出産前後の痔にはご注意!

以前、留学生の同級生になぜ助詞の「は」は"wa"、「へ」は"e"と発音するのかということを聞かれました。
勉強の足りない私にはその時はそういう物なのだとしか説明ができませんでした。

「は」は"ha"と"wa"、「へ」は"he"と"e"の2通りの読み方があるのかとも聞かれましたがそれは違うような気がするとしか答えられませんでした。

あまりに当たり前すぎて疑問にも思わなかったのですが、どうかこの質問に「そういうルールなのだ」とか「伝統的にそう決まっている」とかではない、合理的な回答をお願いします。

A 回答 (6件)

ハ行音は、ひらがなが成立した平安初期には、文節の頭でも、文節中でも


  ファ、フィ、フ、フェ、フォ
と発音されていました。

後に、文節中のハ行音がワ行音に発音されるという現象が起こります。この現象は「ハ行転呼(てんこ)」と呼ばれ、11世紀頃一般化したといわれています。この段階では、例えば
  「腹は(はらは)」は、「ファラワ」
  「人へ」(ひとへ)」は「フィトウェ」
  「あはれ」は「アワレ」
と発音されていたわけです。

さらに鎌倉時代初期までには、ワ行音が変化して、
  ワ、イ、ウ、イェ、ヲ
になりますが、それにつれて文節中のハ行音は、「ハ行転呼」を起こして、
  ワ、イ、ウ、イェ、ヲ
発音されるようになります。

元禄時代(江戸時代)頃になると、文節の頭のハ行音は現代と同じく、
  ハ、ヒ、フ、ヘ、ホ
になったようです。

18世紀中頃になると、ワ行音が、
  ワ、イ、ウ、エ、オ
に変化しますから、文節中のハ行音は、やはり「ハ行転呼」を起こして、
  ワ、イ、ウ、エ、オ
と発音されるようになりました。助詞の「は」「へ」を[wa][e]と発音する事にはこんな背景があります。
    • good
    • 12
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

こんな具体的なお答えがいただけてとても感謝しております。
日本語というのはこれほどに激しく変化するものなのだと感じました。
ふだん使っている言葉に歴史を感じ、とても不思議な感じです。

お礼日時:2002/11/08 10:33

助詞の「は」「へ」以外に、『お父さん』は発音では「オトウサン」でなく、「オトオサン」ですし、『弟』は「オトウト」でなく「オトオト」となります。


『お兄さん』『お姉さん』は「オニイサン」「オネエサン」でなく「オニーサン」「オネーサン」ですね。
そういうものとして、日本人の私たちは疑問も感じず過ごしていますが、変だと思えば変で、つまり、例外が結構あるということですね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

確かに普段気にしていないことでも発音と表記が違うものは多くありますね。
これから気をつけてみたいと思います。

お礼日時:2002/11/08 10:46

「はひふへほ」のうち「は」「へ」「ほ」の子音はいわゆるh音で咽喉音・摩擦音・無声音と分類することが出来ます。

咽喉を摩擦させ、声帯を振動させず(無声)発する子音ということです。この音の場合声帯を振動させたら、ただの母音になってしましますので振動させずに発音するしかないのですが。
「ひ」の子音は硬口蓋音・摩擦音・無声音で厳密にはh音とは異なります。この音を有声化すると(声帯を振動させると)いわゆるy(j)音になります。日本語なら「やゆよ」です。
「ふ」の子音は両唇音・摩擦音・無声音で一般に記号φで表されます。(f音とは違います。)このφ音を有声化したのがw音(両唇音・摩擦音・有声音)です。日本語で言えば「わ」行です。

古代の日本語において「は」行の子音はすべてφ音であったといわれます。つまり「ふぁ ふぃ ふ ふぇ ふぉ」だったらしいのです。φ音は有声化するとw音になりますから「は」つまり「ふぁ」が「わ」に転ずるのは自然なことなのです。

