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学校でマタイによる福音書にレポートを書くことになったのですが、聖書のせの字も知らない私にはいくら読んでもさっぱり理解出来ません。『マタイによる福音書』ついて要約など簡単に教えていただけないでしょうか…。お願いします。(切実)

A 回答 (3件)

マタイの注解は以下の様になってます。


新聖書辞典からの抜粋です。このままコピーするも良し、まとめるも良し・・・

この福音書は第1福音書とも呼ばれ,伝統的に新約聖書の最初に置かれて,長い間,四福音書中最も早い時期に書かれたものとされていた.また,キリスト教思想の形成という点では最も強力な影響力を持っており,大変広く読まれている福音書でもある.紀元180年までの初期の教会で,ほかのどの福音書よりも頻繁に引用された.さらに礼拝用に最適の福音書として用いられていた.旧約の系図から始まるこの福音書は新約への自然な橋渡しとなっている.また,時代を越え,国境を越えて人々の心に訴え,親しまれる内容を豊かに持っている.このように広く親しまれる理由として2つのことが考えられる.
(1)著者が使徒であるということ.少なくとも2世紀の初期からマタイという名を帯びていた.
(2)イエスの教えが非常に強調されている.世界に発展拡大しつつあったキリストの教会には,新しい信徒たちをたてあげるためにも,異端から守るためにも,信頼され得る権威のあるイエスの語録が必要とされていたが,これは今の時代とて同じことである.

執筆の目的.まず第1にはっきりしていることは,旧約の預言の成就としてのメシヤなるイエスの生涯を証明し,明示するために書かれたことである.したがって,イエス・キリストが「アブラハムの子孫」であることを示す系図をもってこの福音書は始まっている.しかし結びでは,全世界への福音の宣教という旧約の最も広大な成就を示し,偏狭なユダヤ主義は完全に克服されている.そしてこの福音書全体を通してイエスのメシヤ性が提示されている.
次に,護教的目的が見られることから,この福音書を「初期のキリスト教護教論」と呼ぶ者もいる.この観点から見るならば,イエスの誕生の記事は,処女降誕を否定して私生児とする誹謗への答である.また,復活記事中に出てくる墓の番兵の買収の件は,弟子たちがイエスの死体を盗んだという偽りの証言に対する論駁である.この護教的記述の意図しているところは,外部に対するものというよりも,むしろクリスチャンに対して,イエスのメシヤ性の理解を深め,自己の信仰の弁明に役立たせるためのものであった.
さらに,復活のイエスが弟子たちに,「あなたがたは行って,あらゆる国の人々を弟子としなさい.……また,わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように,彼らを教えなさい」(28:19‐20)と語っているが,この「命じておいたすべてのこと」を記そうとしたのがマタイの福音書であると言える.そしてこの「教え」の面が重要視されていることは全体にわたってうかがわれる.ここにカテキズム的目的が見られるわけで,この福音書を回心者のための公認教科書のようなものであったとする者もいる.

梗概.
(1)メシヤの誕生と宣教開始(1:1‐4:25)
(2)メシヤの倫理―第1の説教(5:1‐7:29)
(3)メシヤの権威(8:1‐9:38)
(4)メシヤの訓話―第2の説教(10:1‐11:1)
(5)メシヤへの拒絶反応(11:2‐12:50)
(6)メシヤの天の御国論―第3の説教(13:1‐52)
(7)メシヤの受難準備(13:53‐17:27)
(8)メシヤの兄弟関係論―第4の説教(18:1‐35)
(9)メシヤの受難行動(19:1‐23:39)
(10)メシヤの終末預言―第5の説教(24:1‐25:46)
(11)メシヤの十字架(26:1‐27:66)
(12)メシヤの復活(28:1‐20)
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この回答へのお礼

まとめてくださってありがとうございます。とても分かりやすかったです。

お礼日時:2003/01/05 14:21

少し、遠回りかも知れませんが、


新潮文庫で出ている「新約聖書を知っていますか」という
阿刀田高さんによるダイジェストがあります。
非常に読みやすく、聖書の周辺についても詳しく
教えてくれる名著なので、まずこちらを読んで、
キリストの生涯について把握してからの方が、
分かりやすいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。読んでみます。参考になりました。

お礼日時:2003/01/05 14:20

確か 何分かあれば読めると思うので参考URLを読んでみて下さい。


最初の経歴みたいなのは、飛ばしてもいいです。
本質的な内容とは 関係ないので。

ちなみに 01:01 とあるのは 1章1節という意味です。

イエスキリストの生涯の重点的な内容が書かれてあります。
特に 30代以降、死ぬまでの間が主です。

参考URL:http://www05.u-page.so-net.ne.jp/fd5/shinhiro/bi …
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この回答へのお礼

参考ありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2003/01/05 14:23

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