんなにお金がかかるのですか?

かかります。まず、国際標準原器や各国の標準との比較を行ったりするだけでも大変な労力と費用がかかります。さらにこの標準を維持する費用。さらに標準精度を高めるための開発費用など出費は大きいです。

>企業にも多額の資本金や収入があるとは思うのですが、難しいのでしょうか?

計量標準を維持することでそれなりの収入が見込めれば別ですが、一般にはそうではありません。つまり、費用>収入 となって損失となってしまいます。
産総研のようなところでまとめてやってもらえれば、1つあたりの費用は下がりますので、企業はこういう機関にお金を払ってやってもらうわけです。
もちろん、大手の計器メーカなどは生産量が多いので、自前でやった方が安い場合もあるかもしれません。しかし、この場合も標準原器や外国の標準との比較などは費用が大きすぎるので、産総研との比較認定をしてもらいます。
もしも、日本に標準機関がなかったらいちいち外国まで依頼しなければなりません。製造業を国の基幹産業とする日本でもしこのような事態になれば大変な損失でしょう。

>研究業績として取り上げられにくいとはどういうことなんでしょうか?

わかりやすい例で説明します。
流量の計測標準は単純にある時間、液体を流したときに、流した時間と最終的に溜まった液体の体積の二つの量をいかに精確に測るかにかかっています。
この時、流す時間を決めるために瞬時にバルブをとめる、または流れを別の方向に切り替えるといった技術が必要になります。
大学で「板を高速で動かして流れを切り替える」といった研究をしても、あまり受けはよくないだろうことは皆さんの想像に難くないと思います。
(少なくともノーベル賞は無理だとはおわかりいただけるかと)
しかし、産業基盤上は前記の理由でとても大切な研究なのです。
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この回答へのお礼

詳しい回答、ありがとうございました。

産総研が、とても重要な枠割を持っていることがわかりました。
詳しい説明、ありがとうございます。

お礼日時:2008/04/29 21:20

#1の回答者です。



> 一流企業:国民の生活に必要なものを作る
> 大学:新しい発見を求める
> 産総研:新しい発見やこれまでの研究を基に、どのように国民の生活に生かすか、どんなものが新しく作れるか研究をやっている

概ね目指すところはこれで合っていると思いますが、大分錯綜しているのが実情です。
しかし、産総研の場合には企業・大学が決してやらない、計量標準などの研究があるのが大きな違いに思えます。
このような研究は必要ですがコストがかかるため企業ではできません。
また、研究業績として取り上げられにくいため大学でもほとんどやられません。

このような縁の下の力持ちに投資できることが日本の技術力、ひいては経済力の源泉になっているとわたしは信じています。

この回答への補足

しかし、産総研の場合には企業・大学が決してやらない、計量標準などの研究があるのが大きな違いに思えます。
このような研究は必要ですがコストがかかるため企業ではできません。
また、研究業績として取り上げられにくいため大学でもほとんどやられません。

→大変参考になる解説、ありがとうございます。興味深いと思いました。産総研って重要な役割を持っていることがよくわかりました。大学や企業がコストや研究業績として取り上げられにくいためやらない計量標準についてさらに、教えていただけないでしょうか?


計量標準の研究ってそんなにお金がかかるのですか?
企業にも多額の資本金や収入があるとは思うのですが、難しいのでしょうか?
研究業績として取り上げられにくいとはどういうことなんでしょうか?

そこら辺をさらに具体的に教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

補足日時:2008/04/17 23:21
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つい最近「産総研は民間でできることをやっているのでいらない。

」という政治評論家の感想が週刊誌に掲載されていました。
質問者の方もそういう疑問をお持ちなのだろうか?と考えて回答いたします。

産総研は旧・工業技術院のことです。この機関は日本の鉱工業の計量標準にかかわる仕事をする役割と、日本の地質調査を担う役割が与えられています。
kgやmの日本における原器はここが持っているのです。また、例えば流量を計測する新しい方法もここで十分検査した方法でないと使用が公には許可されません。
他には地震のときにクローズアップされる活断層の調査もこの機関が行っています。

一方で日本の産業振興のために最先端技術の調査・研究も実施されています。こちらがよく民間企業、大学と比較される部分だと思いますが、
そもそも平成18年度では企業から950名、大学から2000名、それ以外にポスドクで600名も研究員を連携研究員として受け入れていますので
企業、大学と一緒に研究を推進することを求められている機関だということがわかるのではないでしょうか。
産官学連携としては重要な拠点であると思います。