というのも「通(とおり)」が「中央通(ちゅうおうどおり)」になるように子音の有声化は日本語において(他の言語でもそうですが)よく見られる事例だからです。

「山は」は元来「やまふぁ」と発音したのでしょう。しかし時代が経つにつれ表記はそのままに発音だけが「やまわ」に変化します。
「山へ」も発音だけが「やまふぇ」から「やまうぇ」に変化したのだと思います。更にw音の発声が「わ」のみに限定されるようになると「やまうぇ」は「やまえ」に転じます。
こうした発音の変化がありながらも表記は「山は」「山へ」のままなのでお尋ねのような疑問が生じるのは当然です。しかも悪いことに「は」「へ」は本来のφ音からh音に転じてしまっているため、元々の事情がとても分かりにくいのです。

余談ですが、「恋(こひ)」も同様です。発音が「こふぃ」から「こうぃ」「こい」に変化したのだと思います。そしてはるかに時代を経た後に表記方法が改められ「こひ」が「こい」に変わったのはshino911のおっしゃる通りです。


以上のように私は考えます。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

発音というものはこんなにも奥が深いものだという点にとても驚きました。
「咽喉音・摩擦音・無声音」というものを聞いたことはありますがよく走りませんでした。日常にこんなに深く関わっていることを知り、これらを勉強したいと思いました。

お礼日時:2002/11/08 10:24

発音の変化の要因については、お二人の方が回答されてますので、助詞の「は」「へ」の仮名表記の点について、少々。



 昭和21年に『現代かなづかい』が仮名表記の公的なきまりとして告示されるまでは、仮名は、実際の発音通りではない、歴史的仮名遣いによって表記されていました。例えば、「憲法十七条」は「けんぱふじふしちでう」と書いていたのです。これは極端な例としても、発音と仮名表記の不一致の時代がかなり長く続いていました。

 そして昭和21年に、「現代語音にもとづいて、現代語をかなで書きあらわす場合の準則」としての『現代かなづかい』が制定されました。これにより、ほとんどの語が発音どおりの仮名で表記されるようになったのですが、助詞の「は」「へ」「を」だけは、「ワ」「エ」「オ」と発音されていたにもかかわらず、『現代かなづかい』においても「は」「へ」「を」と書く、と記されています。

 実は、『現代かなづかい』制定当時、なぜこれだけ元のまま残したのかという不満や疑問の声も少なくなかったようです。「は・へ・を」だけが元のままになった理由としては、多くの言葉は、かなづかいが変わっても漢字に隠れてさほど目立たないが、助詞の「は・へ・を」は漢字がなく、しかも頻度が高いので、もしこれを変改すると違和感が大きいため、そのままにしたと言われています。

 もっとも、助詞「は・へ」については、「わ・え」と書くことを暗に許容する趣旨の表現がされていましたが、『現代かなづかい』に代わって昭和61年に新たに制定された『現代仮名遣い』では、これらの語の書き方の定着状況にかんがみ、その許容は廃止されました。このことは、表記を発音と一致させようという『現代かなづかい』制定当時の状況とは逆の流れといえますが、最近では、ネットの書き込みなどで、「わたしわ……」などという表記をたまに見かけます。
 言葉は時代とともに変わると言いますが、国際化の進む時代、助詞の「は・へ・を」は永久絶対とは言い切れない面があるのでは、と思うこともあります。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

助詞の「わ・え」が許されていた時代があったことは私の感覚からするととても信じられません。驚愕です。
でも合理的に考えれば「わ・え」の方が正しいような気もします。
ご高齢の方で「今日」を「けふ」と書く人がいる人を見て「こんな事を書く人がいるのだ」と思うように、「『私わ』を『私は』って書いてる」などと言う人が出てくるのでしょうか。
とても変な感じです。

お礼日時:2002/11/08 10:11

想像ですが、ハ行の子音はもともと唇音のpと唇半母音のwの中間の、fに近い音だったと言われていますので、アクセントが置かれることが少なく、多用される助詞の『は』、『へ』は発音が楽なwa、weの方へ流れていき、ハ行の子音がhへ変化していった後も機能語としての特殊性からwa、weに留まったのではないでしょうか


その一方でワ行の発音はwa・wi・wu・we・woからwa・i・u・e・oへと変化してきたので、助詞の『へ』の発音もeになったのでは?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

やはり「発音しやすい」というのは言葉にとって大事なことのようだと感じました。
普段使っている言葉でものこのような複雑な経緯があることを知りもっと勉強いしてみたくなりました。

お礼日時:2002/11/08 09:51

 発音しやすくするためです。



 英語でも、発音しやすくするために「y」が「ie」に変化したりしますね。日本語の場合は文字が代わらず、発音だけが変化します。

 昔は、「ふ」を「う」、「ひ」を「い」などさまざまなルールがありましたが、今はその名残で、「は」と「へ」だけが残っているのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

お答えからすると将来的には「は」「へ」も発音と表記が一致する時代が来るのでしょうか。日本語の不思議さを感じました。

お礼日時:2002/11/06 23:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Qどうして 「私わ」 でなくて、 「私は」 と書くのですか?

