一回も披露したことのない豆知識

こんにちは。

今、建築中ですが、外側から建物を見たときに、サッシの枠が5cm程度飛び出るような形で取り付けてあります。
(まだ外壁の仕上げをしていませんが、仕上げをした時点で5cm程度飛び出る感じになります。)

業者は、雨仕舞いの関係だ、と言うのですが、うちの近くには外壁と面一になっている窓は沢山あります。

何としても、面一にしたいので、皆様の助けを借りたいと思い、書き込ませていただきました。
構造は木造(2x4)、仕上げはジョリパットです。

例えば、サッシの耳を切り取ってしまい、部屋側に移動し、コーキングで窓の周りを塞ぎ、もちろん、窓の支えとなる2x4の部分は板金やFRP防水などですぐに腐らないように対策をしておく、と言う感じも考えましたが、大至急、対策を知りたいです。

宜しくお願いいたします。

A 回答 (9件)

質問拝見しました。

建築士です。

サッシの耳を簡単に切ってはいけません、フニャフニャになりますので。もちろんメーカー保障外ですし、第一重いものなので危ないです。

御希望のようにするには、
(1)サッシが内側に引っ込むか、
(2)壁が相対的に外に壁をフカす(下地を厚くする)。

のどちらかだと思います。
(1)の場合だと、おそらく現在「半外付け」というサッシが付いているのではないかと思いますので、現時点で構造躯体から40数ミリ出ているはずです。
外断熱かどうかも分かりませんし、このあとどのように進むか分かりませんが、仮に、下地胴縁21ミリ+無塗装サイディング15ミリ+ジョリパッド仮に1ミリと考えると構造躯体から37ミリくらいになるので、最終的に仕上がりは、10ミリ以内になるのではないかと思います。

それでも不満なようでしたら
(2)下地胴縁21ミリの厚みを30ミリとか厚くしてサッシとの差を減らすしかないでしょうか。
ただ、ツラに合わせたところでコーキンギしても永久にメンテナンスフリーな訳ではないし、壁が汚れますので、自分の物件では採用しないと思います。

欧州の石造の建物の窓のように、逆に壁から引っ込める方法もあります。

何れにしても、それほど思い入れのある事であったならば、打ち合わせの際にその点を念押しして確認すべきでしたね。設計や工事をするものにとっては「寝耳に水」の出来事でしょう。発生する費用を誰が負担するかなどちょっともめるかと思いますが、後悔のない家づくりになりますように。

この回答への補足

大変有効な助言をありがとうございます。

今回はアトリエとして建設しているので、見た目が非常に重要でした。
立面図などでは、飛び出ている箇所がなかったので、安心して任せておりました。

2x4にて建築しておりますが、外部合板、防水紙、ラス、モルタル、ジョリパットの仕上げとなっております関係で、壁の厚さは最大でも15mmとなるようです。
また、逆に外壁をふかしてしまうと、下の階がRCの関係で、こんどはそことの取り合いに不具合が出てしまいます。

”(1)サッシが内側に引っ込むか、”という案は、他の方の回答にありましたが、壁を伝わってきた雨をサッシで受けずに、外壁上部から直接下部の水切りに落とす、ということでしょうか?


工事の側の方々には寝耳に水だと思いますが、私のほうも、追って詳細を打ち合わせをするような流れだと考えておりました。

しかし、既にサッシが到着、というような状況で、私としてもヤブに蛇、という状況でした。

私は業者の方を責めるつもりもありません。
費用の増加や工期が伸びたとしても、最終的に、想像どおりの建物にしたい、という願いの一点です。

補足日時:2008/04/24 09:32
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例えばジョリをサッシの方まで吹き付けるとかは


同化して目立たなく成りますけど・・ダメですよね

雨水等の汚れには光触媒などを使うと長持ちで汚れを勝手に
落としてくれます

参考までに
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No.7の方のいうように、設計・監理者が入っていれば(もしそうでなかったとしても、そうすべきでしたね)、まずその方と相談すべきですね。


