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初心者というよりほぼ和裁未経験です。
かけはりを使って半襟をつけたり、うそつき襦袢の袖を作ったりするくらいです。
昔は家庭科で浴衣を縫ったそうですが、私は「技術家庭科」で男女共同じカリキュラムをした時代なので、和裁は習ったことがありません。
洋裁(?)もクッションや巾着、エプロンを作ったことがある程度です。

とりあえず、わかりやすいと評判の本は何冊か図書館で借りてきて、ぱらぱらめくって、何を作ろうか考えてみました。
できたら単衣くらいを縫ってみたいのですが、いきなり長着は難しそうです。
本には裾よけや長襦袢、帯の作り方も出ています。
でも「くける」って「縫う」とは違ったの?なんて思っている私が、本を見て仕立てられるのか不安です。

半襦袢でなんとなく作り方を理解した方がいいでしょうか?
単の染め名古屋帯の方が直線に縫えばいい分、簡単でしょうか?
小中学生でも作れる浴衣でしょうか?
いっそ、肌襦袢くらいなら失敗しても下着なのでわからない?

縫うものによって揃える材料が違いますし、反物なら湯のししたものを買うとか注意点があるはずですよね?
和裁経験者の方、何から始めたらいいと思われますか?

A 回答 (4件)

>あいかわらず「くける」ってどうすることかわかりません。



これいってみれば、「反復横とび」です。
縫い目をひっぱってみると正にソウ。
普通は、二枚の布をいっぺんにグサグサットですが、
くけるはこの2枚のあいだ・でワザワザ反復横とびして、一枚ずつすくう。
普通は片方は折り目の部分をすくう。

出来上がりを裏からみると、ただの運針になるのを、
つき合わせて、こっちをちょっと、あっちをちょっと。

縫い目を見せない仕上がりとして使います。
まつるのは縫い目(糸)が見えるでしょう?
デ、両用のすくい分が一分(3-4mm)を同じようにすくうのを「本ぐけ」といいます。
モシ、裏をみると、ただの運針に見える。

普通に「クケル」というときには、1cmグライ折り目の中を針が進んで、
相方をチョビットすくってという偏りのある、反復横とび?になります。
一重物の脇の縫い目の始末、バチ襟の始末、広エリの閉じとか、などに使います。

共襟を乗せるときが「本グケ」。
これを盗むこともできるのですが仕上がりが違って見えるのでこれは
お勧めしません。

肌襦袢で「クケル」を使うのは、身頃をくるんで身頃に襟を止めるときと
裾の始末で、三つ折りグケするときぐらいです。
一重(浴衣)はこの「クケル」が満遍なく端の始末、ぐるりについてくるので
結構、面倒です。

中には、長じゅばんの半襟を乗せるのにも「クケル」人がいますが、
これは「趣味」です。(ネットのhpなどで紹介されてます)
大変だから。
半襟は、裏からしつけで大きくグサグサやって、ひっくり返して襟をくるんで表で半襟を折って、巾を合わせたら、しつけでちょんちょんと大きく
とめるだけ。

くけるのは一針一針なのでたいへん。
なるべく、くけない手順「針を盗む」を考えるのがあがりも美しいし、
早いです。
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この回答へのお礼

bekky1さんの解説と手元の本で「くける」の意味はなんとなくわかったような気がします。(あくまでなんとなくですが)
10年以上前に5000円くらいで買った浴衣を見つけたので、それを練習代わりにほどいて縫い直そうとしています。
ミシン縫いしてあるので、手縫いのものとは違うところもあるかもしれませんが、そもそも自分に浴衣一枚仕立てられる根気があるかを計れそうです。
最後までできたら、今度は新しい布で肌襦袢と浴衣を縫ってみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/15 14:55

和裁が趣味でチマチマいじっているおばちゃんです。


今も、癒しの時間でほぼ毎日30分、正絹に触るためにお針しています。

正式に習ったのは若いころに半年(浴衣、名古屋帯までです)。

その後、独学で袷と羽織と一通り。

その上で申し上げるのですが、くけるとか、伏せるとかイロイロ言葉もあって、わかりにくいですから、運針の上手下手は別として、やはり、形と
寸法をあまたに入れるためには肌襦袢を2-3枚。
晒一反から3枚以上はできますから。

これでおよその形と寸法、運針、針の始末に大丈夫になったら、浴衣を。
デ、浴衣をたくさん縫ってください。
私は、当時50枚以上、意地になってつくった。
後、尺ざしを買ったほうがいい。
センチで見ると、どうしても、覚えにくいのですが、尺、寸、分で見ると
着物の寸法は覚えやすいのです。

私も、最初は全部センチでしたがいまや、寸です。
デ、センチとあるのを寸に換算?して、理解して、全体を把握。
着物寸法は使い回しをする関係上、かなり、相互に入れ替えられるような決まり寸法が多いのです。

そうすると、全体の形が頭に入るのです。
もっとも、ズーットやってないと、忘れてしまうのですが。
ただ、一度、頭に入ったことは、忘れても、かならず「あーそうだった」と
失敗してから思い出します。

失敗を何度もしてください。
デ、やり直しをいとわないなら、上達します。

あせらずに、浴衣を5-6枚ほども今年の目標にされては?