研究者のレベルですが、わたしはかなり高いと思っています。
ただし、質問者のいわれるノーベル賞というようなレベルをおっしゃるならば、そもそも役割的に違うだろうなというのが感想です。
(そういう役割は例えば理化学研究所のような機関が求められていると思います。といいましたら失礼かもしれませんが)

なかなかわかりにくいかもしれませんが、例えば米国にはNIST(National Institute of Standards and Technology)というものがあります。
ちょうどこれに相当するのが日本では産総研です。規模的にもほぼ同じだったと思います。(そして一般への知名度の低さも。)

なお、わたし自身は民間企業の研究者ですが、やはりあると便利な必要な組織だと思っています。

この回答への補足

回答、ありがとうございます。


一流企業と大学と産総研の研究の違いってどんなものでしょうか?

わたしのイメージだと、
一流企業:国民の生活に必要なものを作る
大学:新しい発見を求める
産総研:新しい発見やこれまでの研究を基に、どのように国民の生活に生かすか、どんなものが新しく作れるか研究をやっている

というようなイメージですが、あっているでしょうか?

補足日時:2008/04/14 14:21
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会社は「御社」、研究所は?呼び方を教えてください。

履歴書に書きたいのですが、会社の場合「御社」「貴社」と書くべきところを
研究所や独立法人機構の場合はどう書けばいいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/495051.html
このページを参考にしてください

Q研究所に応募するときは、「御社」?

財団法人の○○研究所というところに応募しようとして、応募動機を書いているのですが、文章中でこの研究所を指すときは、「御社」で良いのでしょうか、それとも「御研究所」などとするのでしょうか。
教えていただければ、幸いです。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

こんにちは。
志望動機を文章で書くということであれば、
「貴財団」もしくは「貴研究所」ではないかと思います。
それぞれの言葉を検索サイトで引くと、色んな硬い文章で使われているのが見つけられますので、フォーマルな言葉遣いであると思います。
相手の会社のことを口で言うときは「御社」、文章で書くときは「貴社」だったと思いますが、面接の際に「御財団」「御研究所」と表現するべきかどうかについては自信がありません・・・。
私が「財団○○研究所」へ志望動機を提出したときには「貴財団」と書いたと記憶しています。
面接の時にも「貴財団」と話していたと思います(御財団が言いにくかったため)。それで落とされはしませんでしたが、今でもそれで良かったのかはちょっと疑問です。

Q独立行政法人研究所について教えて下さい。

独立行政法人研究所について教えて下さい。


独立行政法人研究所として有名なものに
AIST, NIMS, NICT、理研などがあります。

博士取得後に、こういった機関で働くことを考えております。
ネットで調べたり、人から聞くなどして調べたのですが、
いくつか質問させて頂けますでしょうか?

1) 研究資金についてなのですが、年に数十万という最低限の研究費用と公務員並の給料は研究所から支払われ、
基本的には、さきがけやCRESTなど外部の資金源に応募して、研究費用を獲得して研究を行うということで合っていますでしょうか?
研究所から支給される研究費は、私のイメージでは理研>NIMS>NICT>AISTといった順番のように思いますが、
外部から資金を調達してくる以上、それほど研究所自身がお金を持っているかということには関係ないと思いますが、
合っていますでしょうか?


2) 大学では、助教くらいまでは自分で実際に装置を使って実験をして結果を出しますが、
准教授以上になってくると、資金集めや政治、雑用といった仕事が増えて来ます。
一方で、研究所だと終身雇用で、60歳になるまで、自分で手を動かして実験をして、論文を書けるわけですよね?
しかしながら、私と同じ研究フィールドにおられるAIST出身の人の経歴を見ていると、
なぜかほとんどの人が40代くらいで、AISTを出て、大学に移られています。
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せっかく終身雇用で研究が出来るのに、わざわざ外へ出るのはなぜなのでしょうか?


