天使と悪魔選手権

最近母の着物を着始めたのですが、長襦袢(これも母のです)が袷の絹のものしか無いので洗える単の長襦袢を購入しようと思っています。
5月はまだ袷の季節なのでしょうが暑がりなので襦袢を夏物にしたいのですがダメでしょうか?
大島等の紬の下に着ても大丈夫でしょうか?
着た場合やはりゴワゴワしたり裾捌きが悪かったりするのでしょうか?
やわらかものとの相性はどうでしょうか?
あと、綿や綿麻、麻の長襦袢を着た場合も肌襦袢と裾よけは着けるのでしょうか?
まだまだ解らない事だらけなので、どうかよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。

着物歴はかなり長い者です。
私は暑い日であれば長襦袢は4月から、着物も最近では5月には単衣に替えてしまいます。
フォーマルであれば気を遣う必要がありますが、普段着なら気にせず気候や体調にあわせて、中から季節を先取りで、大丈夫ですよ。

夏場にサラッとして快適なのはとにかく麻です。しゃりっとした肌触りが盛夏でも心地よく着物を着られます。
麻は熱のこもらない繊維なので、冷房の効いた室内にしばらくいると寒いくらいに感じるほど涼しいです。
そのまま外に出てもしばらくは体に熱がこもりません。
私は気温に応じて5月くらいから愛用しています。
汗をかいたら自宅でざぶざぶと洗えます。手洗いするかネットに入れて洗濯機の弱水流で。
短めに脱水したらパンパンと手アイロンでのばしながら着物ハンガーか竿に干せば翌朝には乾いてます。
シワが気になるようなら衿や袖の部分だけアイロンをかけます。
麻半襟をつけておけば、付けっぱなしで洗って大丈夫です。
扱いやすさはポリと変わりませんが着心地は雲泥の差ほど違います。とにかくその涼しさを実感して欲しいと思います。

紬などの硬い着物にはとても好相性です。
ただ、絽などの柔らかい着物の場合は麻のパリッと硬い質感が着物に添いにくいので、その場合は綿や綿麻の襦袢がよいでしょう。
海島綿という長繊維の綿でできた襦袢がオススメです。
最近では海島綿はシーツや肌着等によく使われるようになりました。
絹のようにしなやかですが綿ですから麻同様に自分で洗えるところが魅力です。
夏のお茶会ではびっしょりと汗をかくのですが絽の着物の下に綿の襦袢を着ておけば家に帰ったらすぐさま洗えます。
綿麻も、麻の硬さを和らげた素材としてオススメです。

裾捌きについては麻に関しては全く問題ありません。正絹よりも捌きはいいですから。
ただ、綿はすべりが悪いのでちょっと捌きが悪いです。着付けにもちょっとだけコツが要ります。
絹のように布落ちがしないので、きちんとシワをのばして着付けます。

下着に関しては人それぞれ意見が分かれるところで、一枚でも少なくという人、夏こそしっかり下ごしらえを、という人があります。
私は後者です。汗っかきなので夏こそしっかりと汗取り布付きの着物スリップを着ます。
いくら襦袢は洗濯できても正絹の着物は無理ですから、大切な着物を汚さないためです。
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この回答へのお礼

麻の襦袢について詳しく教えて頂けてありがたいです。
扱いやすさと涼しさ…やはり夏は麻が良さそうですね。
海島綿というのはかなり高級品なのですよね。なかなか手が出るお値段ではなさそうです。
「絹のようにしなやかなのに綿」というのは素晴らしいですね。
裾捌き、麻は正絹より良いのですか?!それは素晴らしい!
下着は夏こそしっかり下ごしらえを…必要かもしれません。私も汗かきなので
薄着でもしっかり汗をかいてしまうので汗を取ること着物を守る事を考えた方が
良さそうです。

いろいろ教えて頂けたので、麻の襦袢を購入してみようと思います。
気になっていた事に詳しく答えていただけてありがとうございました。

お礼日時:2008/05/12 00:55

五月なら、襦袢が薄物でも構わないでしょう。

特に暑がりなら、洗濯が楽な綿や麻がいいと思います。
どの繊維にも一長一短があります。汗をかくとしたら、吸水性のない絹はベッタリとしてしまいます。ポリエステルは通気性が悪く、透け物でも意外と悪いのです。でも冬季より静電気は起きにくいので、捌きは悪くありません。
綿は柔らかいのですが、その為に着崩れし易いでしょう。
麻は吸水性、通気性共に良いのですが、しわになり易いですね。
あまり気にせず、いろいろお試しになると好いと思います。
肌襦袢や裾よけは、有った方が楽だと思います。寧ろ暑い時期や湿度が高い時期には重宝されます。
ともかく、楽しんで着比べて頂きたいものです。
TPOは、またその後で考えればいいのですから。
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この回答へのお礼

綿の着崩れし易さ…そうですね肌襦袢のあの柔らかさを思うとやはり
着崩れしやすいんでしょうね。
やはり下着はしっかりと着けた方が良さそうですね。
いろいろ試して着比べれるとよいのですが、まだ始めたばかり…
あれもこれもと買う訳にもいかず慎重になっております。
が、取りあえずの一枚→より自分にあった快適な一枚を探して着比べる事になりそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/12 00:38

洗える長襦袢・・ポリエステル100%でしたら、


蒸し暑い感じは、しますが5月ならば、何とか、しのげると思います。
普段に沢山着る場合は、便利です。

静電気が起きる事は、(冬ほどありませんが)
絹よりもあるのは仕方ありませんね。
やわらかものや大島など紬類いずれも、
ゴワゴワ感は余りないと思います。
静電気防止剤を、長襦袢の裏表両面に使用すると良いです。

既製品はまだ、材質は限られるようですが、
洗える長襦袢の素材は、最近増えていますので、
洗っても縮まない麻混紡や、ポリエステルのゴワゴワしない
しっとりとしたものなど・・。

呉服屋さんをのぞいてみて下さい。

肌襦袢・裾よけはどんな場合も必須です。
着物に汗をつけないためです。

5月から単衣の長じゅばん・・着物好きは、
ほとんどそうしていると思います。
6月に入ってから、絽の半襟にしますが・・。
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この回答へのお礼

良い素材がいろいろ出て来ている様なのでポリエステル100%でも
すごしやすいものもあるのでしょうね。
でも、今気になっているのが自然素材、特に『綿麻』の襦袢です。
ポリならツルっと滑らかな素材感が想像出来ますが、綿麻って…どうなのかしら?と。
netで購入となるとなかなか実物を確認して…と言うわけにも行かないし。
難しいですね。

下着の肌襦袢・裾よけはやはり必要ですか。
二部式襦袢では肌襦袢を省き裾よけも襦袢の裾よけ一枚で良い様な事を
聞いたので夏用の長襦袢でも裾よけは省いても良いのかな?と思いました。
下着なのでやはり汚れ防止のために必要なのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/10 22:12

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