1つだけ過去を変えられるとしたら?

韓国経済は現在、そんなに悲惨なのですか?
オリンピックやスポーツは頑張っているみたいですが・・・
経済が悲惨な状態で、何故、日本の批判ばかりしているのでしょう。
不思議です。
一方、中国の経済の今後を教えてください。
韓国と同じなら、発展するように思えないのですが・・・。
韓国の国民は、自国の経済を理解しているのですか?

A 回答 (3件)

http://kuyou.exblog.jp/7249080/
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/2008 …
「10年前のアジア通貨危機時と同じくらい深刻な状態」(姜万洙企画財政相


上記の通り相当危ないです。閣僚は危ないとのメッセージを発信しているので国民は当然分かっています。
但し、経済危機と竹島問題など日本との政治問題は別です。
むしろ経済が厳しいのではけ口を求めている可能性もあります。
また中国経済は下記サイトです。
一番下は9月1日の記事です。
まだ緩やかな成長は続きますが、物価高など楽観視できない状況です。


http://diamond.jp/series/china_rika/10007/?page=2
「コンビニ価格は日本の半分以上。都市部では2万円ほどで、日本の10分の1で物価の高さがわかる・・」

http://mainichi.jp/life/money/news/20080901org00 …
2014年ごろが(高成長が止まる)目安
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この回答へのお礼

たくさんのサイトの紹介までありがとうございます。
勉強します。
やっぱり大変なのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/03 11:40

>韓国経済は現在、そんなに悲惨なのですか?


現在というのはどういうスパン(1日?1ヶ月?3ヶ月?1年?5年?10年?)で捉えるかにもよりますし、
「そんなに」「悲惨」という捉え方も、基準次第で変わってしまうので、
イエスということも、ノーということもできることになります。
短期的な景気動向という意味では、世界的な原油・資源高による供給ショック(交易条件の悪化)と
世界的な景気動向の影響を受け、景気は減速しているといったところでしょう。
ただし、この傾向は世界的なもので、アメリカが険悪なら、欧州や日本も険悪になってきて、
中国やインドでも高成長ながら減速、台湾やシンガポールも減速が見られるような状況です。
諸外国以上に「悲惨」と断定できるわけでもないため、考え方次第。

私は韓国経済に直接関わっていないため細かい点は不正確だと思いますが、
アジアNIEsと言われてきた韓国や台湾、シンガポールは、
原油や資源を大量に輸入する工業国であるため、
資源面の影響を受けやすい面があり、
さらにアメリカ・欧州・中国への輸出依存度が高いため、
アメリカ・欧州・中国の景気の影響を受けやすい面もあります。

一方、アジアNIEs諸国の潜在成長率は所得水準の割に極めて高く、
世界有数の規模の外貨準備も蓄積しており、
体力のパワフルな経済であることも考慮できます。
長期的には所得水準の向上が目覚ましい地域ですから、
このような局面の被害を軽微に抑えて乗り越え、
早い時期に潜在的な成長軌道に戻るのが理想的なシナリオでしょう。
なお、韓国に関して、各種の経済指標の細部は1997-98年の
金融危機とは安易に類型化できる状況にはなく、
もし何らかのリスクに巻き込まれると仮定しても結果は大きく異なると思います。

大方の機関による今年の韓国経済の成長率は、前年の5%からやや減速して4%台となっています。
ウォン安が若干の反動期間(Jカーブ)を経た後に外需主導の成長を支える可能性がありますが
(これは周辺国の景気にとっては若干マイナスの影響を及ぼしうる)、
しかし、国内の消費心理が冷え込み、外需への依存性が強まっています。
今後与えられる状況(原油・資源価格)、インフレ、世界景気や投資心理、IT景気などに依存する面もあるため、
想定される成長率の範囲はかなり広いと考えた方が無難かと思います。
原油・資源高のショックは時間が経つほど和らいでくるでしょうが、
海外の景気の方は、いつ回復に向かうかが不透明です。

>経済が悲惨な状態で、何故、日本の批判ばかりしているのでしょう。不思議です。
まあ別に日本の批判ばかりをして生きていけるわけでもなく、
韓国は世界で最も長い水準と言われる労働時間を耐える非常に勤勉な国でもありますし、
政府の方でも経済問題への対処の事を考えてはいるでしょう。

日本の多くの人にとって、日本を批判するような報道が一番気になるかもしれませんが、
国家対立の類から距離を置いて他の所に注目することもできます。

一般論として、経済が不振な時期の方が外国に対する批判や脅威論が強まると思われます。
今日においては、食品やガソリン等の値上げが世界的に深刻な社会不満を招いている状態ですが、
ある地域においてはこれが政権への不満、暴動、クーデターなどに繋がっており、
ある地域においては、相手がどこの国・民族・宗教であれ、何か得体の知れない外部の者が
自分たちを苦しめていないかという思考が不満の発散先になる可能性があります。

>一方、中国の経済の今後を教えてください。
経済の今後というのは、当たらないものです。確実なことは、
未来をあたかも分かったように語る者は馬鹿かペテン師だということくらいです。
中国の潜在成長率は高く、うまくいけばまだかなりの発展が見込まれますが、
種々のリスクは発展途上国につきものであり、
長期的な見通しは短期的なリスクの回避を保証するものではありません。
逆に、中国経済は今後大幅に悪くならなければいけないといった必然性もありません。
将来がどういったシナリオになるかは、極端な想定ではなく、
幅を持って考えるのが無難かと思います。

