プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在23の男です。
相合傘についてなんですが、最近だと恋人同士に限らず、友達同士でも「濡れるから入んなよ」くらいに、簡単にありえる光景だと思うのです。(もちろん、恋人同士でもないのに相合傘なんてとんでもない! という若者もいるかもしれませんが)

そこで質問したいのが、
「『相合傘は文句なしに恋愛感情を持つ二人を表すぞい! けしからん!』という時代はいつまでだったのでしょうか?」
ということです。

男女交際があまり認められてなかった時代かなと、ぼんやり思うのですが、実際はどうなんだろうと気になりまして。
相合傘の落書きで二人の仲をちゃかしたりっていうのは一昔前の風習だと思うのですが、最近でもあるんでしょうかね。
もしかしたら、相合傘は今でも十分恋人を表すものとして認識されてたりして。

男女交際の厳しい時代にお詳しい方、あるいは今まさに青春を生きている方にとっての「相合傘」について教えてください。

なお、ご自身の考えでなく、文学作品を例にあげていただいてもかまいません。

A 回答 (4件)

 月さま、雨が。

春雨じゃな、ぬれていこう。というせりふもありますがね。とかく雨が降るか、月(苗字の略でなく)がでているかどうかは、日本人の心理に影響します。
 片袖ぬらす、はもちろん、相合傘ですが、元禄以降の町方の風情ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
相合傘の風景が登場する場面はいろいろなところで確認できるのですが、その意味合いとなるとよく分からないんですよね。
「風情がある」ことを表現してるだけというか、それって、恋人を表すというのとはまた違うような気がします。
相合傘をしている当事者の描写はよく見られるんですが、それを傍から見てる人はどう受け止めているのかというのが気になるのです。

なにはともあれ、知的な回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/18 23:35

 【それを傍から見てる人はどう受け止めているのかというのが気になるのです。


 1. どこで道連れにおなりであろうかな。
 2. 女は自分の小振りの傘を右に抱え、共に大きい傘に入っているな。話もしてしそうもないが、同じ家までかな、それともちょいと途中までかな。たぶん近くまでだろうな。
 3. どちらにも居心地よくない相合傘も、まだ初めの内だということだな。
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この回答へのお礼

またまた回答ありがとうございます。
「道連れ」という捉え方、時代を感じますね。面白いです。
3の情景は絵になりますね。

今時だと、相合傘をまじまじと観察するのも無粋かもしれませんね。
……というか、気にするほどのことでもないという感じかもしれませんが。

お礼日時:2008/06/22 01:34

 ANo.2


 今なら右に傘を持って、女は左にくるでしょう。
 薄闇のころ、辻をいくとき、やはり長(なが)ものを落としざしにしていけば、即応に抜けるように右手はあけます。なれば、傘を持つ手は左で、当然女も左ですね。鞘もぬらさないで済みますからね。
 用心棒の先生かな、それとも新(あら)所帯のあにぃかな。
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この回答へのお礼

重ね重ね回答ありがとうございます。
今度は「用心棒」ってのが面白いですね。そんな推察、今では絶対でてきませんよ。
そういう時代の相合傘は恋人以外にも色んな場合が考えられるわけですね。
……となると、もう少し後の時代になった方が意味合いが明確になってくるのかなあという気がします。
とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/22 01:40

 昭和枯れ薄や、利根の川風袂に入れて、月に竿さす高瀬舟の平手造酒に斜(しゃ)に送る人生・生活の美をみることでもないが、武士の誇りも陰に隠し、町人よりもなりさがって極道に飯を食わせてもらう、人の世の志に違う(たがう)状況の心情をどうご理解されますか、スィンパスィ(同感)されますか。


 これを江戸びとの感受性かと思っていたら、ヒンドゥなどでも、いわゆるバガヴァッド・ギータやマハバーラタの世界でも、まともできちんとしていくアルジュナたちより、同じ胎から生まれて、同じクシャトリアでありながら、生まれてすぐに籠に入れられ、川に流され、老熟の戦士に拾われ武士でありながら、外れ、外されて歩みまなければならない、義理堅固い、カルナには絶大な人気があるのですね。
 市井で斜めに構えて、枯れ薄を生きる生き方に、そしてそういう運命の人生に魅せられているのはわたしたちだけではないようですね。
 もちろん隠者や、市井の聖者ではなく。
 誰しもが身につまされるのもあるのでしょうかね。
 もちろんそればかりでもないのですが。よいおそだちの凛々しい(りりしい)お姿よりも、はみ出しっていいですね。
 竜馬が岬、半島はいい。それははみ出しているから。といったが、竜馬に関心を持つのは、おねぇさん子だということと、私いはこの言葉が好きなのです。ある部分は素盞嗚にも重りますが。義経は違いますね。 
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この回答へのお礼

遅くなりましたが、回答ありがとうございます。
やはり、文学好きな方はいうことが違いますね。

お礼日時:2008/07/01 22:11

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