(まだ高校2年なので、そのレベルで分かるように回答して頂けると喜びます)

 えっとぉ、「セントラル・ドグマに従うとDNA→RNA→タンパク質になるが、中にはエイズウィルスのように逆転写と言ってRNA→DNAになるものもある」って習ったんですけど、逆転写をするのは何によって決まるんですか?

 あやふやな質問だけど、例えば「生物の種類によって決まる」だとか「細胞次第だ」とかってわけるとどうなるんですか?
 
 参考文献なんかも紹介していただけると嬉しいです。。。

  よろしくお願いします。

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A 回答 (3件)

 以下のURLに解説がありますが、


まず、DNA生物が普通であると考えられていましたが、遺伝子にRNAを持つ生物(RNAウイルス)が発見されました。で、こいつめは、自分単独では自己複製(細胞分裂・生殖)ができません。それで、DNA生物の細胞に入り込み、その細胞のDNAに自分の遺伝子であるRNAの情報を転写します。このとき、逆転写酵素が必要になります。宿主の細胞はDNA情報が、ウイルスのものと変わったにも関わらず、RNAを生産します。この宿主によって生産されたRNAがウイルスのRNAで、ウイルスの複製(増殖)ができるのです。
 基本的にRNA生物の増殖(自己複製)が自分自身単独でできないことに由来することによります。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8471/ …
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この回答へのお礼

 ありがとうございました!

 ってことは、ヒトには逆転写酵素はないってことですよね?
 
 URL参考になりました。
   
    m(_ _)m ペコペコ。

お礼日時:2001/02/19 16:26

(皆さん厳しくチェックしてますね!今後は素直に質問される事をお勧めします!!)



akiyamayaharukaさんの丁寧な回答がありますが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「プロテアーゼ阻害剤」
HIV関連ですが、難しすぎるでしょうか?

http://www.at-m.or.jp/~yuhki/protein.html
(タンパク質・核酸について)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/genome/words/
(レトロウィルス)
http://www.asahi-net.or.jp/~et7t-tum/diary/diary …
(AZT)
http://www.shu-paradigm.org/dnatop1.htm
(遺伝子治療とは何か)

補足お願いします。

参考URL:http://www.nihs.go.jp/dig/protease/pb/proinbk.ht …
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この回答へのお礼

返事、遅くなりました!! 
    m(_ _)m ペコペコ。

  あのリファランス見るのに時間かかっちゃって・・・

  う~~~んやっぱ少々難しいみたいです、自分にとっては。

   上のリファランスは「お気に入りに追加」しときましたんで、また力がついたら読もうと思います。

  ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/20 22:22

あれ?法学部在籍じゃなかったっけ?



さて、御質問の件ですが、簡単にいえば「逆転写酵素(reverse transcriptase)」をもつものになります。その名の通りRNAもDNAも鋳型にする酵素です。この酵素を持つのはレトロウイルスといわれる一群のウイルスです。有名なエイズウイルスもこれにあたります。RNA腫瘍ウイルスと呼ばれる物があり何故これが感染し遺伝的変化を引き起こすかが分かっていなかったのですが、この酵素の発見により生活環が解明されたわけです。

生活環については以前、御質問された時に紹介された本にあるような気がします。少し古い本ですが、講談社ブルーバックスの「RNA学のすすめ」にあると思います。
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この回答へのお礼

 あ、あれは「高校2年生程度の知識です」って意味です。。。

 誤解招きましたかね・・・ (○^▽^○)⊃ アハハ・・

  リファランス、参考にさせていただきます。
     (田舎の本屋は規模が小さいからなぁ・・・)

  ども、ありがとうございました!!
   