3) AIST, NIMS, NICTでパーマネント職に就こうと思ったときに、
大学でポスドク→助教→准教授のキャリアアップして行きながら、業績を増やして行き、最初からパーマネント職を狙うのと、
まずは、ポスドクで入所し、その後、パーマネント職に昇格してもらうのとではどちらの方が良いでしょうか?
私の考えでは、やはり自分の実力を付ける上では大学の方が適しているため、とりあえずは大学に残って、
業績を貯めつつ、資金の少ない環境であっても、成果を出していけるように自分の腕を磨いて行き、
チャンスを伺う方がベストではないかと考えております。


しかしながら、実際にAISTの採用担当やそこで働いている人に話を聞く限り、本当にお金がないとみんな仰っています。
いずれにしても、研究所でパーマネント職に就くのは極めて厳しいわけですが、
研究所に入って研究することは大学と比べて、本当に幸せなのでしょうか?

専門家のアドバイスを聞かせて頂けますでしょうか?

独立行政法人研究所について教えて下さい。


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Aベストアンサー

1-1) 基本的には、さきがけやCRESTなど外部の資金源に応募して、研究費用を獲得して研究を行うということで合っていますでしょうか?

合っています。

1-2) 研究所から支給される研究費は、理研>NIMS>NICT>AIST

合っています。

1-3) 外部から資金を調達してくる以上、それほど研究所自身がお金を持っているかということには関係ない

違います。外部資金は競争で取ってくるものですが、競争に勝つためには準備段階の研究の質が重要で、これは研究所自体の持っている資金の多寡に大きく依存します。また、独法のブランド力にも差があります。文部科学省系の資金に限れば、理研>NIMS>NICT>AISTの順で取りにくくなります。

2-1) 研究所だと終身雇用で、60歳になるまで、自分で手を動かして実験をして、論文を書けるわけですよね?

違います。(まず、大学も教授は終身雇用です。)研究所でも、実験や論文作成には外部資金で雇ったポスドクを使い、自分は資金獲得に向けた活動をしないと、外部資金が取れません。外部資金が無ければポスドクも雇えず装置も買えず、蛇の生殺し状態になります。つまり、40過ぎて自分で手を動かしている私のような人間は、そのうち論文すら出なくなります。

2-2) わざわざ外へ出るのはなぜなのでしょうか?

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3-1) ポスドクで入所し、その後、パーマネント職に昇格

任期付き(=正職員)とポスドク(=契約職員)とを混同しています。博士を取ってすぐに任期付き正職員になれる人は極めて少数派です。また、ボスドクからいきなりテニュアは取れません。博士→ポスドク(他機関)→任期付き性職員→定年制職員というのが一般的です。

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まぁ、ないでしょうね。大学の有力研究室の方が資金もマンパワーも豊富ですよ。もっと言えば、大企業の研究所の方が圧倒的に研究環境は良いと思いますよ。

1-1) 基本的には、さきがけやCRESTなど外部の資金源に応募して、研究費用を獲得して研究を行うということで合っていますでしょうか?

合っています。

1-2) 研究所から支給される研究費は、理研>NIMS>NICT>AIST

合っています。

1-3) 外部から資金を調達してくる以上、それほど研究所自身がお金を持っているかということには関係ない

違います。外部資金は競争で取ってくるものですが、競争に勝つためには準備段階の研究の質が重要で、これは研究所自体の持っている資金の多寡に大きく依存します。また、独法の...続きを読む

Q「理化学研究所」で研究するには…

現在高校生なのですが、科学について研究する人になるのが夢です。
特に脳科学に興味を持っています。
そこで「独立行政法人理化学研究所」には「脳科学総合研究センター」があることが分かり、「これだ!!」と思いました。
しかし、疑問が生じました。
(1)そこへ入るには大学はどういう学部に入ればよいのか。
(2)博士号を取らなくてはいけないことは分かりますが、博士号をとれば入ろう思ったら必ず入れるのか。
(3)大学では、こういう研究所に入らなければならない、などという制限はあるのか。
(4)そもそも「独立行政法人理化学研究所」とはどういった組織なのか。

回答よろしくお願いします!

Aベストアンサー

私も分野は違いますが、独行の研究所に勤めていました。
理研に移って行った方も多くいらっしゃいましたので、少しならお話できるかと思います。

(1)そこへ入るには大学はどういう学部に入ればよいのか。
まず、HPからその分野でも興味のある正職員の研究員の名前等を調べ、そこから出身の大学、研究室、所属学会等を検索すれば、
だいたいの傾向がわかってくると思います。
他の方がおっしゃられている通り、特定の分野では特定の研究室から入る傾向にあり、
私の研究所では、同様の大学や研究室でグループ員が固められていることも少なくなかったです。
研究者の道を行くと決めていらっしゃるようですから、教授の名前で大学を選ぶくらいで良いと思います。
もちろん、コネだけでは無いのですが、それが大きな力を持つのは研究界でも同じように思います。

