お店で売っているLinuxと雑誌の付録とかについてるLinuxってどのくらい違うのでしょうか。
お店で売っているLinuxはインストールサポートがついていたり、いくつかの商用パッケージ(有償のパッケージという意味だと思う・・・)がついているところが違うのですよね。
これは果たして意味がある違いなのでしょうか。
たとえば、こんなのは無償なのにすごく良さそうですが
http://www.ubuntulinux.jp/
No.1
- 回答日時:
> お店で売っているLinuxはインストールサポートがついていたり、
> いくつかの商用パッケージ(有償のパッケージという意味だと思
> う・・・)がついているところが違うのですよね。
それが意味あるかどうかは、あなた次第です。必要だと思えば有償のものを購入すれば良いですし、意味ないと思うなら無料のものを使えば良いだけです。
個人利用なら、無料で配布されているUbuntuなどで十分だと思いますよ。
企業で導入する場合には有償サポートは不可欠になります。また、個人利用でも、種々の有料の日本語フォントが必要な場合などは、はじめからそれが含まれている有償のLinuxを購入したほうが安上がりになることもあります。
ありがとうございます。
その意味をどう考えるかを聞いてみたかったのです。
私はサポートや商用パッケージが必要だと思いますが、買ってしまうと、せっかくお金を出して買ったんだからとがんばってそのパッケージにこだわってしまいそうで、そこはどうかなぁと思っています。
No.2
- 回答日時:
>お店で売っているLinuxはインストールサポートがついていたり、いくつかの商用パッケージ(有償のパッケージという意味だと思う・・・)がついているところが違うのですよね。
必ずしもそれだけとは限りませんね。
例えば
・TurboLinux
昔はパッケージ版とFTP版には差がなかったけど途中あたりから差がでました。
(8あたりだったかな?)
FTP版のイメージにはgccなどの開発やパッケージのmakeに必要なものが同梱されなくなった。
・LinuxMLD
WindowsのFATもしくはNTFS環境にインストールできる。
DLできるのは体験版
ありがとうございます。
FTP版とパッケージ版に差がある場合があることを初めて知りました。gccが入らないことがあるなんて・・・。
それから、FAT、NTFS環境にインストールできるLinuxを選びたいならお店で買うしかないんですね!
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
Turboは例外的な目で見られているここ数年。
DVDや地デジ放送のように複製防止のためとして
オープンソースソフトウェアで扱いがたい技術があるわけですが
TurboはDVD用のソフトやMicrosoftとの技術提携などの戦略で
一定の利便性を持っています。
Linuxでの地デジ対応は当面まったく無理っぽいのですが
いつかTurboが実現するのかもしれません。といってもかなり先だと思う。
Turboはそういう独自パッケージの追加が有用な反面
せっかく膨大に存在するオープンソースソフトウェアが
Turboに導入できるパッケージで存在しない例が多すぎる。
技術力を持つ人ほどTurboである必然性が無く、そうでない人達だけでは
Turbo純正以外の追加パッケージを用意していくことができなかった。
結果的に、用途によってはUbuntuのほうが楽だってことにもなる。
で、DebianやUbuntu、FedoraやSuSe等ではDVD再生等は可能ですが
法的に微妙なソフトウェアを利用する必要があります。
「"DVDの不正コピーもできるソフト"を開発できる契約が存在するけど、その契約を結ばずに、DVDを再生するソフトを作ったらいけません」
という状況で、「それは論理的な束縛ではありません」と考える人もいる星に生まれてきっと幸せです。
というか暗号解除に関する技術を含むため、その契約を結んでオープンソースのソフトウェアを作ることはできないって話だったと記憶しています。
「じゃあ、違う道を行く」って人がLinuxやFreeBSDの世界には大勢いる。
難しい話かもしれないけど、実質的には、DVD再生ソフト等の導入の手間が少し増えます。
あとは、フォントは知的財産権があって、たとえばWindows付属フォントも
Linuxでは使えなかったりする契約になっている場合がある。
フォントを別途購入しないと、DTP関連はきびしい。
たんに、個人でウェブを見てメールを送り読む端末としてなら
Ubuntuとかでほとんど困ることは無い。
というか、その場合雑誌付録CDより、ネットで落とした方が安い場合もある。
ただ、BitTorrentとかで負荷分散を考えなければ
配布元やミラーサイトに大きな負荷がかかる場合もあるので要注意。
雑誌付録CDはあくまでも付録だから、雑誌本体に有用な記事が無いと割高。
UbuntuやFedoraだと、メジャーバージョンアップするたびに
それだけをあつかった突発的な雑誌(ムックってパンピーに通じるのか?と)が
出されたりするので、そういうのを探してみるのも良い。
ありがとうございます。
詳しくて具体的な説明、参考になります。turboは例外的なところがあるのですね。DVDを再生できるが、オープンソースソフトウェアをインストールするのが難しいとか。
TurboがLinux初心者用って感じで、オープンソースソフトウェアをどんどんいれていきたいならubuntuといった感じと理解しました!