お礼日時:2001/02/19 16:29

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QDNAとRNAの違いについて

親戚の高校生が生物の勉強でどうしてもDNAとRNAの違いがわからないらしく、たまたま訪れていた私に説明を求められましたが教科書を読んでもすっかり「???」でした。
どなたか、分かりやすく説明できる方いらっしゃいませんか?自信をつけて説明できるようにしてください!!
ちなみにサイト等で見てみましたが二人とも???の状態でした。
宜しくお願い致します

Aベストアンサー

DNAとRNAで困っていると言うことですから、暗記的な情報や教科書的な情報は逆に困ってしまうかも知れませんね。
と言う観点で、「感覚的」な回答をしたいと思います。
----------
DNAとは、普通、遺伝子と呼ばれているモノと思ってください。顔が丸いとか、血液型がB型だとか、小指の長さとか、、、、親と子供が似てるとか似てないとかって話をする時の「遺伝子」です。だから、DNAとは、自分が人間である特徴、肌の色の特徴などなどの記録が書き込まれている部分なのです。パソコンで言えば、書き込まれた内容が変更できないCD-ROMというところでしょうか。
CD-ROMが有るだけでは、中のデータを見ることはできませんよね。それといっしょで、DNAがあるだけでは、その中の情報を見ることも使うこともできません。
そこで、活躍するのがRNA達です。
「達」と言ったのは、3種のRNAがいるからです。DNA・CD-ROMは、核の中に保管されていています。そのDNAから体を作る材料であるタンパク質を作る場所が「r君(リボーソームRNA)」の庭になります。
このr君の庭まで、DNAのデータをコピーして持ってくる役目を「m君(メッセンジャーRNA)」が果たします。タンパク質を作るr君の庭に、DNAのコピーを持ってm君がやってくる。最後に、このコピーを元にタンパク質のパーツを運んでくるのが「t君(トランスファーRNA)」です。
DNAは、体を作る情報を保管する記憶媒体(CD-ROM)で、
RNAは、その情報から体を作る作業を担当する3人の小人 ですね。
----------
以上あくまでも、おおざっぱな話ですので、細かい部分は触れていません。(例えば、DNAが核以外の葉緑体やミトコンドリアなどの細胞小器官部にもある話や、真核生物と原核生物の違い(ここでは、われわれヒトが含まれる真核生物の話に特化してます)などには触れません。)

DNAとRNAで困っていると言うことですから、暗記的な情報や教科書的な情報は逆に困ってしまうかも知れませんね。
と言う観点で、「感覚的」な回答をしたいと思います。
----------
DNAとは、普通、遺伝子と呼ばれているモノと思ってください。顔が丸いとか、血液型がB型だとか、小指の長さとか、、、、親と子供が似てるとか似てないとかって話をする時の「遺伝子」です。だから、DNAとは、自分が人間である特徴、肌の色の特徴などなどの記録が書き込まれている部分なのです。パソコンで言えば、書き込まれた内容...続きを読む

Q原核生物と真核生物の違い

原核生物と、真核生物の違いについて教えてください(><)
また、ウイルスはどちらかも教えていただけると嬉しいです!

Aベストアンサー

【原核生物】
核膜が無い(構造的に区別出来る核を持たない)細胞(これを原核細胞という)から成る生物で、細菌類や藍藻類がこれに属する。

【真核生物】
核膜で囲まれた明確な核を持つ細胞(これを真核細胞という)から成り、細胞分裂の時に染色体構造を生じる生物。細菌類・藍藻類以外の全ての生物。

【ウイルス】
濾過性病原体の総称。独自のDNA又はRNAを持っているが、普通ウイルスは細胞内だけで増殖可能であり、ウイルス単独では増殖出来ない。



要は、核膜が有れば真核生物、無ければ原核生物という事になります。

ウイルスはそもそも細胞でなく、従って生物でもありませんので、原核生物・真核生物の何れにも属しません(一部の学者は生物だと主張しているそうですが、細胞説の定義に反する存在なので、まだまだ議論の余地は有る様です)。



こんなんで良かったでしょうか?

Qレトロウィルスの疑問点

4月から高専物質工学科の一年生となります。将来は遺伝子工学に関わる職に就きたいと考えています。そこで、考えていた疑問をこの場で質問したいと思います。とてもレベルの低い、また勘違いしているかもしれない疑問ですが、一年生なのでご了承ください…

画像は、「生化学」の基本的な考えのセントラルドグマを簡略化した物です。
しかし、レトロウィルスによって絶対的な物では無くなってしまいましたが、ここで疑問があります。

なぜ、わざわざレトロウィルスはセントラルドグマに反して、RNAをcDNAに逆転写するのでしょうか?元々DNAではなく一本鎖のRNAを持っているのは何か理由があるのでしょうか?
何だか、逆転写酵素を用いて相補的な二本鎖のcDNAを作るのは非効率な感じがします。
レトロウィルスは、細胞を持っておらず他の生物のDNAの中に入り込む特徴を持っていますが、それならば何故わざわざ逆転写してまでDNAを作るプロセスが必要なのでしょうか?

