
ハーフスイングで主審ボールの判定のとき、捕手は塁審にスイングの有無を判定要求して、スイングを取ればストライクとなる(主審判定が覆る)のですが、もし要求しなかったらボール判定のままとなり、非常に守備側に損が出ます。なのに、なぜ塁審は要求されてはじめて判断を下すのでしょうか。要求されなくても判断する方が、審判として職務を全うしているといえないでしょうか。要求されなかったら「あ、いまのスイングだぞ、でも要求されないから言わない」という状況は、どうも合点がいきません。審判というのが、もし聞かれなければ判定しないという要素があるものだとしたら、著しく職務怠慢だと思ってしまうのですが、どうなのでしょうか?
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
スイングしたかどうかの裁定は
「ストライク」か「ボール」かの裁定
≪野球規則9・04(a)(4)で定められた球審の任務≫
なので本来は球審が行わなければならないものです。
ハーフスイングに対して捕手が球審に確認を要請することが許されるのは規則9・02(c)の【原注】で
「球審がストライクと宣告しなかった時だけ、監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請する事ができる。」
とあるからで、球審はこの要請を受けた場合は塁審に裁定を一任しなければならない事が規定されています。
その結果、塁審が「スイング」のゼスチャーをした場合はストライクになりますがこれは「球審の裁定が覆った」のではなく「裁定の権限そのものがルールに従って塁審に移った」と考えるべきです。
なお、もし塁審が自らの意思でスイングについて判断して裁定を下してしまうと
「他の審判員の裁定に対する批評・異議および裁定変更の要求」
となり、審判員が野球規則に違反した事になってしまいます。
つまり、球審はハーフスイングについて捕手または監督から確認要請を受けたら塁審に裁定のアドバイスを受けなければならない反面、球審がハーフスイングを「振った」としてストライクの判定をした場合はそれに対しては塁審ですら異議を唱えたり勝手に裁定を下したりする事は許されないのです。
ですから塁審が職務怠慢という訳ではなく決してなく、それどころかでしゃばって勝手に裁定をすると越権行為になってしまうわけです。
本来は球審1人で「ストライクかボールかの判断」を全て行わなければならないところを「塁審のアドバイス」を受けられるようにして球審の負担を減らしてより正確な裁定を行うことが「ハーフスイングのリクエスト」ルールの目的なのですから、必要以上に塁審が裁定に介入しないような規定になっているのは当然であり、球審が「振った」と判断した裁定についてまで塁審の意見を反映させる理由はどこにもありません。自分はそう考えてます。
ありがとうございます。よくわかりました。
判定にも流れをスムーズにする措置がとられているようです。
この規則を引用していただいてよく分かったのですが、やはり、球審が中心だったのですね。
現在のプロ野球のこういう場面に関する印象は、捕手のアピールがあまりにも塁審に直接要求しているように映ることがあって、もしかしたら、捕手がこの規則を読んでいないか、頭から抜けているのではないかという気がします。球審の方に向かって要請してません。
ほかにも色々と規則と実情が違っているところがあるのではないかと思うのですが、これも一例かと感じています(質問から離れますが)

No.5
- 回答日時:
聞かれなければ判定しないんじゃなくて
聞かれないと判定できないのです
職務怠慢とかはお門違いですよ
何故塁審に判断を求めるのか考えれば分かるかと思いますが
主審からはハーフスイングの判定は見にくいから見やすい塁審に委ねるのです
主審の顔を潰すとかはお門違いですよ
>それなら「振っている」という方もno.3さんのおっしゃるように攻撃側が塁審に聞くというのが公平な気がします
ハーフスイングの判定というのは非常に曖昧なんですよ。明確に定まっていません
そんな中で攻撃側までに抗議を認めるとどうなるか考えてみてください
中途半端なスイングをした時は駄目もとで抗議するに決まってます
つまり、塁審に委ねるまでもなくスイングだった判定まで塁審に委ねられるようになります
著しく試合の進行を妨げますね
ついでに、投球されたコースがストライクの時にハーフスイングした場合にややこしくなります
そもそも攻撃と守備間にそこまで公平を求める必要はないんです。
攻撃と守備は交代で回ってくるんだから対戦する2チーム間に不公平がなければ問題ないのです
判定の流れをスムーズにするために、判定を下す場面を球審が設定するということなのですね。ややこしいですが、今回そのこところがよくわかりました。要は、塁審は判定するにも球審や選手監督の要請にそってから動くということもあるのが分かりました。ややこしいですね。
守備側にだけ抗議権があるという状況も、スムーズな進行のために無理なからぬものだと思います。
No.4
- 回答日時:
通常、ストライク・ボールは球審の判定が絶対で、異議を唱えることは許されませんが、ハーフスイングの場合は特別で、以下のルールがあります。
球審が自信を持って「振っていない」と判断しても、監督または捕手から要請されれば塁審に裁定を委ねなければなりません。逆に、球審が「振った」と判断した場合は球審の判定が最終のものとなります。比較的最近追加されたルールだと思います。---
野球規則9.02(C)【原注】
ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審は、このような要請があれば、塁審にその裁定を一任しなければならない。
塁審は、球審からの要請があれば、ただちに裁定を下す。このようにして下された塁審の裁定は最終のものである。
球審が「振ってている」という方は絶対的で、「振っていない」というのは聞かれれば制定を塁審に求めるというのは、なんとも妥協的というか変な感覚があります。それなら「振っている」という方もno.3さんのおっしゃるように攻撃側が塁審に聞くというのが公平な気がします。
塁審の判定が振ったということになった場合、若干球審の顔をつぶしますよね。
No.3
- 回答日時:
一種のアピールプレーと考えれば自主的に塁審が判定する必要はないと考えるべきでしょう。
タッチアップの離塁が早いとか、ベースの踏み忘れといったアピールプレーも、守備側の選手が確認を求めない限り審判は判定しませんから、怠慢ではないでしょう。自分はむしろ、建前はともかく現実には守備側の求めで塁審に聴くのですから、主審がストライクと判定した球についても攻撃側の求めで塁審に聴く方が公平だと思います。
そうですね。攻撃側にも同様にストライク?の要求をする権利がないというのはおかしなもんだと思います。
しかし、塁審って受身的審判なんですね。

No.2
- 回答日時:
ちょっと勘違いがあるようです。
塁審は、捕手ではなく、あくまでも主審からの要請でハーフスイングの
判定をします。捕手が指示を出しているように見えますが、捕手は
主審に対して「スイングではないのか?」と確認し、主審が自信を
持って判定すれば、塁審に聞くこともありません。主審が、より確実な
判定のために、塁審に確認する必要があると判断した時に、塁審の
判定を求めます。これは、判定の全責任を主審が有しているからです。
塁審の怠慢ということではありません。
そうなんですか!いつも捕手が直接塁審の方に向かって指示を要求しているように見えてしまってるんで。ああいうのも捕手のマナーが全般的に乱れているのでしょうかね。塁審に聞く以前に直接聞いてますもんね。
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