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世界的な食料不足が心配されるなかで日本はなぜ食糧の増産をできないのか?
という課題を出されたのですが答えがわからないので教えてください。

A 回答 (8件)

>1000万超えている人もたくさんいます


これは、まずありえません。
農家1戸あたり粗収入が「1000万超えている」場合は結構あります。しかし、就業者が4名ないし5名です。大卒初任給が20万として(計算が面倒だから)、ボーナス二ヶ月で、20*14 = 280万/年。ここに間接人件費、つまり、年金・保険・慰安旅行などの福利厚生費が、普通の経営ですと、直接人件費と同額ですから、280+280 = 560万円。4名のサラリーマンがいたとして、560*4 = 2240マンとなり、農家の就業者1名あたりの給与は、多くても、サラリーマンの半額です。

現実には、サラリーマンが負担しない、設備投資等の機材費やこの機材の運用費がかかります。普通の経営では、人件費と設備投資ひと運用費が同額ですので、1/3になります。

売上学と1名あたりの給与をかんがせえると、サラリーマンよりも遥かに安い学です。


経営では、一羽゜ン論として
地代5%、(固定資産)税金5%が総経費(運営費)に締める割合です。
年収200万の人間1名雇用するとして、間接人件費200マンの合計400マンの人件費
運営費、400マン
設備投資、400マン
合計、1200マンの売上が必要です。地代が400/20 = 10まん、税金10マンとなります。
固定資産税10マンの土地、就業者1名、で、1200マンの売上はコンなんでしょう。しかし、経営から見ると必要な額です。
1000マンの売上は比較的低賃金のサラリーマンと同じ経営水準です。しかも、差ラりーマンと違って、決済があり、売上がなければ破産するという義務がある職業です。

地代が高すぎますし、必要な人件費も高すぎます。だから、農産物の生産が増えないのです。
現在の生活水準を保ったままで、100マンで暮らして行けるような物価水準にならない限りは、生産は増えないでしょう。
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この回答へのお礼

具体的な御回答、ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/29 23:04

農家の平均収入は700万円台、これは経費を控除された上での世帯収入です。

もちろん1千万オーバーもたくさんいるでしょうし、それを一人で稼ぐケースはすくないでしょう。
ただし逆にいうと一年中農繁期ではなく、家族総出で働く時期もごく一部です。
少なくとも平均世帯収入よりだいぶ高いことは確かですし、このなかには、60歳以上のみで構成される世帯も当然カウントされます。

一般論として農業のみで食べていくのは難しいといえるでしょう。
ただ、農繁期の一部の期間だけフルタイムで働くという生活形態では、難しいのは当たり前だと考えますが。
ただでは農閑期に農村に仕事があるかというと、それがなく案って着ているのが現状です。いままで農業予算も含め、田舎に無駄な道路を作ることで農家の生活を支えてきました。そういった予算がだいぶ削りこまれています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/29 23:45
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この回答へのお礼

回答ありがとうがざいます。情報量が多くて結論がでませんでした。僕の力不足ですいません。

お礼日時:2008/05/29 23:23

基本的に日本の農産物は、海外の十倍程度の価格です。


その格差を関税と補助金で埋めることによって成り立っているのが現状です。
だから補助金の額によって、日本の農業生産は頭打ちされます。
増産するには、それだけの財政支出が必要です。
そしてお金があったとしても1トンの穀物を増産するか、十トンの穀物を海外から輸入して備蓄するか(まあ保管費用もかかりますが)、そういった視点も必要になります。

米を見ると、国産米の在庫が100万トン以上、ミニマムアクセス米の在庫が150万トン以上、ミニマムアクセス米にいたっては保管費用がかかるから牛のえさにして、それでも積みあがった在庫です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。輸入に頼りすぎているという事ですか。