また、【DNAは片方が遺伝情報を持っていて、もう片方はそれらの情報を損なわせないために存在している。逆を言えば、遺伝情報を転写するのは(コピーするのは)一本鎖の短いRNAだけでも事足りることになる。だから、レトロウィルスのような生体構造ならばRNAだけの方が効率的】というのは間違いでしょうか?レトロウィルスには、リボソームなどの細胞内小器官がないので、コピーする必要性もないのに、なぜRNAを持っているのか分かりません。
解答お願いします。

4月から高専物質工学科の一年生となります。将来は遺伝子工学に関わる職に就きたいと考えています。そこで、考えていた疑問をこの場で質問したいと思います。とてもレベルの低い、また勘違いしているかもしれない疑問ですが、一年生なのでご了承ください…

画像は、「生化学」の基本的な考えのセントラルドグマを簡略化した物です。
しかし、レトロウィルスによって絶対的な物では無くなってしまいましたが、ここで疑問があります。

なぜ、わざわざレトロウィルスはセントラルドグマに反して、RNAをcDNAに...続きを読む

Aベストアンサー

 No.5のJagar39です。ちょっと判りにくかったかもしれないので、補足します。

>レトロウィルスには、リボソームなどの細胞内小器官がないので、コピーする必要性もないのに、なぜRNAを持っているのか分かりません。

 細胞内小器官を持たないのはレトロウイルスに限らず、ウイルス全てに当てはまります。というよりむしろ、細胞内小器官を持たず、自力で代謝も増殖もできない微生物をウイルスと定義している、と言った方が正しいです。

 ですがそれは「コピーする必要性がない」ということではありません。コピーしなければ増殖できませんから。
 ウイルスは生きた細胞内に侵入して、細胞に自らの遺伝子を読ませて生産してもらうことによって増殖する微生物です。

 そのウイルス遺伝子はDNAだけでなく、RNAを遺伝子として持つウイルスもある、ということです。
 そしてRNAを遺伝子に持つウイルスは、ウイルス遺伝子のRNAが細胞内でそのままmRNAとして機能するものと、そのままではmRNAとして機能しないので一度RNA→RNAの転写を行うウイルス、そして逆転写によってRNA→DNAの転写を行うウイルス、というバリエーションがあるわけです。逆転写→インテグレート(宿主細胞のゲノムにウイルス遺伝子を組み込むこと)を行うのはレトロウイルスただ1種ですが、前二者にはさらに様々なバリエーションが存在します。

 なお、DNA→RNA→DNA(逆転写)という複雑怪奇な増殖をするウイルスもあります。ヘパドナウイルス(B型肝炎ウイルス等が含まれる)がそういう奇妙な増殖をします。なのでDNAウイルスの増殖方法もバリエーションがある、ということです。

>レトロウィルスのような生体構造ならばRNAだけの方が効率的

 それは一概には言えません。+鎖RNAのウイルスならば細胞内でウイルスゲノムがそのままmRNAとして機能するので「効率的」と言えば言えなくもないのですが、-鎖のRNAウイルスはそのままでは機能しないので、-鎖から+鎖へ、RNA→RNA転写をしなければならないという、一見非効率な増殖方法をとりますから。

 ちなみにRNA→RNAの転写、それにRNA→DNAの転写(逆転写)は、その酵素を細胞は持っていません。普通の生体内ではそのような反応は存在しませんから。
 ですからRNAからRNAを転写する酵素やRNAからDNAを転写する酵素(逆転写酵素)は、ウイルスが自分で持ち込む必要があります。

 さらにDNAを遺伝子にもつウイルスは、細胞内のRNA合成酵素をそのまま使ってmRNAを合成することが可能なのですが、それにも拘わらずわざわざ自分でRNA合成酵素を持ち込むものもあります。

 ですから少なくとも人間の目から見て「効率的」な増殖方法は必ずしもとっていない、ということなのです。
 人間や高等生物の身体の構造にも非効率に見える、あるいは明らかに効率的でない構造はいくらでもあります。それらは「進化の痕跡」として理解されているものもたくさんあります。
 ウイルスも同様に、進化の結果、現在の形があるわけです。
 レトロウイルスの逆転写などはその中でも、その理由(生き残りに有利であった理由)が理解しやすいのですが、訳がわからないものもたくさんあります。その点も高等生物と同じです。