(2)博士号を取らなくてはいけないことは分かりますが、博士号をとれば入ろう思ったら必ず入れるのか。
これは雇用形態によるでしょう。正職員、ポスドク、派遣、契約が主な雇用形態だと思います。
正職員は、新卒ではかなり厳しいと思われます。
海外や国内の研究室で実績を積み、多数の論文を持つ方と競わねばなりません。
たとえ採用をクリアしても任期付きからのスタートですので、正規雇用には、さらに多くの結果を残さねばなりません。
ポスドク(理研では基礎特研と呼ばれます)でしたら、ある程度のコネ(研究室の教授の名前等)と、博士中での実績があれば大丈夫だと思います。
もちろん、こちらも任期がありますので、永久就職というわけには行きませんが、他の研究所に比べても高い待遇が受けられます。

(3)大学では、こういう研究所に入らなければならない、などという制限はあるのか。
卒業生が理研に入るのならば名誉と考えてくれる教授が多いと思います。

(4)そもそも「独立行政法人理化学研究所」とはどういった組織なのか。
私の分野では、国内では一番の研究所、という認識でした。予算もかなり大きいと思います。

あなたのようなお若い方が、高い志を持たれているのは素晴らしい事だと思います。頑張ってください。

私も分野は違いますが、独行の研究所に勤めていました。
理研に移って行った方も多くいらっしゃいましたので、少しならお話できるかと思います。

(1)そこへ入るには大学はどういう学部に入ればよいのか。
まず、HPからその分野でも興味のある正職員の研究員の名前等を調べ、そこから出身の大学、研究室、所属学会等を検索すれば、
だいたいの傾向がわかってくると思います。
他の方がおっしゃられている通り、特定の分野では特定の研究室から入る傾向にあり、
私の研究所では、同様の大学や研究室でグル...続きを読む

Q独立行政法人で働いてる人たちって公務員ですか?

独立行政法人で働いてる人たちって公務員ですか?
厚生年金ですか?共済年金ですか?

Aベストアンサー

公務員もいれば、そうじゃない人もいる。
ですから、厚生年金もいれば共済もいる。

ややこしいのですが、独立行政法人には、
特定独立行政法人 とそれ以外の 
独立行政法人(非特定独立行政法人)
の2種類があります。
このうち 特定独立行政法人 の 役員職 は、
国家公務員です、なので共済年金。
それ以外は、公務員じゃないので、厚生年金。

Q博士課程満期退学・・

よく経歴で「博士課程満期退学」とありますが、単位だけ取得して退学するというのはわかりますが、なぜそうするのですか?何か理由があるのでしょうか?
また、その後すぐに助手になることがありますが、なぜ博士号をとる前に助手になるのですか?

Aベストアンサー

学士課程(学部)・修士課程・博士課程では、それぞれ卒業・修了するための要件が異なります。

学部では124単位程度の単位を取ればよく、卒業論文も必須ではないところもあります。修士課程となると、学内での審査に耐える修士論文か、それに相当する成果が要求されます。
博士課程になると、博士論文の審査にはより慎重なものなり、事前に関連する研究を学外に発表し、その分野の研究者としての実績のある論文でないと審査手続きが始まりません。したがって、博士課程に在籍することができる期間にそれだけの研究成果を挙げることができなければ、博士課程を期間内に修了することはできなくなってしまうわけです。

助手として就職されている方の場合ですが、助手としての応募条件は「修士課程修了」、せいぜいそれに「3年以上の研究暦」というのがスタートラインになっています。したがって、その大学で博士号を取得するにはまだ業績はないけれども、助手として採用するには十分な業績ではある方がいるわけです。このケースでは、満期退学だけではなく在籍可能期間を残す中途退学でもありえます。研究者としては、博士号という学位が欲しいという希望もありますが、安定的に研究を続けられるポストに就くことができるならば、それに越したことはないわけで。

また、退学後にも博士号を取得できる道があることも、博士課程修了にこだわらない動機になっています。大学によりますが、退学後3年くらいであれば博士課程退学の経歴は消えないものの、博士課程修了時の学位(いわゆる課程博士)として博士号を出してくれるところもあります。また、博士課程在籍の有無に関わらずそれまでの業績から学位を出すところもありますので、そちらの学位を取得することもできます(いわゆる論文博士)。

