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ラヴェルの「ボレロ」
人気のあるクラシック音楽の一つだと思います。

自分の音楽性のなさが原因かもしれませんが、いまいち「ボレロ」のすばらしさが分かりません・・・
あの曲の魅力とはなんですか?

gooドクター

A 回答 (13件中1~10件)

この曲の始まりは微かなスネアドラムが刻むリズム音から始まりますよね。


♪タン・タタタ・タン・タタタ・タン・タン 
 タン・タタタ・タン・タタタ・タタタタタタ♪
これが、切れ目無く約15分間続き、それに加えて同じパターンのメロディーが流れます。
このパターンを様々な楽器が数を増やしながら演奏します。
最後に向けてバイオリンがハモリ、音量を上げていきます。
そして最後15秒位の所でで一気に盛り上がります。
その盛り上がり方は生命力の爆発を思い起こさせます。

単純極まりない繰り返し・・・!
しかし、その始まりは、聴く側にも努力を強いる。
やがて、楽に聴ける音量にはなるが、何時この縛りから開放されるのかと身構えても開放されない繰り返し・・・。
押し寄せる音圧だけが襲い掛かって来る。
そして、大音量の中で、今までと違うパターンに遭遇したと思ったら、全ての精力を使い切った様に突然その音は止まる!
つまり、聴く者にも音楽に参加を強いて置き、トランス状態に向かう暗示を掛けつつ、興奮の絶頂で放り出す。
その暗示を素直に楽しめれば、初歩の楽しみ方は、出来るのではないでしょうか。
次には、楽器が、何処でバトンタッチしながら、進行して行くのか、単に参加楽器が増えているのではなく、計算され尽くしたアンサンブルの推移が楽しめると良いですね。
その時、スコアーを読めたら、更にこの曲の面白さが増える事でしょう。

指揮者やオーケストラに因って色々な解釈が存在します。
そこには、本当に眠くなる魅力の無い演奏も有れば、最後まで心を鷲掴みにされている様に感じる演奏も有ります。

フランス系のオーケストラは軽快ですし、ドイツの演奏は重く重厚です。
私はスローテンポの演奏が好みです。ストイック気味な前半と、後半最後の盛り上がりに向け、音が重なって行く感じがたまりません。

人気曲だけに録音は大変多く、どれを聴こうかと迷いますね。
◇ミュンシュ/ボストン交響楽団
私のボレロの原点回帰的役割に成っている演奏です。
◇クリュイタンス:パリ音楽院管弦楽団
パリの洗練されたエスプリに酔う心地とでも形容しましょう。
◇マルチノン/パリ国立歌劇場管弦楽団
クリュイタンス盤を、時の経過で緻密にした感じかな?
◇アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団
バレー音楽に強かっただけに、身体が勝手に動き出す。
◇ヂュトア/モントリオール管弦楽団
アンセルメ盤を引き継ぐ存在か?
◇ブーレーズ/ベルリ・ンフィル
他のどの演奏とも違う、研ぎ澄まされた精妙な響き!
◇チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
当に、ゲルマン!重くて重厚!

どの様にラベルを解釈し、この曲の生命力をどう引き出しているかが実に面白く、色んな演奏を聴く事で、どういう演奏に惹かれるかに気付くのも面白いと思います。

蛇足ですが・・・
本来のボレロはスペイン舞踏のリズムにて速めだと思いましたが、ラベルは「この曲は速く演奏してはいけない」と言っていたとか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:59

フランス的なものに対する感受性がないかたなのではないでしょうか?ちょっとフランスいいなと思うと、おのずと感じるものがあるのですが。

その点私はハンガリーやら東欧のほうにままったく感受性がないので、何も共感しないのです。その国の雰囲気に対する生得的な体質もあるようです。

あれは、実にフランス的な(無駄のないといいつつものすごい虚飾をするという)曲ですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:51

言葉で説明することは容易ですが、納得させることは至難の業だと考えます。


「ボレロ」が何故好きか、どこが良いか、は述べられますが、こう聞くと良さが分かりますとは筆舌に尽くしがたいのです。何故なら、これは理性の問題ではなく、慣性の相違に依るものだからです。
と、回答を述べることを回避してしまいましたが、一つだけ経験からアドバイスをお許し下さい。
もし今判らないとしたら、無理することはありません。暫く経ってからまた聞いてみて下さい。好さが判るかも知れません。それでも…と云う時はまた改めて後ほど聞いてみて下さい。
兎に角、気楽にいきましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:52