日本語を学ぶ外国人から質問されて困りました。

タイトルどおり、「私わ」 でなくて 「私は」 と書くのはなぜか? 
最初は文字どおり、「ワタシハ」 と読んで、×だったので、ショックだったらしいですよ。

それと、「こんにちは」 と書くべきですか、「こんにちわ」 が正解ですか?

また、「これお」 でなくて 「これを」 と書くのはなぜか?

「どこえ」 でなくて 「どこへ」 と書くのはなぜか?

「行う」 ですか、「行なう」 が正解ですか?

日本人からみても、日本語は本当に不思議ですね。 このように、文字と読みが異なる性格をもった言葉が外国にもありますか?

どなたか明快なご回答をお願いします。

Aベストアンサー

日本語のことについては詳しくありませんので、後半のご質問

>日本人からみても、日本語は本当に不思議ですね。
>このように、文字と読みが異なる性格をもった言葉が外国にもありますか?

こちらにのみ、お答えします(^^)


文字と読みが一致しない言語。
それは、地球上のほとんどの言語がそうなのではないでしょうか。

身近だからなのかもわかりませんが、一番典型的に思えますのは、やはり「英語」です。

たとえば、英語における「ea」は何と読めますでしょう。
beach, peach, teach, reachなどなど…

「ビーチ・ピーチ・ティーチ・リーチ、なんだ、全部イーじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、それでは
break
はどうでしょう。「エイ」ですよね。ブリークではありません。
bread
はどうでしょう。「エ」ですね。ブリードではありません。

earもそう。heardとheartとyearではどれもそれぞれ違います。
こんな例を挙げ始めればキリがありません。

英語よりは日本語のほうが、まだ、「文字と読みが一致」している方です。


かくいう日本語も、
「カバ」と「バッグ」の「バ」は、実は違う音です。
今、私が学んでいるある外国語では、そのバを区別して、別の文字で表現しています。


もし、その外国の方が英語圏の方なら、
「何で、breadと書いてあるのにブリードじゃないんだあ!」
と、冗談で言い返してみるのも一興かもしれません…(笑)

日本語のことについては詳しくありませんので、後半のご質問

>日本人からみても、日本語は本当に不思議ですね。
>このように、文字と読みが異なる性格をもった言葉が外国にもありますか?

こちらにのみ、お答えします(^^)


文字と読みが一致しない言語。
それは、地球上のほとんどの言語がそうなのではないでしょうか。

身近だからなのかもわかりませんが、一番典型的に思えますのは、やはり「英語」です。

たとえば、英語における「ea」は何と読めますでしょう。
beach, peach, teach, reach...続きを読む

Q『は』と『わ』

「私は、」の「は」と「わに」の「わ」。両方「wa」と読みますよね?何故、「私は、」の「は」は「わ」じゃないのか分かる方、教えてください。読み方が同じなのに字が違うのは、意味があるんでしょうか。「~さんへ」の「へ」と「え」、「を」と「お」も同じく疑問です。何故使い分ける必要があるのか、発音が同じで問題が無いのだから、文字として理由があると思うのですが・・・。

Aベストアンサー

皆さんの言われるとおりですが、戦後の国語改革で、歴史的仮名遣いを廃したものの、「助詞」に関してはそのまま残したように認識しています、ただこれは「不徹底」というより、助詞と、名詞をはっきり分離できるという意味があったようです。英文などでは単語と単語の間にはスペースを置きますが、日本文や中国文ではそのようなスペースは存在しませんからある意味合理的です。

句読点も旧い漢文などでは存在せず、あったとしても句点だけとかで、今のように整備されたのは明治以降です。読点もあるにはあったが、実際は殆ど使われておらず、江戸時代の本を原書で読むには慣れが必要です。