 No.5のJagar39です。ちょっと判りにくかったかもしれないので、補足します。

>レトロウィルスには、リボソームなどの細胞内小器官がないので、コピーする必要性もないのに、なぜRNAを持っているのか分かりません。

 細胞内小器官を持たないのはレトロウイルスに限らず、ウイルス全てに当てはまります。というよりむしろ、細胞内小器官を持たず、自力で代謝も増殖もできない微生物をウイルスと定義している、と言った方が正しいです。

 ですがそれは「コピーする必要性がない」ということではありません。コ...続きを読む

QDNAとゲノムDNAの違い

DNAとゲノムDNAの違いを教えてください。
遺伝子とDNAの違いはわかるのですが、上記の2つについてはわかりません。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

ゲノム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

DNA
http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA
DNAは化学的な物質名で人口に合成した化学物質でも、その化学的構造を持っていればDNAといいます。

ゲノムDNAの定義はよく分かりませんが、真核生物などはミトコンドリアなどにもDNAがあり、それと区別してゲノムDNAといえるかもしれません。また、ウイルスが感染しいて、染色体以外にDNAが存在する時、両者を区別するのにそういう表現ができると思います。

Qヌクレオチドとヌクレオシドの違い

光合成の炭素固定のところで
デオキシリボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオシド
というものが出てきました。
これって同じものではみたいです。何が違うんでしょうか?
          

Aベストアンサー

ヌクレオシドは糖に塩基がついたもの、ヌクレオチドはそれにリン酸がついたものです。

デオキシリボヌクレオシドリン酸がデオキシリボヌクレオチドです。

Q原核生物と真核生物

原核生物と真核生物の遺伝情報発現機構の相違点について分かることがあれば教えて下さい。

Aベストアンサー

結構たくさんあるのですが。

まず、転写。原核生物も真核生物もはRNAポリメラーゼがDNAを転写しますが、原核生物はイントロンを含まないmRNAができます。真核生物はエキソン(タンパク質コードする領域)とイントロン(コードしない領域)を含むmRNA前駆体なるものを作ります。この前駆体はスプライシングという操作を受けて、イントロンが切り離されます。さらに、5'末端にキャップ構造を、3'末端にアデニンがたくさん連なったpolyAを付加されます。これで真核生物のmRNAが完成します。

原核生物は核を持たないので細胞質で直接転写が行われ、その場でリボソームにより翻訳されます。しかし、真核生物は核で転写が行われるため、リボソームが翻訳をするためには核の外にmRNAが出ないといけないのです。キャップ構造は、核の外に出ていいよというシグナルの役割を果たすといわれています。

また、原核生物ではひとつのmRNAが複数の関連のあるタンパク質を同時にコードしているポリシストロン性が見られますが、真核生物では通常ひとつのmRNAからは一種類のタンパク質しかできません(モノシストロン性)。原核生物はこうして複数のタンパク質を同時に発現することですばやく環境に適応できます。

非常に簡単な説明でしたが、詳しいことはご自分でお調べになってくださいな。がんばってください!

結構たくさんあるのですが。

まず、転写。原核生物も真核生物もはRNAポリメラーゼがDNAを転写しますが、原核生物はイントロンを含まないmRNAができます。真核生物はエキソン(タンパク質コードする領域)とイントロン(コードしない領域)を含むmRNA前駆体なるものを作ります。この前駆体はスプライシングという操作を受けて、イントロンが切り離されます。さらに、5'末端にキャップ構造を、3'末端にアデニンがたくさん連なったpolyAを付加されます。これで真核生物のmRNAが完成します。

原核生物は核を持た...続きを読む

Qセントラルドグマについて

アデニン、シトシン、グアニン、チミンの組み合わせにより地球上すべての生物を表現できる仕組みって一体どうなっているのでしょうか??
セントラルドグマが関係していると聞いたのですがよくわかりません;;

Aベストアンサー

 セントラルドグマというのは、「情報(遺伝情報)はDNA→RNA→タンパク質の順に伝達され、逆向きの情報伝達は存在しない」という意味です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%9E

