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中上健次(中期まで)
中島敦(古潭)
乙一(GOTH)
綿矢りさ(蹴りたい背中)
武者小路実篤(友情など)
のような芸術的な文体が好きです。
他にこのように美しい文体を持つ作家がいれば教えてください。

A 回答 (2件)

昔の物から最近の物まででお目にかなうかどうか解りませんが、


私が今までで最も美しいと思った文体は中勘助の「銀の匙」のそれです。
http://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E3%81%AE%E5%8C …
幼少の自身への追憶が主の小説ですが、
筆者が最初詩で書こうとしたためか場面場面の言葉遣いは絶妙です。

もう一つは、既に読まれているかもしれませんが夏目漱石の「草枕」でしょうか。
「銀の匙」に比べやや読みにくいところはありますが時折投げかけられる美しい景色が自然と感じられます。

また、翻訳も中には非常に優れた文体の物があります。
川口篤翻訳の「狭き門」や朝吹登水子翻訳の「悲しみよこんにちは」は、
仰られる美しい文体かはどうか解りませんが素晴らしいものには変わりありません。
(なお後者は手に入るかどうか・・・)

長くなりましたが、やはりオススメは「銀の匙」です。
ご自身の感性に合うかどうかも含めてお手にとってはいかかでしょうか。
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例に挙げてらっしゃる作家と共通点があるかないかよく分かりませんが、美しい日本語だなと思ったのは、岡本かの子『老妓抄』という短編集です。


青空文庫で一部読めるようです。
http://uraaozora.jpn.org/okamoto.html

最近読んでいないのですが、山田詠美さんも美しい文を書く人だなあと思うことがよくありました。
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この回答へのお礼

読んでみます。
山田詠美は或る時、幾つか読みました。
が彼女の文章は好きではありません。

お礼日時:2008/07/30 20:00

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