この場合、重要なのは博士号を取得できうるだけの業績を出すための研究をできる環境であり、研究暦にカウントしてもらえるポジションであるわけです。したがって、アカデミックなポストで就職できるのであれば、博士課程の修了にはこだわらないわけです。


参考
http://homepage2.nifty.com/yshimizu/researcher.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E4%BD%8D
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1111075

学士課程(学部)・修士課程・博士課程では、それぞれ卒業・修了するための要件が異なります。

学部では124単位程度の単位を取ればよく、卒業論文も必須ではないところもあります。修士課程となると、学内での審査に耐える修士論文か、それに相当する成果が要求されます。
博士課程になると、博士論文の審査にはより慎重なものなり、事前に関連する研究を学外に発表し、その分野の研究者としての実績のある論文でないと審査手続きが始まりません。したがって、博士課程に在籍することができる期間にそれだけの研...続きを読む

Q研究者になるのに大学名は関係ないですか?

以前どなたかの質問に対する回答でほとんどの回答者が研究者になるのは大学名は関係ないと言われていましたが、本当にそうなのでしょうか?
極端な話、Fランク大で超優秀な学生がいたとして、論文もIFの高い学術雑誌にのせています。その学生が旧帝大の助教に採用されるということは現実的に無いような気がします。学生は自分の大学より偏差値の低い大学出身の教員を嫌う傾向は明らかです。
建築設計の分野では高卒で東大名誉教授の安藤忠雄さんみたいな例はありますが、研究者データベースなんか見ると圧倒的に東大・京大が多い感はあります。私学なんかは自大学出身の研究者は少ないですよね?
要するにやはり東大や京大出身のほうが研究者になりやすいのではないか?完全実力主義ではなく大学名も影響するのではないかという疑問です。どうなのでしょうか?

Aベストアンサー

あなたの質問には2つあります。

1)助教採用
僕は東大卒ではないですが、東大と共同研究したときの経験からするに、やはり数式展開力が凄いと感じました。偏差値の低い大学の人を嫌う以前に、偏差値の低い人が高いそういう人たちを相手にして、本当に教えることができるのか疑問が沸きます。

2)研究者と大学名
東大京大卒の方がなりやすいと思いますね。偏差値教育の権化で序列化されたのですから、頭の良い人に研究してもらった方が良い結果が出る期待は高いので、官僚もそういう人に国の研究費を託したいと思うに違いないと思います。

ただ良い研究成果と大学名が影響するのかと言えばあまり関係無いと思います。青色LEDを開発した徳島大学卒の元日亜化学の中村修二さんは立派な成果を出しています。幾多もいた東大卒京大卒ですら最初に作れなかったのですから。

偏見ですが東大京大卒の人は人の意見を聞く人が少なく独自性に走りたがります。勉強はできても創造力実現能力が高いかと聞かれると低くように思えます。良い研究成果は企業からも多く出ているように感じます。

Q脱イオン水、MilliQ、蒸留水 の違いを教えて下さい

こんにちは。お世話になります。

バイオ、生化学系の実験に従事しているものですが「水」について教えて下さい。

水道水、脱イオン水、MilliQ、蒸留水(二段蒸留水)、超純水の違いを教えて下さい。
お互いの関係などありましたら(○○を~すると△△になる等)教えていただけると
わかりやすいかもしれません。

また、実験内容によってはエンドトキシンを気にする実験もありますが、エンドトキシンフリーの水を使う場合はどれを選べばよいのでしょうか?
動物細胞培養用に使う場合はどの水を選べばよいのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

pinokoBBさん、こんにちは。

バイオ・生化学関係に用いられる水は水道水をプレフィルターを通し、イオン交換・蒸留・逆浸透法、限外濾過などを複数回組み合わせて生成します。

プレフィルターは鉄さびや大き目のゴミを取り除くに用います。

イオン交換法は酸性・強アルカリ性の樹脂を通し、イオン化合物を除く方法でこれを行った水がイオン交換水(脱イオン水)です。水の純度の評価には比抵抗を用いますが、およそ数百kΩ・cmの水が得られます。この段階で除けるのはイオン化合物だけで有機物・微生物は除けません。