お礼日時:2008/05/29 23:47

NO1の方は農業は食っていくのが難しいと書かれていますが食えます。


実は農家の平均年収を調べると意外に高収入です。1000万超えている人もたくさんいます。会社員と違い一部税制も優遇されていますし、経費の幅が結構広いので頭を使えば税金は安く収まります。さて問題の増産できない理由についてです。

人的な要因として担い手が高齢化してきたこと。新規参入者が少ないこと。会社員のように定期的に休みはありませんし、仕事の内容はハードです。世の中色々な選択肢があるなか敢えて一次産業をやろうと言う人は少なくなっています。金を稼ぐだけなら畑潰してマンション建てた方が手っ取り早い。

環境的な要因として、海外の安い農産物等が市場に出回った事がもっとも大きな要因では無いでしょうか?昔の自民党は農家を守るべく色々な海外からの作物の輸入に制限をかけていました。国内の農家の保護です。しかし、自由化したことにより価格競争で完全に負けたわけです。産業が一度衰退してしまうと人的にも環境的にも取り返すのはとても大変です。

そして日本は食料自給率39%で先進国の中でも恐ろしい程低い数字の国ですが、我が国の首相は本日アフリカへ援助金で5年の間に2000億ものお金を払うと言っていました。しかしそのアフリカ大陸にある多くの国々よりも実は自給率が低いのです。もし、他の国々が食糧を売ってくれなくなると、私たちもすぐ飢える事になります。(米と塩だけなら暫く問題は無いですが)そんな日本でも生産調整をかけて価格の維持を行っています。捨てて価格と需要のバランスを予め均衡してしまう。政府(農林水産省)は自給率を上げようと一応は努力していますが、こんな事やってたらいつまでたっても自給率は上がりません。また、外国産の農作物を駆逐するほどの優位性が無く、原油などの高騰でさらに国産の値段を押し上げる結果になっています。もともと資源国でも無く土地が余っているわけでもないので、外部要因で大きく変わりやすいと言えると思います。

しかし今後中国向けの農作物が多数を占めるかもしれません。日本人よりたくさんのお金を出してくれますから。そして日本人が日本の農作物を食えない日が来るかもしれません。でもその事により自給率が上がるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/29 23:35

yokomayaさんの言われたことでほとんど説明できると思います。



補足、というほどのものでもないですが……
(私も専門家ではないので一般論です)。

農業はきつい上に儲からないので、農家もどんどん減り続け、
今まで農地だったところも住宅地や道路に変わっていってしまっています。

たとえ農家に後継ぎが現れても、それだけではせいぜい現状維持。
それに加えて新規に開墾する人がいなければ、産出量はそうそう増えません。

しかし日本は国土の大半が山地で、新しく開墾できる場所も少ないし、
しようと思っても莫大な労力がかかります。

それでいて余ったら困るからと、政府が米のみならず牛乳まで減産させたり。
でも量の読みが外れてバター不足に陥ったり、政治も含めて迷走状態です。

農家がよほど儲かる仕事になり、さらに充分な広さの新規の農地を
確保出来ない限り、今後も自給率の回復は期待できないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。農業政策に問題があるんですね

お礼日時:2008/05/29 23:31

政府の大失敗でした.減反政策をした事が原因です.一度休耕させた畑は元に戻すには大変な労力がいりますが,もう人手がありません.

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/29 23:30

別に専門じゃないので一般的な範囲で。


今まで農業はなかなか食っていくのが難しい、つまり儲かりにくい職業だったので後継者がいない。
米が余っていたので政策的に休耕させた。(補償金まで払って)結果農地が荒れ果てている部分がある。
機械化された現在の農方には向かない山間部や区画整理の進んでいない農地が多い。
やっぱり一番は儲かる仕事にいまだなっていない事でしょう。
もっともっと食料価格が高騰したら転職者の増加も期待出来るかも。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。確かに一理あると思います。参考にさせてもらいます。

お礼日時:2008/05/29 04:24

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