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よろしくお願いします。
表題の通りなのですが、発生的な観点などで理解で覚えることは
できないでしょうか?
できれば
腹根ー運動神経、背根ー感覚神経 みたいな感じの単純暗記は
したくないのですが。よろしくお願いいたします

A 回答 (1件)

こんにちは。


これを丸暗記したくないということでありましたら、脊髄の構造だけではなく、「神経系の全体像」を頭に思い描いてやれば良いと思います。
運動神経が「腹根(前根)」、感覚神経が「背根(後根)」であるのは、
これは、
「皮質運動野―前角運動核」の遠心性線維束が「脊髄腹側を下向」し、
「皮質感覚野―後角知覚核」の求心性線維束が「脊髄背側を上向」しているからですね。
このように、終脳と身体を連絡する末梢幹線といいますのは脊髄内では「下向路(遠心性)」「上向路(求心性)」と機能的にも構造的にもはっきりと別れています。このため、末梢系の中継点である脊髄外側では、それが腹根と背根に別れて出入りすることになります。そして、このあと両者は「前枝」「後枝」と交差し、身体の「実際の臓器配列」に対して分岐してゆきます。従いまして、これが腹根・背根でなければならないのは、果たしてそれが「中枢系の構造に対応した結果だから」ということになります。
では、系統発生的にはどうかということになりますと、これは心臓がどうして右にあるのかと同じことですから、単に解剖学名称の理解に留まる問題ではなくなってしまうのではないかと思います。

解剖学の名称といいますのは「臓器の場所や形状」などによって付けられているものが多く、そのほとんどが実際の機能や役割を表すものではありません。ですから、これを丸暗記するというのはたいへんな作業になりますので、なるべくその臓器の機能や構造、あるいは全体像といったものを整理して覚えてゆくのがコツだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
今日、脳を図説で確認しました。
運動野、感覚野の位置を合わせて覚えられた上に
両者の記憶が相乗することにより二倍忘れにくくなりました。
本当に助かりました。
体系的に学ぶのは本当によいですよね

お礼日時:2008/09/11 20:36

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