No.5
- 回答日時:
Turbo FUJIとかだと、例えば以下のような独自のGUI画面などが用意されていたりしますよね。
(他の無料Linuxディストリでは、こういったのは無かったと思う。)Turbolinux FUJI: 設定ガイド
第 6章システムの設定と管理
6.7. ブートローダーの設定
http://www.turbolinux.co.jp/products/FUJI/config …
これをUbuntuでも同じようなことをしようものなら、まずはいろいろとググって以下のサイトを見付け、上から下まで全部読んでいくこととなります。
インデックス > 初心者サポート > マルチブート時のOS選択メニューを変更したい
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=2325
ちなみに、上記の日本語フォーラム内ではグラフィカルに変更するユーティリティーについての記述もありますが、正確には「StartUp Manager」です。こういったトラップみたいなのがあるのも、無料のサービスを利用する上では致し方のないことですね。それと同時に、うまく以下の無料ソフトをインストール出来て拡張に成功したとしても、実際には全て英語表記だったりします。
「Ubuntuの設定を変えるユーティリティー、SUM」
http://opentechpress.jp/developer/article.pl?sid …
もっとも、以下のサイトにもあるように、CLIでコマンドをいろいろと打ち込んでいったりとか、エディタを使って「/boot/grub/menu.lst」を直接編集すれば、より広範な設定が可能となります。
現在位置:ホーム / その他のTips / デフォルト(標準)起動OS設定
http://lets-ubuntu.yui.at/tips/tips_defo.html
私自身も、以前、Turbo FUJIにMySQLとPostgreSQLをインストールしたことがありますが、「Pirut」を使って簡単にソフトウェアの追加/削除ができるFedoraと違って、かなり悪戦苦闘しました。実際には、tar.gz形式のソース版を落としてきてmakeという手もありますが、依存関係やアップデートなどの為にRPMを使おうものなら見事にハマり、SRPMからリビルドしようとしたら、開発ツールはないわ、あってもバージョンが古いわで、相当時間がかかりました。ただ、それまでの過程でいろいろと勉強になりましたし、結果的にはどちらもJavaからの連携が出来ましたのでそれはそれで良かったですけども。(公式サイトからRPMを落としてくるだけのMySQLと違い、PostgreSQLは若干敷居が高いですね。)
つまる所、本来、Linuxというのはサーバ用途のOSですし、「お店で買うLinuxと雑誌付録のLinuxの違い」が無いくらい精通されている方が利用するOSなわけですよ。言い換えると、その違いが分からない人や英語が苦手な人などは、個人向けの商用パッケージでもいいんじゃないかな~、と思いますけども。(Winでも、海外に行けば無料のアンチウィルスソフトがごまんとあるにもかかわらず、未だ有償のソフトを利用する人が数多くいますよね。それとおんなじことです。)
詳しくありがとうございます。
いろんなLinuxの具体的な違いが分からないので助かります。
前の方もおっしゃっていましたがturbolinuxは他のとちょっと違った感じなのですね。便利な部分もあるというか。
ubuntuで同じようにしようと思えば、いろいろとインストールしたりして、英語ソフトで英語表記になったりだとか。
それにしても初心者用と思えるturbolinuxは依存関係の問題の攻略が大変なのですか。初心者用なのに悩ましい・・・。
Fedoraは依存関係の問題とか簡単に解決できるんですか?
依存関係の問題はどのディストリビューションでも同じだと思ってました。
No.6
- 回答日時:
>Fedoraは依存関係の問題とか簡単に解決できるんですか?
Ferora用に用意されているパッケージを利用する限り、通常は依存関係は自動的に解決されます。これはどのLinuxのディストリビューションでも同じことで、勿論TurboLinuxの場合でも同様に、TurboLinux用のパッケージを利用すれば依存関係は自動的に解決されます。
FedoraやUnuntuには世界中のユーザー及び開発者が参加する開かれたコミュニティがあり、世界中で開発されている有用なツールをFedora用に若しくはUbuntu用にパッケージ化するボランティアの方々が多数います。
一方、TurboLinuxはベンダー主導型の開発ですから、ターボリナックス社が提供しないツールのインストールは、自己責任となり、通常はサポート契約を結んだ業者に有償でインストールを依頼することになるでしょう。勿論、自分で努力してインストールしてもいいですが、そのような使い方をするなら、FedoraやUbuntuなどの開かれたコミュニティのあるLinuxを使用したほうが良いと思います。
本来Linuxは世界中で開発されているツールをユーザーの自由に組み合わせて利用することができるものです。デスクトップマネージャにしろ、ブートローダにしろ、シェルにしろ、カーネルでさえ好みに変更できる多様性を有しています。多様性があるが故にインストールや各種設定の方法も一義的ではなく、ここが初心者にはネックとなりがちです。これを解消するためにパッケージ管理システムが開発され、各ディストリビューション用に用意されたパッケージを利用する限りそのインストールを簡単に行えるようになっています。
TurboLinuxは、Linuxの多様性を犠牲にしても、ブートローダなどのシステムの根幹部分のツールは変更されないことを前提に、サポートの容易性を確保することを優先する思想で開発されています。ここらが初心者用といわれる由縁でしょうか。
しかし、個人用途でよく使用されるマルチメディア関連のツールなどは、FedoraやUbuntuの方が世界中でボランティアの方々がパッケージ化されていますので簡単に利用できます。
結局のところ自分の利用の仕方によって便利なものを選択すればいいというにつきるんですが、FedoraもUbuntuもTurboもダウンロードして試せますから、一度それぞれインストールしてみると良いと思いますよ。
ありがとうございます。
世界中で開発されてるからFedoraやUbuntuは便利になったり使いやすくなったりよいソフトウェアのパッケージとかが出回るのですね。
一方でTurboはターボリナックス社だけ(いいすぎ?)が開発してるから遅れて、差が出てしまうというわけなのですか。
LinuxユーザーはいろんなタイプのLinuxをインストールして使い勝手を比べたり、そういうのも楽しみなのかなぁ。
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