使われる「カナ」も江戸期までは全くバラバラでした。今も蕎麦屋の暖簾に「楚者」の草書が使われたり、「多ん古」(=だんご)などの表記が残っています。当て字なんかもザラです。書き順もメチャクチャ。ですから、カナや書き順をガタガタ言い始めたのは明治以降なんです。

artist0さんやHead_Syndicateの言われるように、音韻が「p->f->h」と変化してきたのは有名な話です。「百」という漢字音も
・中国マンダリン:b
・中国呉方言:p(確か)
・韓国朝鮮:p
・日本:h(p)
と変化してますね。

実はzerounoさんの「先駆者」がいるのです。「かい人21面相」です。彼らの脅迫状には、関西弁が使われ、助詞には「わ」、「お」、「え」使っていました。ある意味で革命的な出来事です。(彼らによる犯罪の善悪は別ですよ!!)

皆さんの言われるとおりですが、戦後の国語改革で、歴史的仮名遣いを廃したものの、「助詞」に関してはそのまま残したように認識しています、ただこれは「不徹底」というより、助詞と、名詞をはっきり分離できるという意味があったようです。英文などでは単語と単語の間にはスペースを置きますが、日本文や中国文ではそのようなスペースは存在しませんからある意味合理的です。

句読点も旧い漢文などでは存在せず、あったとしても句点だけとかで、今のように整備されたのは明治以降です。読点もあるにはあった...続きを読む

Q”わたしは”をなぜ”わたしわ”とよむの 4才の孫

先日4歳の孫に絵本を読んでやっていたら、”わたしは”と書いてあるのになぜ”わたしわ”って読むのと質問されました。最近孫はひらがなが読めます。インターネットで調べてやるといっています。4歳の孫にわかるように教えてください。

Aベストアンサー

表記上の「はひふへほ」は歴史の変遷の中で、
発音自体も変わってきたそうです。現代でいうと
「ぱぴぷぺぽ」から「ふぁふぃふふぇふぉ」」の
ような感じらしいです。

例えば、日本に「にっぽん」と「にほん」の
二つの発音があるのも、この名残だそうで。
発音との変化と共に表記も変えられましたが、
質問の、文法でいう助詞だけは助詞ということを
明確にするために、そのままにしてあるとのこと
です。

参考URL:http://www.alc.co.jp/jpn/com/nndm/q0127.html

Qこんにちわ と こんにちは

こんにちわ と こんにちは。
一体どちらの表記が正しいのでしょうか。
意味合いを調べたら「今日は」から来ている挨拶で
多分「こんにちは」の方が合っていそうな気がしますが
「こんにちわ」と書く方もいますよね。

…長年日本人やってますけど、よくわかりません。
皆様のご意見を聞かせて下さい。宜しくお願いします。

Aベストアンサー

この質問は過去に何度か出されており、
多くの方の興味を弾くテーマなのだということが
わかります。

こんにちは が歴史的には正しいです。
「今日は、お日柄もよろしく・・・(例)」などの
挨拶文の最初の部分だけが残った挨拶語ですから。

しかし、助詞の wa は「は」 と表記する約束に
なっているだけで、
助詞という印象の薄れてしまった挨拶語として
「こんにちわ」 と書いても
それはむしろ発音的には正しいということになります。

それで現在では両方の表記があるのでしょう。

尚、♯5さんの回答には誤解があるようです。
「ha」の音は初期の日本語には存在せず、
「は」と書いて「pa」と発音していました。
次に平安時代に「fa」になり、
今では「は」は「ha」なんです。
助詞のwa を「は」 と書く、
助詞のe を「へ」で書く、
これは表記上の約束事です。
発音の変遷とは別テーマです。

>最近では、「お」と「を」について、
>前者を「O」、後者を「wo」と発音する人が増えてきて

これもちょっとした誤解でしょう。
歴史的に「を」は長い間 wo と発音されてきましたが
大正時代ごろからどちらもoになる傾向です。
地域的に・年代的に
をwo と おo を区別して発音する人は
いまもいらっしゃいます。
歌手などは、歌の意味をはっきりさせるために
きちんと弁別して発音するので
そうしたアーティストの影響をうけた若い方が
をwo と おo を区別するようになっています。