蒸留法は水を蒸留することで不純物を除く方法です。イオン交換法と組み合わせて2回蒸留することが一般的です。一般的な2次蒸留水の比抵抗は数MΩ・cmでバイオ・生化学関係には十分な純度です。動物培養細胞にも使用可能です。エンドトキシンも完全にフリーとまではいかないけれどもある程度の除去はできています。蒸留法は多くの不純物を除去可能ですが100度付近の沸点を持つ物質は除けません。

逆浸透法は半透膜に圧力をかけて精製する方法です。

限外濾過法は限外濾過膜を通す方法です。孔径は半透膜が数十nmに対し、限外濾過膜は数nmです。それゆえ、数kDa以上の分子であれば、限外濾過法で除けますので、エンドトキシンやRNaseなども除去できます。本当にエンドトキシンフリーな水が必要でしたら限外濾過法を行った水が必須です。ただ、普通のCOSとかHEKとかの動物細胞培養でしたら2次蒸留水でも十分です。蛍光検出用のマイクロアレイなんかは限外濾過水が必須なようです。

超純水は十数MΩ・cmの水のことです。MilliQはミリポア社の超純水装置を用いて作った水で比抵抗は15MΩ・cm以上と高純度の水です。MilliQに関してはイオン交換樹脂を通し、逆浸透法、限外濾過法を用いて精製しているようです。

>また、実験内容によってはエンドトキシンを気にする実験もありますが、エンドトキシンフリーの水を使う場合はどれを選べばよいのでしょうか?
これに関しては上で書いたように限外濾過膜で精製した水です。MilliQが当てはまるでしょう。(超純水も一般的には限外濾過をしているのでこれも当てはまりますかね。)

>動物細胞培養用に使う場合はどの水を選べばよいのでしょうか?
これは、2次蒸留水以上の純度があれば十分です。2次蒸留水、MilliQ水、超純水が使用できます。

ただ、水関係の装置は日頃のメンテナンスが重要でイオン交換樹脂とか水を貯めるタンク、蛇口に汚染がないかは確認する必要があります。

実験書には必ずはじめのほうに書いてあることですので、pinokoBBさん自身でなにか実験書をご参照ください。

pinokoBBさん、こんにちは。

バイオ・生化学関係に用いられる水は水道水をプレフィルターを通し、イオン交換・蒸留・逆浸透法、限外濾過などを複数回組み合わせて生成します。

プレフィルターは鉄さびや大き目のゴミを取り除くに用います。

イオン交換法は酸性・強アルカリ性の樹脂を通し、イオン化合物を除く方法でこれを行った水がイオン交換水(脱イオン水)です。水の純度の評価には比抵抗を用いますが、およそ数百kΩ・cmの水が得られます。この段階で除けるのはイオン化合物だけで有機物・微生物は...続きを読む

Q大学院:修了と単位取得退学

大学の教授の学歴に、
「○○大学大学院○○研究科○○専攻博士後期課程単位取得退学」とか、「○○大学大学院○○研究科○○専攻博士前期課程修了」とかをよく目にします。
「修了」と「単位取得退学」とは、違うのでしょうか?「単位取得退学」とは、「中退」とは違うのでしょうか?

Aベストアンサー

前のお二人の回答で大方あっていると思われますが、一部不正確と思われる点がありますので回答させていただきます。

まず、「単位取得退学」というのは、博士課程特有のもので、修士課程には普通はありません。

すでに指摘されているように、博士課程を修了(=博士号を取得)するためには、授業を受けて単位を取得し、博士論文の審査を通過する必要があります。しかし、分野にもよりますが、在学中に単位は取得したけれども論文は完成しないまま、大学教員などに就職してしまうことはよくあります。こういう場合には、「論文審査さえ通過すれば博士号を取得」という立場になり、いわば、博士論文を提出する権利を得たまま学籍は抜けるということになります。これを、「単位取得退学」といいます。

反対に、「中退」と言った場合、何らかの事情で修了するのをあきらめて、辞めることをいいます。中退の場合、論文を提出する権利を失うので、学位をとろうと思ったら、通常はもう一度入学からやり直さなければいけません。

つまり、
「単位取得退学」=近い将来に博士号をとれる可能性がある。
「中退」=ない。

ということであり、制度上もはっきり区別されています。

前のお二人の回答で大方あっていると思われますが、一部不正確と思われる点がありますので回答させていただきます。

まず、「単位取得退学」というのは、博士課程特有のもので、修士課程には普通はありません。

すでに指摘されているように、博士課程を修了(=博士号を取得)するためには、授業を受けて単位を取得し、博士論文の審査を通過する必要があります。しかし、分野にもよりますが、在学中に単位は取得したけれども論文は完成しないまま、大学教員などに就職してしまうことはよくあります。こうい...続きを読む