そうでなかったとしたら、第三者の建築士に同行してもらい現場状況から、どんなことが可能か意見を求めてもいいのではないでしょうか。
具体的な状況があまりない中では、これ以上のことはなかなか示せないと思います。
例えば、工事契約の際の契約実施設計図書中の建具表などにどこのメーカーのどんなサッシが予定されているかの記載を確認してみてください。
契約内容についての説明不足があるとしても、その内容で契約が行われていれば、変更費用は免れないと思います。
納まりについても、あまり場当たり的な対応工事では、その後のことも心配になりますよね。業者を信頼できなければ、そうしたアドバイスをいただける第三者への依頼も必要かもと思います。
サッシの開閉方式やどのようなデザインのものか、下階がRCということは、そもそも納まり方も変わってくるかと思いますし、アルミの色あわせなどなど…、気にされているとしたら、たかがサッシといえどもチェック項目は多岐にわたりあろうかと思いますので。
○cmなら良くて○cmだとちょっと…といったあたりは、かなり感覚的な要素も含まれると思いますので、現地の状況を見ないとなかなか…ですので。
ちなみに、水切りの主旨は、サッシ下部外壁の汚れ防止です。
なおコーキング等の防水処理に頼った納まりは、経年メンテナンスが必要になろうかと思うので、あまり特殊な納まりにならないようにしたほうがよいかとは思います。
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アトリエとして、外観も気にしながら設計をされていると言うことは


設計事務所が係わっていると思います。サッシの出を気にされるなら、
設計者と打ち合わせをされたら如何でしょうか、壁面と面に近い納まりを求めるならそれなりのディティールがあります。サッシも今のサッシでは対応は難しいかもしれません。(全て取り替えになる可能性があります)初めの打ち合わせで自分の求めるデザインをしっかりと設計者に伝えるべきでしたね、又、設計者のデザインの表現方法にも(模型とかパースとか)問題があったかもしれません。
一番簡単な(勿論費用はかかりますが)方法はNO6回答者の方の提案の壁をふかす方法でしょうか。
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こんにちわ。


現在大変お困りでしょう。
現在のサッシ等を入れ替えずに前向きに対処するなら、ANo.2さんのおっしゃている様に、外側に外壁を断熱材等でふかせてしまうのが良いでしょう。
 またサッシ廻りと構造材(柱・梁・窓台・まぐさ等)に余裕があれば、三協立山アルミが出している『インセットモール』を使う方法もありますので、ご参考にしてみてください。YKKapにもあったと思います。
 いずれにしてもお金が結構掛かる事ですので、よくお考えになって良い家づくりをしてください。

参考URL:http://www.genkan.net/details/kazari/mdj_inset/i …
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私どもは、KMEWの施工の資格を持つものです。


どのような施工にも必ずね守らなければならない施工標準施工と言うものがあります。
詳しくは、窯業系サイデイング等、金属サイデイング等の施工標準基準書をご参照ください。

施工標準施工書には、新築等の場合、外壁の施工よりサッシ枠は、30ミリ以上出して施工してくださいと書かれています。

これは、サッシの出がない場合や少ない場合は、雨漏りが多くなるためです。
これに違反して施工してある場合は、たとえ雨漏り等があっても、施工義務違反のため10年保証からはずされることが多いです。

10年保証は、あくまで施工標準基準にそった施工がしてある場合に対しておこなわれます。
詳しくは、規約等をご確認ください。

よって、施工する側は、見た目も大切かもしれませんが、安全を第一に施工しているわけですからご相談者のほうが間違っていると考えられます。

もしどうしても、ご希望のようにしてほしいのであれば、サッシ部分の改修費と雨漏りをしても今後一切施工側には、負担や迷惑をかけないと言う念書を提出すれば施工を受け付けていただけるかもしれません。

