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「ひらく」と「あける」の違いについて説明したいのですが、しっくりくる説明ができません。
「ひらく」は何にでも使えるかとおもいきや、そうでもなく、「ひらく」と「あける」両方が使える場合もあります。
根本的な動作の違いなどわかりやすく説明していただけないでしょうか?

例:
「本」には「ひらくしか使えません。あけるは何かがおかしいです。
でも「店」には「ひらく」も「あける」も使えます。
そして「鞄」には「あける」しか使えません。
確かに動作的には微妙な違いはあるようですが、これを言葉で説明するのは・・・
人体とか物体(固体)などにもわけて共通点や違う点などを探してみたのですがよくわかりませんでした・・・。

どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

「外国人が日本語教師によくする100の質問」によると、


まず「あける対しめる」「ひらく対とじる」の関係であるを確認した上で、
1、「ひらく」が使えるのは開閉の動作が常に表裏の関係にあることが前提であるのに対し、「あける」はそのような前提がなくても使える。
教科書、ロッカー、傘、扇子などは最初から開閉することを前提としているが、缶詰、壁に穴などは「あけて、また、しめる」ことが前提にはなっていない。
2、「あける」は開閉が平面的、「ひらく」は立体的の場合によく使われる。窓、ふすまなどは平面的に横にずらして開閉するので「あける」。教科書、ロッカーの扉、傘などは3次元的に開閉するので「ひらく」。
3、ある一点を支点としての開閉には「ひらく」。扇子のように横にずらして開閉するものでも、一点を要として開閉する場合には「ひらく」を使う。傘、花のつぼみ、パラシュートなども同様。

ただし、目は「あける対とじる」だったり、ドアは上記の説明では「ひらく」となるはずなのに、ふすまや窓からの類推のよるものか、「あける」が使われるなど、「必ずしもすっきりと割り切れない面もある」だそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!なんかわかった気がします^^

お礼日時:2006/12/06 05:17

【ひらく】


 「国をひらく」「会議をひらく」「山(海)びらき」「道をひらく」「手をひらく」「箱をひらく」「間(あいだ)がひらく」等、語源的には「ひらける」「ひろげる」「ひろい」などと同根と思われる。
【あける】
 「家をあける」「夜があける」「場所をあける」「忌あけ」「押しあける」等、「あかる」「あく」「あかるい(あかし)」と同根と思われる。
 以上のように例示しましたが、これらをどうまとめたらよいか、分かりません。結局、意味の発言になってしまいました。m(_ _)m
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この回答へのお礼

ありがとうございました!役に立ちました!

お礼日時:2006/12/06 05:16

 「ひらく」は見えていなかったものを表面的に見えるようにする。


 「あける」は深さや奥行きのあるものの中身がわかるようにする。
……という違いがあるようにも思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!役に立ちました!

お礼日時:2006/12/06 05:15

「ひらく」と「あける」という和語の問題か、それらに当てる漢字を含めての問題かで、ニュアンスがまた違ってきますね。


 「門の開閉」や「開拓」は「ひらく」、「空席」「空き屋」は「あく」「あける」となるのが普通ですが、「開閉(あけしめ)」も有りとなると、個々の語に当てる「読み」がそれぞれ違ってくるというのが本当の所でしょうか。「本」は「ひらく」も「あける」使うようですが、その時の「あける」は本来「開ける」という漢字だったように思います。「戸」は「開き戸」「滑り戸」で「ひらく」「あける」を使い分けているように思いますが、その場合も「開ける」ではないでしょうか。このように「開」には「ひらく・あける」の読みが当てられるが、「空」には「あける」しかない。
 というわけで、それほどはっきりした使い分けは無いように考えますが、どうでしょう。
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この回答へのお礼

確かに漢字の使い分けもいいですね。ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/06 05:15

元予備校講師です。


わたしの印象では、

しっかりと閉じているもの、閉ざされているものをopenする際に
「あける」。
それよりは容易にopenできるものをopenする場合には、
「ひらく」。

たとえば、ドアに鍵がかかっているか否か、を考えてみましょう。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/06 05:14

一説として 下記URLがあります。



しかし 本を開ける というのも 検索したらけっこうありますね

参考URL:http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn=84
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この回答へのお礼

私もそのページを見たんですが・・・どうもよくわからなくて。でもありがとうございました!

お礼日時:2006/12/06 05:14

物理的に開く(開ける)という点にだけ注目してみます。



「ひらく」は、主に観音開き構造の物に対して使うことが多いのではないでしょうか。(本、アジのひらきなど)

「あける」は、上記以外のもの、例えば、鞄、缶詰、フタ、封筒などです。

扉などは、その構造的に上記2種類の両方のケースがあるため、「ひらく」「あける」がどちらでも使えるのではないでしょうか?

・勿論例外はあると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!役に立ちました!

お礼日時:2006/12/06 05:13

>でも「店」には「ひらく」も「あける」も使えます。


ひらくは開業の意味になり、あけるは今日の営業を始めるの意味になると思います。

ひらくの方が、閉じてる物がひらいていく瞬間を指すのではないでしょうか。
「扉をひらくと」だと勇気を出して開ける行為に着目していますし、「扉をあけると」だとあいた後見えるものに着目しているように思います。

「目をあけると」「まぶたをひらくと」
本や扉やまぶたなど、一方がつながってて、今みひらいていっている動作を強調するほうが「ひらく」のような気がします。

自分の印象なので自信なしです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!役に立ちました!

お礼日時:2006/12/06 05:13

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