>韓国と同じなら、発展するように思えないのですが・・・。
韓国と中国の経済に共通性が高いかというと、
一部には共通する面もありますが、異なる面も多くあります。
アメリカにはアメリカの経済的課題、日本には日本の経済的課題、
韓国には韓国の経済的課題、中国には中国の経済的課題がありますが、
これはいずれも異なる方面のものです。

ただ、仮に中国の1人辺りGDPが韓国と同じレベルになれば、
巨大人口を抱える中国のGDPはアメリカを遙かに上回ることになりますから、
世界的なインパクトはあるかもしれませんが。

>韓国の国民は、自国の経済を理解しているのですか?
一般論として、経済を理解するというのは難しいことだと思います。
世界的に、極端な事、扇動的な事を言って注目を集めよう、
お金儲けしようとする人もいっぱいいます。
一般の新聞の経済報道などもいい加減で当てになりませんから、
情報源を入れるのは難しいことです。
まあ私も経済、殊に韓国経済にさして理解があるわけでは
ありませんから偉そうなことはいえませんが、
何千もある経済指標を注視している専門家や、高名な経済学者でも、
将来の予想を思い切って言ったりすれば外れてしまうものです。
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この回答へのお礼

大変、細かく教えていただきありがとうございました。
他の国のことよりもまず、日本・・頑張らなければなりません。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/03 11:38

韓国経済で特徴的なのは、財閥系企業による輸出重視という点です。

国際企業を援助し、国内産業は置き去りにする政策をとっています。国際企業が外国でたくさんお金を稼げば、税収が増え、その税収で国内産業を助けようという政策です。それがいかに失敗しているかについて述べたいと思います。サムスンやLGは電気メーカーとして大成功を収めていますが、その利益が本当に国内に還流しているのかが疑問です。サムスンLGは生産拠点を海外に移し国際競争力をつけた一方で、国内工場は閉鎖され雇用を創出しなくなってきています。いわゆる産業の空洞化が日本よりも進んでいる状態です。また、ビジネス用語にU字カーブというものがあり、これは横軸に部品産業組み立て産業小売業というサプライチェーンを横に並べたもので、縦軸は利益率になっています。これは図を見なくては難しいのですがかいつまんで説明すると、利益率の高い産業は部品産業と小売業で、組み立て産業が一番もうからないという意味です。組み立て産業は技術的な模倣困難性が最も低く、資本さえあれば誰でも始められる産業です。サムスンやLGはこの組み立て産業に位置します。そのため海外で稼いだ利益を税収という形で国に十分貢献できているかという点で失敗しています。中国で最も伸びてきている分野も組み立て産業なので、価格競争力で勝てない韓国は非常に危うい状況にあります。そして部品産業は日本企業や欧米企業がその技術力で大きなシェアを取ってしまっており、サムスンもLGも部品は日本製がほとんどなのです。また、国内の優秀な学生が理系よりも文系に集中し米国型のMBA重視で、お金儲けのテクニックは必死で学ぼうとするが、技術的な発展にはあまり興味を持っていません。つまり長年日本の経済発展モデルを手本にしてきた韓国ですがついぞマネできなかったのが技術力です。近年は部品産業の半導体の分野で日本企業に勝てるぐらいにはなってきているので、もう少しという気もしますが、これがなかなか超えられない壁だったりします。最後に小売業は内需の大きな国ほど有利で、外需依存型の韓国では彼らが期待するほどの利益を上げることができないのが現状です。
次に中国経済ですが、中国は先にも述べたように組み立て産業ですので、価格競争力が高い今は大発展していますが、元高になると競争力を一気に失う危険性があります。組み立て産業の最高の成功パターンは規模による大量生産でコストを抑えるという戦略ですが、工場がすべて外資系で分散してしまっており、統合が困難、そもそも中国人に一致団結という言葉が最も似合わないことから規模戦略は難しいでしょう。韓国ぐらいまでは成長すると考えられますがそこから先の価格以外の競争力を身につけるのは茨の道です。しかし、中国の優位性は世界最大の消費国となりうる点です。つまり小売業が今後おどろくほど発展していくと考えられ、内需依存型の経済になっていくと考えられます。これは日本に似ていますが、日本の10倍の規模といわれるとどんなとてつもないことが起こるのか創造できません。ただの10倍なのか10倍ならではのビジネスモデルが生まれるのか誰にも予想できません。人類がいまだ経験したことのないことが起こるのは間違いありません。
最後に韓国人は自国の経済を理解しているのかについてですが日本よりは理解できていると思います。日本は評論家の悲観論が多く(評論家はそれが仕事です)危機感を持つのはいいのですが、一般人から見ると本当の実力を過小評価している点で理解度が低いです。韓国は基本楽観的なのですが、日本と比較することで自分達の弱点を見つけることが比較的容易である分日本よりは理解度が高いと思います。反日思想もそれなりに彼らの経済発展に貢献しているということです。
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