建物には必ず規則や法律があります。
どのような施工にも基準があります。
このところをご理解ください。
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寒冷地でなければ、一般には、「半外付け」タイプが2×4建築には多いと思います。

これは、取り付け面(合板外面)から≒52ミリ外に出ています。そこに外壁の仕上げが来るわけですが、外壁の仕上はなんですか?
ここも最近一般の話で言えば、防水透湿シートの上に通気胴縁厚み15から18ミリ、それにサイディング厚み15ミリ程度。つまりは30ミリくらい、仕上げの厚みとして前へ出てきます。(左官仕上げでも大体同じ厚み)そうすると≒20ミリほど、サッシが外壁から出た状態となります。
サッシメーカーは、外壁から最低10ミリ以上出るような施工収まりを推奨しています。これは、雨仕舞いのためです。
よく、サッシの下端から雨だれのように黒い筋が出ているケースを見かけたことはないですか。これは、サッシや網戸に付着する汚れ方と外壁の汚れ方付着の違いから、雨で洗われる際にサッシ側の汚れが水切りが不十分なためサッシ下の部分を汚しています。
サッシが外壁から10から20ミリ出す納まりが標準化しているのは、そうしたことからでもあります。
サッシはPL法や防火構造認定の場合などもあって、現場で加工することは基本的にはできません。問題が出た場合の責任を建て主さんが負うのであれば全く不可能ではないと思いますが。
ただ、フラットに納める納め方もあります。例えば鉄骨造建物用の溶接固定タイプのサッシはこのようなものがあります。木造でも、半外付けサッシをちょっと奥につけて(取り付け側の細工をあらかじめしておかないと難しいです)フラットに納めるなど。ただし、それでもサッシ下部は水切りを10から20ミリ程度出して付けてあげるのが建物維持の常識ではないかと思います。

この回答への補足

大変有効な助言をありがとうございます。

20mm程度でしたら、問題ありません。
今回はアトリエとして建設しているので、見た目が非常に重要です。
参考にさせていただきます。

半外付けサッシをちょっと奥につけて、というのは、室内側に寄せて、ということでしょうか?その意図は、やはり、壁を伝わってきた雨をサッシで受けずに下部の水切りにて落とす、ということでしょうか?

宜しくお願いいたします。

補足日時:2008/04/24 09:22
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既に50mmも外側に設置されたとの御話ですが、通常、住宅のサッシで50mmも外側に飛び出して設置するのは特別仕様でも無い限り無いのではないですか。


拙宅の場合でも、初め 柱の外側から5cm程、サッシが飛び出していましたが、外断熱工法で外壁の仕上の厚さが 42mmもありましたので、現状では8~10mm壁よりサッシが出ていて(その出の部分がコーキング代)、外観上は面一と思われる程度です。
サッシの耳は、強度上も必要なもので、簡単に切る事は望ましいものではありません。
どうしても、面一にしたいのであれば、空間を作り(断熱に有効?)外壁を外側に追い出す等、御考えになられたら。
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北国の設計屋さんです。


北国でのペアガラス仕様のサッシは、外付け用アルミサッシです。
外断熱であるなら尚更外付け用アルミサッシが常識です。
二重サッシの場合も、外側のサッシは外付けです。
>仕上げをした時点で5cm程度飛び出る感じになります。
取り付けてあるサッシは、外付け用アルミサッシです。
一般的には、内付けより雨仕舞いがやり易く大丈夫です。
必要な対策は、必要ありません。
不安なら業者にサッシの納まり図を見せてもらって確認してください。
ご参考まで

この回答への補足

ご回答、ありがとうございました。
しかしながら、私の質問の書き方が良くなかったのかもしれません。
要点は、壁から飛び出ないデザインにしたい、ということです。

しかも、すでに飛び出るようなサッシがついてしまっています。

宜しくお願いいたします。

補足日時:2008/04/24 07:01
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