街中で見かけて「グッときた人」の思い出

2つ質問させてください。

今回のアメリカように、国が証券会社を救済するメリットがわかりません。
証券会社自らの資金がギャンブルのせいで溶けただけで、投資家達のお金(現物売買)は別に傷ついてないですよね?
ということはオマケ仕事程度にみえる信用取引を指して、その規模だけでも世に影響が大きいので救済が必要だということなんでしょうか?(1)
オマケ程度にしか見えない私の認識が間違ってるだけなら単純にそれで終わる話ですが。


【証券会社の収入内訳】
65%程度:受け入れ手数料
20%程度:トレーディング収益
15%程度:金融収益

だいたいオークション仲介とギャンブルが収入の85%って、証券会社って全然「金融機関」じゃないじゃないですか。
ドシロウトでまっさらの私にはそう見えてしまいます。詳しいみなさんはどう思いますか?また、一般的にはどう思われているものなのですか?(2)

A 回答 (4件)

>融資を止めないで欲しいから(貨幣を流動を止めないで欲しいから)


>税金を投入するんですよね?

投融資の前提となる会社の破綻を防ぐために公的資金の注入を行うと理解しております。

>しかし↑こうして収入内訳で見ても証券会社の融資は規模が小さそう
>なので(15%程度)、銀行だけ救済しとけば大丈夫なんじゃないかと
>思ったのですが、それは私の見当違いでしょうか?

証券会社の投融資の規模は巨大です。15%程度の収益を稼ぎだすために証券会社が銀行等の金融機関から借入等を行って投資している額は、おそらく収益の数倍~数百倍に及びます。証券会社が倒産すれば、証券会社に巨額の貸出をしている金融機関も損失を被るため、救済するものと理解しております。

この回答への補足

すいません、ちなみに銀行に比べると証券会社の投融資の規模てどんなもんなんでしょう?もしお暇だったらお答えいただけますか?
国によっても各銀行、証券会社によっても違うと思うので、ザクッとしたお答えでいいのですが。

イメージが欲しいだけなので。

補足日時:2008/10/08 11:43
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この回答へのお礼

そういうことですね。わかりました。
私の勝手な思い込みでした。

てっきり証券会社の融資は小規模なもんだと思ってました。
証券会社というと我々庶民には株式売買の仲介のイメージが強い(というよりそのイメージしかない)ので。


何度も同じことをご丁寧に答えていただいてすいませんでした。
おかげでしっかり確認できて助かりました!ありがとうございます

お礼日時:2008/10/08 11:40

アメリカ政府が救いたかったのは、証券会社の信用取引部門ではなく、アメリカ経済そのものかと思います。


繰り返しの説明になりますが、証券会社だけの倒産であれば、問題は大きくなりません。しかし、証券会社が倒産すると密接な関係がある銀行が大きな損失を被ります。銀行が損失を被れば、製造業、サービス業、その他全ての産業に大きな損失、多大なマイナスの影響あります。全ての産業に大きな影響があれば、アメリカ経済に影響があります。連鎖的に悪くなることを恐れ、発端である金融機関(証券会社等)の救済に必死になって動いているのが現状かと思います。従って、証券会社という一つの組織を救済するという事ではなく、全産業に悪影響を及ぼす金融機関の救済をしていると考えた方がよろしいかと思います。

>「証券会社が儲けのためにバクチ(トレーディング収益)で勝手に損>したのになんで国民が税金出さなきゃいけないんだ」という声もあり>ましたが、実はそれは証券会社は信用取引による融資部門の資金確保>のためにバクチ(トレーディング収益)しているということであって>ますか?

こちらのご質問のご主旨はよくわからないのですが、今回の証券会社をはじめとする多くの金融機関の損失は証券化商品による損失です。その証券化商品の多くには格付けが付与されており、その多くは投資適格商品(BBB-以上)かと思います。従って、投資適格商品の取引による損失であるため、バクチには該当しないかと思います。確かに証券会社による勝手な損失であることには変わらないかと思いますが、その性質はイメージされているものとは異なるかと思います。
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この回答へのお礼

引き続きのご親切なご回答ありがとうございます

→前半部
こないだ証券会社1社のみを対象に公的資金を投入したと思っていましたが、ニュースを聞き間違えてたようですね。すみません。(それが前提の質問内容だったので)


→後半部わかりにくくてすいません。確かに何言ってるかわかりませんね(汗)

【証券会社の収入内訳】
65%程度:受け入れ手数料
20%程度:トレーディング収益
15%程度:金融収益

融資を止めないで欲しいから(貨幣を流動を止めないで欲しいから)税金を投入するんですよね?
しかし↑こうして収入内訳で見ても証券会社の融資は規模が小さそうなので(15%程度)、銀行だけ救済しとけば大丈夫なんじゃないかと思ったのですが、それは私の見当違いでしょうか?

