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歌手を職業としているひとを見ていると、歌っているときと、普通に会話をしているときが別人のように見えるときがあります。
会話しているときは、ごもごもした口調なのに、歌っているときは、とても聞き取りやすかったり。
これは、どんなことが関係しているのでしょうか。

A 回答 (3件)

芸術家タイプ・・・歌の世界に陶酔しています。

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イメージでまとめればいいようになるのでは。


確かに。
昔酒飲むといいとか。それと同じ??。
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まず職業にするからには、まして芸術分野なら、その方面において、あるレベル以上には才能や適性とか実力がなければならないでしょう。

そして覚悟も。

私の母も一応プロとしての音楽方面の活動に伴い、大勢の人の前で歌ったり演奏したりしておりましたが、ふつうに話しているときでも非常に声の澄んで、よく通る、ハキハキした(ついでにシャベリ好きな)人で、大阪で生まれ育った女ながら、東京の人に東京人と間違われるほどでした。着飾って人前に出るのも大好きでしたが(笑)

ほとんどの場合、歌手を職業にするほどの人は、発声の良い、人前に出ることに怖じないタイプであろうと思いますが、なかには本来の性格としてはテレ屋さんや恥ずかしがりやさんタイプもいるでしょう。実際、ハニカミながら歌ってる往年の男性歌手を見たことがあります。私の親世代の人ですが、その個性的な歌唱と相俟って万年少年のような無垢な魅力が感じられ、思わずトキメキを覚えたものでした。

歌というものは、まずリズムに乗らなければなりませんし、アドリブならイザ知らず、ぶっつけ本番の会話や発表ではなく出来上がっている歌詞を歌うのなら、その時になって急いでコトバを考えながら歌詞を作って歌うわけではないですよね。

私は学生時代にコーラス部に所属していたことがありますが、おなかから声を出すことの感覚を知るためにということで、顧問の先生が、口で説明しても分かんないだろうからと、机の上に仰向けに横たわって「ア~♪」と発声練習させられたことがありました。
ふだんのシャベリかたでは、たとえモゴモゴでも、歌うときの発声のしかたは、また違うのですね。
昔、こんにちのような音響技術がなかった時代は、洋の東西を問わず、大勢の聴衆の前で音曲を披露するときには、いかに遠方まで明瞭に響かせるか苦心が払われたことでしょう。とくにクラシックなど古典的なものは、いまでも、その頃のくふうや技巧が、また、そうしたものを活かせる素質や能力、技量に恵まれた人が有利な世界なのだろうと思います。

余談ですが、いまの時代でも、そうしているのかは私は知らないのですが、漁師などは船のうえで重い魚網を数人がかりで引き上げるときなどに労働歌、労作歌と言うのでしょうか歌を歌うことによって皆の息を合わせる作業のリズムを合わせるという効果を狙ったりするようです。

こんな話もあります。
著名な歌人、与謝野晶子は、その作風の激しいまでに情熱的な官能性で知られていますが、その生前、実際に彼女の文学講義を受講した経験のある人が言うには、恥ずかしそうに俯いたまま、意外なほど小声で訥々とボソボソと話す人だったそうです。
また、ずい分以前に雑誌に載っていた記事で読んだと記憶していますが、ある欧米人の若い女性が、皇居の警備をしている青年警官とツーショットで写真を撮ろうとしたら警官がポッと赤面してモジモジと恥ずかしがったのに、彼女が禁止されている場所に入り込もうとしたとたんキリッとした表情になってビシッと注意したので、その豹変振りというのか切り替えの速さに驚いた、ということでした。

ある大物歌手が言ってたことを今思い出しました。
歌うときって、感情に溺れていたらプロとしてダメなんで、どんなに情感たっぷりに歌い上げているように見えても、聴衆の前で歌ってる最中の歌手本人は案外冷めてるそうです。
これって小説家とかでも言えることのように思います。

職業にするって、厳しいことですね。でも、天職だとノビノビ楽しくもあるでしょうね。それが芸術方面ならなおのこと、ここぞとばかり自分を表現する手段ですもの。
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