 RNAに複写された情報がいくつもに切られて別々のタンパク質をコードする、というのは別にセントラルドグマの概念には反しません。DNA→RNA→タンパク質という「遺伝情報の一方通行」には変わりないので。
 セントラルドグマの例外は、RNAからDNAに逆転写をする酵素(逆転写酵素)の存在です。レトロウイルス(エイズの原因ウイルスであるHIVや白血病ウイルス等がある)が持っていて、レトロウイルスは自らの遺伝子であるRNAをDNAに逆転写し、そのDNAを感染した宿主細胞(主にリンパ球)のゲノムに組み込んでしまいます。

 別に塩基配列(塩基連鎖などという言葉はない)が判れば生物を再現できる、というような意味は元々含んでいません。

 さて、A,G,C,Tの話ですが、この3つの組み合わせで1つのアミノ酸を指定している、ということは高校の生物で習ったと思います。
 つまり遺伝子の塩基配列は「アミノ酸配列」を意味しているわけです。

 いくつものアミノ酸が3次元構造を持って繋がってタンパク質を作ります。
 つまり、遺伝子の塩基配列は「タンパク質」をコードしているわけです。

 遺伝子がコードするタンパク質の大半は「酵素」です。酵素というのは、これも中学か高校の生物で習ったと思いますが、「ある特定の化学反応を仲介、促進するタンパク質」です。生体内で起きているありとあらゆる「化学反応」に酵素が関与していて、その酵素を遺伝子がコードしているわけです。

 つまり例えばカルシウムでできている骨ですが、この骨の構造を遺伝子が直接コードしているわけではありません。「カルシウムを原材料に骨を作る反応を仲介する酵素」をコードしているわけです。

 この最も基礎となる「塩基配列3つで1つのアミノ酸を指定する」暗号ですが、例えばGCCでアラニンを指定するといった「暗号表」は地球上の全生物がほぼ共通のものを使っています。
 地球上の全生物が4種類の塩基の配列という「共通の暗号」で作られている、ということです。

 ですからよく、「遺伝子は生物の設計図」という言い方をしますが、これはあまり正しい表現ではありません。
 端的に言えば、遺伝子が生物の体を直接コードしているわけではないからです。
 また、「設計図」であれば、「完成したモノ」から基の設計図を再び引くことができるのですが、これはセントラルドグマの概念に反することです。実際、生物の体をいくら丹念に調べてもDNAの塩基配列を推測することはできません。

 例えばパンを例に挙げます。
 パンを、デンプンがどれだけ、タンパク質どれだけの直径何mmの粒子がこれだけの密度で存在する物体、という表記をすればそれは「設計図」ですよね。設計図を基にパンを定義することができますし、パンから「設計図」を書くことも可能です。現実的にはほとんど不可能ですが理論的には可能です。
 遺伝子はそういう「書き方」はされていません。
 遺伝子に書かれているのは、「小麦粉何gを何mlの水に溶いて塩を入れて・・・云々」という、「パンの作り方」です。

 まあ要するに「レシピ」ですね。
 レシピの場合、パンから「レシピ」を再現することはできません。

 「強火で炊いて沸騰したら弱火にする」というような複雑なプログラムも記述可能です。
 「火を強くする」、「火を弱くする」、「火を強くするという命令を出す」、「火を弱くするという命令を出す」のそれぞれに「酵素」が割り当てられると考えてみてください。
 最初は「火を強くする命令」を出して「火を強くする」酵素が仕事をし、沸騰したら「火を弱くする命令を出す」酵素を作るスイッチが入るようにしておけば、連鎖的に「火を弱くする」酵素が働いて弱火にできるわけです。
 その結果できあがったご飯を直接「設計図」で定義するより、レシピの方が遙かに効率的で間違いがなく、なおかつ単純な言語で無限のバリエーションを生み出すことができる方法でしょ?