この質問は過去に何度か出されており、
多くの方の興味を弾くテーマなのだということが
わかります。

こんにちは が歴史的には正しいです。
「今日は、お日柄もよろしく・・・(例)」などの
挨拶文の最初の部分だけが残った挨拶語ですから。

しかし、助詞の wa は「は」 と表記する約束に
なっているだけで、
助詞という印象の薄れてしまった挨拶語として
「こんにちわ」 と書いても
それはむしろ発音的には正しいということになります。

それで現在では両方の表記があるのでしょう。

...続きを読む

Q「は」は格助詞ではないのでしょうか?

「おれは男だ」の「は」は格助詞ではないのでしょうか?ならば主格がないと言うことになってしまいそうです。

Aベストアンサー

他の方が触れていらっしゃらないことを中心に回答いたします。

複数の助詞を組み合わせて使う場合は(助詞の相互承接)、一定の組み合わせ方、一定の順序があって、格助詞の下に格助詞が付くことはありません(詳細は山田孝雄「日本文法論」、「日本文法学概論」をご覧ください)。

したがって、
  山には行かない。
  本をば読む。
のように格助詞に付くことができる「は」は、少なくとも格助詞ではないということになります。

また、 
  1、人が悲しむ。
  2、人は悲しむ。
  3、人が悲しむとき。
  4、人は悲しむとき。
  5、人が悲しむとき涙する。
  6、人は悲しむとき涙する。
の例で、1と2では「が」と「は」の文法的な違いが目立ちませんが、5と6を比べた場合は6のほうが自然です。3と4を比べた場合は4のほうが不自然です。

6の「人は」は、文末述語「涙する」と呼応関係ができていますが、4は「人は」と呼応する文末述語がありません。だから4はなにか「尻切れトンボ」のような違和感があるわけです。

このように検討していきますと、「は」は、文末の述語(いわゆる山田孝雄のいう「陳述」)と呼応する助詞で、むしろ「ぞ、なむ、こそ」に近いわけです。したがって「は」そして「も」は、古典文法では係助詞に分類され、「係り結び」という現象がない現代語の場合は副助詞に分類されることになります。

「が」が格助詞であることについては申すまでもないこととして省略します。

他の方が触れていらっしゃらないことを中心に回答いたします。

複数の助詞を組み合わせて使う場合は(助詞の相互承接)、一定の組み合わせ方、一定の順序があって、格助詞の下に格助詞が付くことはありません(詳細は山田孝雄「日本文法論」、「日本文法学概論」をご覧ください)。

したがって、
  山には行かない。
  本をば読む。
のように格助詞に付くことができる「は」は、少なくとも格助詞ではないということになります。

また、 
  1、人が悲しむ。
  2、人は悲しむ。
  3、...続きを読む

Q「を」の発音は?

今の正しい日本語として、「を」はどのように発音すべきなのでしょうか。
私は今でも「ウォ」に近いというか、英語の「wo」のように発音しています。
ところがある教育関係の書籍には、「『お』と『を』は同じ発音であるから、その使い方を教えるのが難しい…」という記述がありました。
私はこれを読んだ時、愕然としました。
50年ほど前までは、「学校」を「グヮッコウ」とよんでいたはずですね。
それと同じように今でも「を」を「ウォ」と呼んでいるのは私だけ?と思ったのです。

このことに関して、どうか情報をお寄せください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

No.14です。

No.15さんへのお礼でのご疑問、3が正解です。
国では何も決めていません。
書き言葉に関しては指針を出していますが、話し言葉に関しては何もないはずです。

ただ、日本語教育業界では、「を」と「お」は同じ発音であるとされていることが多いです。
日本語教師用参考書には
「『を』と『お』はまったく同じ音である。ただし、人や場面により違う。地方差もある。地方によっては学校で違う発音として教えているところもある。また、『本を読む』『リボンをつける』など撥音のあとの『を』は『ウォ』となりやすい。」
などと解説してあることが多いです。