Q採用内定取消の電話がきました…

というより、内定辞退を示唆する電話がきました。
企業側の取消理由は
 私のレスポンスが悪く、自分のことしか考えておらず、そしてその企業に行きたいと思っていない
ということでしたが、
逸脱した程レスポンスが遅かったことはなく
内定承諾書も入社までに送ってくれば良いということでしたので、内定通知書頂いてから2週間経っていますが、今月中に送れば良いかと思っていましたし
入社予定日を半月程早めて欲しいと言われても家族(夫や両親)と相談したりするのは当然だし、その返事のメールが相手に届いていなくても、まだ1週間しか経っていません。
確かに、他社と比較していた期間は内定受諾の催促の電話に出なかったこともありましたが…それでも内定は貰いました。
また、他社から最終面接のお知らせなどがきていたのを断ってその会社の内定を受けたのですから、行く気がない、ということはこちらとしてはありませんでした。
でも、今日電話を貰い、あなたの考えは当社とは全くあいませんね、という水掛け論をした後に、考えなおすならウチにきてもいいけど来てもあなたやり辛いだろうし、辞退したら?
みたいなことを言われ、あまりの身勝手さに損害賠償請求したいのですが、内定受諾書を送り返してない上、入社予定日まで30日以上ありますので、ネット上で調べた限りはこちらから裁判を起こさない限りは泣き寝入りしかない、ということですが、
どなたか良い方法がありましたら、教えていただけませんでしょうか。

というより、内定辞退を示唆する電話がきました。
企業側の取消理由は
 私のレスポンスが悪く、自分のことしか考えておらず、そしてその企業に行きたいと思っていない
ということでしたが、
逸脱した程レスポンスが遅かったことはなく
内定承諾書も入社までに送ってくれば良いということでしたので、内定通知書頂いてから2週間経っていますが、今月中に送れば良いかと思っていましたし
入社予定日を半月程早めて欲しいと言われても家族(夫や両親)と相談したりするのは当然だし、その返事のメールが相手に...続きを読む

Aベストアンサー

内定は様々な種類があり、後日入社式云々の・・・と言うような「もう就職決まりました」と言う意味合いの文章であれば法的に労働契約締結と扱われる可能性があります。
他方はこれに該当しません。

また内定とは「解約権留保付労働契約」と言う意味を持ち、経営者に労働者の解雇権が存在します。
そして、労働契約の予約の意味もあります。

つまり、内定通知があったとしても、余程の事で無い限り賠償はありません。

あと決定的であったのは内定受諾書の未送付で、法的拘束力はありませんが、一種の正式契約とする企業が多いですから企業からすれば「契約破棄」と見なす場合もあるでしょう。

あと通知後、3週間経っていると言うのはビジネスではレスポンスが遅いなどのレベルではありません。
通知が届いて親、夫に相談して一週間以内に出すのが普通です。
入社予定日を早めることですが、これに関しても即日回答(現時点での予定日を聞くなどして後日回答の旨を伝える)が原則です。

会社に行く気が有る無しは伝えなければ分かりません。

経営者は親しい人でも相談相手でもありませんから、こちらからの発信が無ければ来る気が無いと思います。

もし待ち合わせの場所に来て下さいと友人に言って友人から返事が無ければ来ないと思うはずです。

これで「行く気だったのに!」と言われた方は呆れます。絶対に。

この様なことから解決策は残念ながらありません。
もし貴方が迅速丁寧に応答していれば非は無く、内定通知の内容によっては裁判に勝てる確率はあったはずです。

ですが、そのような応対が下手な企業には就職すべきではありません。
着実に顧客も減り何れは倒産するはずですから。

内定は様々な種類があり、後日入社式云々の・・・と言うような「もう就職決まりました」と言う意味合いの文章であれば法的に労働契約締結と扱われる可能性があります。
他方はこれに該当しません。

また内定とは「解約権留保付労働契約」と言う意味を持ち、経営者に労働者の解雇権が存在します。
そして、労働契約の予約の意味もあります。

つまり、内定通知があったとしても、余程の事で無い限り賠償はありません。

あと決定的であったのは内定受諾書の未送付で、法的拘束力はありませんが、一種の正...続きを読む


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