 というわけで、AGCTの4つの塩基の配列だけで、地球上の全ての生物を表現することが可能、というわけです。具体的な「レシピ」そのものはまだ判っていないことの方が多いですけども。

 セントラルドグマというのは、「情報(遺伝情報)はDNA→RNA→タンパク質の順に伝達され、逆向きの情報伝達は存在しない」という意味です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%9E

 RNAに複写された情報がいくつもに切られて別々のタンパク質をコードする、というのは別にセントラルドグマの概念には反しません。DNA→RNA→タンパク質という「遺伝情報の一方通行」には変わりないので。
 セントラルドグマの例外は、RNAからDNAに逆転写をする...続きを読む

QプラスミドDNAの抽出法

実験でプラスミドDNAの抽出をアルカリ法によって行いましたが、アルカリ法の原理がわかりません。
自分でも調べてみましたが、原理はわかりませんでした。
原理をココで教えてくれる方、良いHPを知っている方、何か教えていただけると幸いです。

Aベストアンサー

菌を適当なバッファーに再懸濁します(グルコースが入っているのが一般的ですが、浸透圧をあわせるだけで、あまり重要ではありません)。

アルカリとSDSでタンパク質や膜成分を可溶化し溶菌します。同時に大腸菌のゲノムDNAはアルカリ変性して一本鎖状態になります。スーパーコイル状のプラスミドは変性しにくいのでそのまま残ります(プラスミドまで変性しないように冷やしたり、短時間にします)。

そこに酢酸カリウムなどの塩を加えると急激に中和されるのと同時に塩析作用で、タンパク質-SDS複合体と変性DNAを不溶化します(冷やすこと、時間を置くことで沈殿の形成を促します)。これを遠心分離すると上澄みにプラスミドが残ります。

塩を含んだ上澄みにアルコールを加えると溶けていたプラスミドがアルコール沈殿を起こすので、これを遠心分離して沈殿として回収します。70%程度のエタノールで沈殿から塩を洗い流します。

Qpoly-Aとは

poly-Aとはなんでしょうか?
あとpoly-A付加シグナルについても教えてください。

Aベストアンサー

プロセッシングが完了し完成したmRNAの3'末端には、50~200塩基ほどのアデニン(A)ヌクレオチドが付加されています。これがpoly-A tailです。poly-A tailはmRNAに安定性をあたえ、翻訳を促進する働きがあると考えられています。

mRNAは、まず遺伝子のプロモーターからエクソン、イントロンを含め連続的に転写され、転写の終結部は最後のエクソンよりかなり下流に及びます(真核生物では転写終了位置を示すシグナル配列のようなものは見つかっていません)。
この一時転写産物はイントロンを削除しエクソンを連結するスプライシング、5'末端に一個の7-メチルグアノシン(7-m G)を付加(cap構造といいます)するcapping、3'末端にpoly-A tailを付加するpolyadenylationを経て成熟mRNAになります。

poly adenylationは、最終エクソン内のAAUAAAという配列(polyadenylation signal ポリアデニル化シグナル, poly-A additional signal ポリA付加シグナル)を認識するpoly-A polymerase ポリAポリメラーゼによって行われます。この酵素はポリアデニル化シグナルの10~30塩基下流で一時転写産物を切断するとともに、鋳型に依存せずにアデニンを付加します。なお、ポリアデニル化シグナルには例外も知られています。

参考URL:http://opbs.okstate.edu/~melcher/MG/MGW2/MG234.html

プロセッシングが完了し完成したmRNAの3'末端には、50~200塩基ほどのアデニン(A)ヌクレオチドが付加されています。これがpoly-A tailです。poly-A tailはmRNAに安定性をあたえ、翻訳を促進する働きがあると考えられています。

mRNAは、まず遺伝子のプロモーターからエクソン、イントロンを含め連続的に転写され、転写の終結部は最後のエクソンよりかなり下流に及びます(真核生物では転写終了位置を示すシグナル配列のようなものは見つかっていません)。
この一時転写産物はイントロンを削除しエクソンを連...続きを読む

QRNAの選択的スプライシングとプロセシングはどのように違うのでしょうか

RNAの選択的スプライシングとプロセシングはどのように違うのでしょうか?

生物学が苦手で教科書を読んでも違うような感じだけど…でもなんか一緒に思えたりして悩んでいます。教えて頂けると有り難いです(´;ω;`)

Aベストアンサー

プロセシングは幅広い言葉で、DNAから転写されたRNAが、
機能する形になるまでに、切ったり貼ったりする過程全てを
指します。
スプライシングは限定的で、イントロンを含むRNAが、それを
切り出して両側がくっつく事を指します。


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