こんにちは~。



私は「この曲だけをコンサートホールで聴く」よりは、「ダンスやスケートのBGM」として視聴覚的に用いたほうが何倍も魅力が増すと思います。

以前見た冬季オリンピックでのアイスダンスのペア。
その演技のドラマチックなエンディングが目に焼きついて忘れられないのです♪

それとも・・・各オーケストラを聴き比べれば曲そのものの良さがわかるのかもしれませんね^^

参考URL:http://www.worldfolksong.com/songbook/classical/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:53

 基本的に皆さんがおっしゃるとおりだと思います。



 私も、ボレロは好きです。確かに、あれは静かなところからだんだん音が出てきて、楽器もだんだん増えてきて、クライマックスへと駆け上がっていくのですが、その間中リズムもメロディも延々と繰り返されます。

 聴いているといいですが、演奏している方々はつらいだろうなとは、前々から思っていました。

 依然読んだ本の中に、ラベルのボレロ初演当日、演奏が終わって会場を出てきた老婦人が「この曲を作曲した人は、狂ってる」と叫んでいたそうです。

 映画「愛と哀しみのボレロ」も大変印象的です。
 ラベルの「ボレロ」を聴く人にそのように感じさせるのでしょうか、いろいろな人々の物語がクライマックスのダンサーの踊りへと収斂してゆく様は見事でした。

 増田正人の漫画「昴」も、最後はラベルの「ボレロ」が登場します、この作品も大変すばらしい作品だと思います。

 「ボレロ」は聴けば聴くほど考えさせられる作品んです。
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この回答へのお礼

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まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:54

枝葉な蛇足なんですが、もうちょっと具体的に思い当たったので。


AメロBメロ2回ずつ繰り返すんですけど、最終回(金管の全奏)で1回ずつなんですよ。初めて聴いたとき、当然「もう一回Aだろうな」と思っていたところでBがきた時の衝撃は恐ろしいほどでした。
さらに恐ろしいことには、「では、このBが奏し終わったら終止するんだろうな」と思っていたら、爆発の転調をしたじゃないですか。

これには言葉がなかった。

この2回ずつから1回にしたというところで、すでにやられましたね。

以上のように私の感性が反応しましたが、質問者さんにはおそらくまったく別の感性があるのだと思います。
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この回答へのお礼

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まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
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お礼日時:2008/07/08 10:55

こんにちは。



騙されたと思って試してみてください。

朝目覚めて身体を起こすのと同時に「ボレロ」を流します。
歯磨き、食事等、朝の日課をなんとなくでいいので聴きながらこなしてください。

終曲に近づくにつれ、自分のテンションが上がって「やる気」が出ているのを感じるはずです(個人差はありますが…)。

聴き手が知覚出来ないほど微妙な「差」で知らず知らずのうちに高揚感をもたらしてくれるのがこの曲のすごい所です。

別に気張って聴く必要はありません。鼻歌で「ター…タラリラリラ…」なんて口ずさみながら軽く聴いたほうがわかりやすいと思います。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2008/07/08 10:55

(´∇`)ノこんにちわー


しょうじき、音楽はスキかキライか、感じればいいものだと思うので
pampkin-paさんが、どーもわからん!と思うのならそれもアリだと思うんですよ^^
ただ、もし私がクラシックになじみのない友人を染めよう(笑)と思うなら
映画「愛と哀しみのボレロ」を見せますね。

ダンサーの動き、照明、振り付け、どれをとってもあの曲を「聴かせるのではなく見せる」としたらこういうことなのか!! て思っていただけると思います。
その後も、曲だけ聴いてもよみがえる映像。。。みたいな感じで
頭じゃなく、感性で受け止めることができると思いますよ。
あー、私もまた見たくなってきたー・・・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
まだまだ僕はクラシック歴3年弱で若輩者です。このような質問をすること自体がクラシックファンに対して失礼ではないかと思っていたのですが・・。
皆さんの丁寧な解説で、知識が深くなったと思います。

「お礼」が遅くなったにも関わらず、コピー文章でスミマセン・・・。
またここでこんな質問ができたら、と思っているのでまた相手してやってください。

お礼日時:2008/07/08 10:56

フレーズとカウンターメロディが1組あると、さまざまな楽器で受け継ぐことによって歴史に残る1曲を遺すことができる。


…をラベルという天才が示した。

以上
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この回答へのお礼

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お礼日時:2008/07/08 10:57

メロディーだけで十分魅力的でないですか?

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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。
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お礼日時:2008/07/08 10:58

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