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その曲を特徴付ける動機、旋律がいろいろなところに顔を出すという、循環形式というのは、いつから生まれたのでしょうか?フランクのというのが代名詞的である気がしますが、もっと古くからあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

生半可な知識で言うと、ベートーベンが使い出したとかどこかで読んだ気がします。



また、ルネサンスには循環形式のミサなんていうものもあるわけですが、
これがご質問と関係あるかどうかはわかりません。
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この回答へのお礼

ベートーヴェンにありそうな気もしてます。

お礼日時:2008/05/05 13:40

循環形式が「形式」として認識、認知されたのはやっぱりフランクの作品からでしょう。

ベートーヴェンが労作したソナタのいくつかには楽章の主題間に密接な類似性が認められますけど、これはソナタ全体に統一感を与えるための努力の結果であるもののフランクの循環形式とは明らかに違うものだと思います。
リストのソナタの中にも同じような例はありますけど、これは同一楽章中の出来事なので循環形式とは違いますね。
フランクの作品のように各楽章に明らかに第1楽章のモチーフがはっきりと、ほぼ原型通りに再現されるというものは、フランク以前には見当たらないような気がします。

私的な意見ですが、フランクはある意味簡単明瞭な方法で統一を図ったと言える点でちょっぴりズルをしたとも言えますよね。学習、演奏する立場から言えば、ベートーヴェンの主題の中に共通項を探す作業は謎解きの楽しみさえ感じてスリリングです。作曲家の苦労と才能に脱帽する瞬間の楽しさは循環形式には感じられないと思います。

フランクのピアノ五重奏曲って聴いたことありますか? この循環主題は絶品だと思います。聴いたことなかったら是非一度聴いてみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
フランクですか。穴場ですね。
循環形式は素人でも分かるという魅力があって、そのてん捨てがたいものだと感じます。私には、謎解きのような聴き方は無理なので。それに、美的であることは確かです。

ピアノ5重奏もあるのですか。

お礼日時:2008/05/05 13:39

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