帯は結構難しいです。
直線がというのではなく、三河芯をはさむのと、きせをかけるのと、
生地の個性?にあわせて、調整するのがネ。
これは経験でしかえられないことですので。
数こなして、イロイロわかってくると、帯は直線ですから、簡単です。

オークションでお安く落としては、解いて、洗って、縫い直してを趣味の日常ですが、実に、「お稽古の失敗品?」も多い。

結構、いいものなのに、間違えてハサミを入れてしまってとか、
左右の袖をつけ間違えている。
あるいは、袷の裏表がどうしても、うまく寸法が合わないとか。

だから、失敗しても、何度でも解いて、やり直す。
これを忘れなければ、大丈夫。

袷は慣れてくると意外に簡単です。
周囲の始末(くける)がない分、縫うのラク。
更に、縫い目(運針)はそれこそ1CMぐらいでもかまわない。
カエッテ縫い目の見える一重のほうが、コマカク、きれいにそろえないといけないので面倒です。

面白いもので、オークションで古いものを解いていると、
縫った人が見えてきます。
教えた人までわかります。

プロが作ったものはさすがです。
解くときには実に簡単に解けるののに、縫い目はグサグサ。
でも、寸法はキッチリ、トメもピッチリ。
縫い糸も短いし、袖の丸みも直線でココまできれいにつくるか!というワザ。

素人が明らかに先生に教わって・・・は、解くに面倒です。
縫い目もなんだかナァ・・・ココまで細かくすると、絹物は実は
余り全体がなじまなくて・ということも。

更に、結構、おしえやすいように、ということなのでしょうが、
コレッテどうよ?というようなことをやらされているのもある。
だから個人の発案というより、先生の流儀としてこういう教え方があるんだろうなと。

和裁は、いずれほどくということを前提にして縫うのです。
から、必要以上に、しっかりと、細かく縫う必要はない。
これ、覚えておいてください。
見えないところは、なるべく手をぬく。
そのほうが、解きやすいから。
「そうか、こういうのを、針を盗むというのだ」とわかってきますから。

簡単なものを数縫うのが上達の一歩です。

後、長じゅばんといえども、化繊はやめたほうがいい。
新品を買う必要はないですが、それこそ、オークションで、
ゴミ?のような正絹物を手に入れて、解いて(これも学びになります)洗って、アイロンかけて、仕立て直す。
ウソのように、きれいな自分の逸品ができます。
表にするのでなければ、長じゅばんようや、胴うら、すそ回しは
自分で染めると、面白いですよ。

湯のしですが、アレ、何のためにするのかがわかりません。
「洗う」のでなければ、「湯気に当てる=湯のし」に地の目を見る=検品以外に意味がない。
「湯のし」ナシでやってしまっても、アリで、作っても
上がりの袷に違いがわかりませんから。

呉服屋さんは必死になって、やれといいますが、どうだか?
実際に、呉服屋さんをやめた人のHPで「あれは何のためだったのか」とありましたから、実際に針を持つ私と同じ見解ですね。

ちりめんは湿気で一度「締める」のかもしれないですが、
しめ方としては中途半端ですし、こて当てると、逆に伸びもするしで。

数こなして、がんばってください、失敗は、解いてやり直す、これに尽きます。
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この回答へのお礼

bekky1さん、あなたはどこのどなたですか?
私のご近所にいてくださったらいいのに~(>o<)

数々のアドバイス、ありがとうございました。
やはり下着から始めるのがいいかもしれませんね。

あいかわらず「くける」ってどうすることかわかりません。
いろいろ調べましたが、わかったのは「縫う」と「まつる」の中間で、言葉では説明しにくいってことだけです。
来年の夏に自作の浴衣を着られるのを目標にがんばってみます。
(今年中に5,6枚は・・・)
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/19 11:36

こんにちは



学校で習いました
まずは運針がきれいにできるかどうかです

その次に浴衣ですね
やわらかくて縫いやすいのがいいんですけど
http://okwave.jp/qa2919723.html

その前に長じゅばんだったかな?
このほうが化繊なので楽は楽ですよ

ご参考までに
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この回答へのお礼

基本の運針は時間をかけて気をつければ、そこそこきれいにはできます。
浴衣程度なら許してもらえるかな?という程度の針目です。

やはりおすすめは浴衣なんですね。
工程が理解できるかも重要ですが、生地を裁つのに失敗しそうで、一人ではなかなか心を決められなさそうです(^^;)

お礼日時:2008/06/18 16:25

浴衣からされたらどうですか。

裏を付けなくてもいい以外は着物と同じ工程ですから。出来が悪くても寝巻き代わりにはなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり浴衣が妥当なのでしょうか?
本を見比べるとそれすら難しそうで、大丈夫かな?と不安です。

お礼日時:2008/06/18 16:22

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