「を」と「お」は同じ発音であると考えられているケースをもう一つ。
昭和61年内閣告示「現代仮名遣い」では、書き言葉は基本的に「現代語の音韻に従う」となっています。つまり、発音の通りに書きましょうというわけです。
ただ「表記の慣習を尊重して一定の特例を設ける」としていて、「を」も特例になっています。(URLをご参照ください。)
これが何を意味するかと言うと、内閣告示「現代仮名遣い」では「を」と「お」は同じ発音であるという前提に立っているということです。
少なくとも、昭和61年の学者や役人は、同じ発音が一般的であると思っていたわけですね。

ここでちょっと確認ですが、質問者さんがお書きの「標準語」とは全国どこでも通じる「全国共通語」とはまた違うものですよね?
規範となるべき話し言葉のことをおっしゃっているんですよね?

そういう意味なら、現代日本の「標準語」があるとしたら、それはNHKの言葉だと思います。

書き言葉の標準語は、明治時代に全国的な学校教育が行なわれるようになったのをきっかけに、誕生しました。

話し言葉に関しては、「全国共通語」としては、これも明治時代に全国的な軍隊を組織した際、各地方出身者が意思の疎通をはかるために「軍隊共通語」が作られたのが始まりだと言われています。(それ以前の「郭言葉」なんかも、一種の「共通語」かもしれませんが。)
ただ、軍隊にせよ郭にせよ、便宜上の「共通語」であり、規範と言えるものではありません。
規範となる最初のものを作ったのは、初めてラジオの全国放送を行なった日本放送協会でしょう。
その後の民放も話し方はNHKに右へならえをしているわけですから、やはり規範としての標準語というものがあるとするなら、NHKの言葉でしょう。

NHKのアクセント辞典は話すお仕事の人の必携の書ですし。

以上、回答になっているのかなっていないのかわかりませんが…。

参考URL:http://www.cc.mie-u.ac.jp/~la20100/genkana1986.htm

No.14です。

No.15さんへのお礼でのご疑問、3が正解です。
国では何も決めていません。
書き言葉に関しては指針を出していますが、話し言葉に関しては何もないはずです。

ただ、日本語教育業界では、「を」と「お」は同じ発音であるとされていることが多いです。
日本語教師用参考書には
「『を』と『お』はまったく同じ音である。ただし、人や場面により違う。地方差もある。地方によっては学校で違う発音として教えているところもある。また、『本を読む』『リボンをつける』など撥音のあとの『を』...続きを読む

Q「~になる」と「~となる」の使い分け

複数の人で手分けして報告書を作成しており、現在校正中です。
今悩んでいるのは、ある人は「~になりました。」と書き、別の人は「~となりました。」と書いているところがあり、報告書全体としては「に」と「が」が混在している状態なので、この表記の揺れをなくすために、どちらかに統一すべきかどうか、ということです。
「に」でも「と」でも全体の文意は同じのような気がするのですが、ニュアンスや文法的な違い、あるいは使い分け方法があれば教えていただきたいと思います。
よろしくご教示のほどお願いいたします。

Aベストアンサー

格助詞「に」と「と」の違いですね。この質問は過去に2,3回ありましたのでその1つを1部付け加えて回答しておきます。
「に」「と」はともに帰着または結果を表しますが、ニュアンス的には少し違いがあります。
「雨が降れば川になる」というのは平板で当然の帰結としての言い方の場合は「に」
「蛇行を繰り返し小川や多くの支流を集めて大河となる」のように紆余曲折を経る場合は「と」です。
「すったもんだの末、結局彼が村長となった。」
「すんなりと彼が村長になった」
あなたの会社の報告であれば:
「計算の結果予算は○○円になりました。」
「いろいろ審議を重ねて検討した結果○○円となりました。
また、「へと」と 「へ」との違いについての質問にも私が回答したのがありますので参考にしてください。

参考URL:http://okwave.jp/qa1126103.html

Q「は」と「が」の違いの教え方

「は」と「が」の違いについて教えてください!
(1)AさんとBさんがお酒を飲んでいるところへ田中さんが来て質問する。
→この文には「が」が使われていますが、説明としては『主格』の「が」で合っていますか?

(2)A:「佐藤先生、こちら(は/が)私の高校のときの同級生で田中さんです。」
田中:「初めまして」
A:「田中さん、この方(は/が)私の習字の先生で佐藤先生です。」
佐藤先生:「どうぞよろしく」
→この場合の「は」と「が」の使い分けです。
「は」を使った場合は、今までお互いの存在を全く知らない(Aさんの口から存在について聞いたことがない)ニュアンス。
「が」を使った場合は、Aさんから以前存在について聞いていた、もしくは紹介するからと言われていたニュアンス。
このような説明であっているでしょうか?
知り合いにこのように説明したらあまり納得していなかったので・・・。

(3)Aさんが車を買った。/Aさんは車を買った。
この文の違いも、「は」は後ろの文を強調。「が」は前の文を強調・・・でよいのでしょうか?

たくさん質問してしまいましたが、日本語教師のボランティアを最近始めたばかりで、うまく答えられなくて困ってます。
宜しくお願いします!

「は」と「が」の違いについて教えてください!
(1)AさんとBさんがお酒を飲んでいるところへ田中さんが来て質問する。
→この文には「が」が使われていますが、説明としては『主格』の「が」で合っていますか?

(2)A:「佐藤先生、こちら(は/が)私の高校のときの同級生で田中さんです。」
田中:「初めまして」
A:「田中さん、この方(は/が)私の習字の先生で佐藤先生です。」
佐藤先生:「どうぞよろしく」
→この場合の「は」と「が」の使い分けです。
「は」を使った場合は、今までお互いの...続きを読む

Aベストアンサー

私は専門家ではないし文法的な説明は出来ません。
あくまで素人による日常文章経験からの回答とご承知おき下さい。

さてご質問ですが、私は(1)(2)(3)いずれもそのとおりOKだと思いますよ。

(3)の、『「が」は前の文を強調・・・』の説明は、(2)の説明にも応用できそうですね。
つまり(以前話題に出ていたなどの理由で)「この方」を強調したい時には「が」を使う……というふうに。

なお『「は」は後ろの文を強調』と言い切ってしまうのはどうかな?と思いました。
確かに後ろの文を強調する場合にも使われるけれど、特に強調せずに淡々と述べる場合でも使われるのではないでしょうか。

文字単独では説明しづらいようなときは、前か後に補助の文章を付けてみたら、教わる人の方も判りやすいかも知れませんね。
(3)の例文で言えば
 (私は車は嫌いだ、と言っていたあの)Aさんが車を買った。
 Aさんは車を買った。(そしてBさんはマンションを買った)
など。

ボランティアごくろうさまです。頑張って下さい。

Qこんにちわ、こんにちは、どっちが正しいの?

メールのやり取りで最初の挨拶に私はずっと「こんにちわ」が正しいと思って使ってきました。ところが友人たちからくるメールは全部「こんにちは」で来ます。

私はそのまま変えることはなかったのですが、あまりにも全部が全部後者でくるので、本当は私の間違い?と思い後者に改めました。
でも最近あるブログのやり取りを見ていたら全員が「こんにちわ」だったのです。
ちょっと嬉しくなり、「私、正しかった?」と自分に問いかけました。
でも本当はどちらが正しいのでしょうか。こだわる私は正確なことを知りたいのです。どなたか教えてください。

Aベストアンサー

A No.6です。
質問者さまは混乱されているでしょうから整理します。
国語の決まりとしては「こんにちは」「今日は」です。
ただし最近は、「は」が助詞としての意識が薄れてきているので「わ」派が増加しています。
どちらを使っても自由ですが、「こんにちわ」を使って、人から「こんにちは」に直されることはありえます。

喋り言葉を記述した「コンニチワー」「コンチワ」「チワー」などは「わ」で表記することが一般化しています。

Q「いずれか」と「いづれか」どっちが正しい!?

教えて下さいっ!
”どちらか”と言う意味の「いずれか」のかな表記として
「いずれか」と「いづれか」のどちらが正しいのでしょう???

私は「いずれか」だと思うんですが、辞書に「いずれか・いづ--。」と書いてあり、???になってしまいました。
どちらでもいいってことでしょうか?

Aベストアンサー

「いずれか」が正しいです.
「いづれ」は「いずれ」の歴史的かな遣いですので,昔は「いづれ」が使われていましたが,現代では「いずれ」で統一することになっていますので,「いずれ」が正しいです.


人気Q&Aランキング