ブローカー業務部門(収入の65%)とバクチ行為部門(収入の20%)に対しては救助金など無くても問題なく続けられますもんね?

お礼日時:2008/10/08 10:50

米系の大手証券会社の純利益は昨年度1兆円に近い金額を1年で稼ぎ出しておりました。

仮に1兆円を稼いでいるとして、その内、金融収益部門が15%だとします。そうすると1,500億円が金融収益となります。金融収益は融資手数料と考えますと、融資金額に貸出金利を掛けた金額とイコールになります。仮に貸出金利が3%、金融収益が1,500億円とすると、融資金額は5兆円となります。そしてこの5兆円のほとんどは証券会社が他社から借入をして、貸し出しております。それがパーになる可能性があるのです。

仮に証券会社だけの破綻ですむならば、問題は大きくならないのですが、証券会社に対して貸出をしている金融機関も大きな損害を被るため、救済が必要となります。それでも1つの証券会社でけであれば、影響を被る金融機関は限定的ですが、多くの証券会社、銀行が同じような状態です。5兆円どころの規模ではありません。従って、必死の救済活動が必要となります。
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この回答へのお礼

後半部
>それでも1つの証券会社でけであれば、影響を被る金融機関は限定的ですが
先日モルガンスタンレーに公的資金を投入するかどうかで米国民からの反発があったことを例にあげて質問しました。(←間違ってたらすいません!)

前半部は証券会社の投資家に対する貸し出し(信用取引)の世に与える影響力のご説明ですね?
>融資金額は5兆円となります。そしてこの5兆円のほとんどは証券会社が他社から借入をして、貸し出しております。
これは知らなかったです。ありがとうございます


すいません、追加質問の形になってしまうかもしれませんが、

・アメリカ政府が救いたかったのは証券会社の現物株式売買の業務の方ではなく、あくまで信用取引による融資部門の方ということですよね?
・「証券会社が儲けのためにバクチ(トレーディング収益)で勝手に損したのになんで国民が税金出さなきゃいけないんだ」という声もありましたが、実はそれは証券会社は信用取引による融資部門の資金確保のためにバクチ(トレーディング収益)しているということであってますか?

お礼日時:2008/10/08 03:32

>オマケ仕事程度にみえる信用取引を指して、その規模だけでも


>世に影響が大きいので救済が必要だということなんでしょうか?(1)
>オマケ程度にしか見えない私の認識が間違ってるだけなら
>単純にそれで終わる話ですが。

世界中の株式市場が大きく下げていますので
世の中に影響が大きいと思います。

>仲介とギャンブルが収入の85%って、証券会社って
>全然「金融機関」じゃないじゃないですか。

こういった考え方はしたことがなかったので
新しい発見になりますね。ただ、何をもって
「金融機関」とするのか私には良く分かりません。
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この回答へのお礼

>世界中の株式市場が大きく下げていますので世の中に影響が大きいと思います。
銀行はわかりますが、直接金融の証券会社を救助する必要があるんでしょうか?
証券会社が資金を企業に融資してるわけじゃないですよね?
株式の場合は投資家が判断してお金を企業に投資します。その際証券会社はあくまで仲立ちで手続きを代行するだけですよね?


>仲介とギャンブルが収入の85%って、証券会社って
>全然「金融機関」じゃないじゃないですか。

余剰部門から不足部門へお金を融通して社会全体の貨幣の流動化を促すことが文字の意味通り「金融」という仕事であり、社会的使命、役割だと思います。
株式の場合は投資家が判断してお金を企業に投資します。その際証券会社はあくまで仲立ちで手続きを代行するだけですよね?
その後の株券の転売、売買にかかるお金は発行元企業には入りません。「金融商品を扱うことも金融業だ」というのが恐らく世の中の通念なのだと思いますが、ど素人の私にはこれにはどうしても不自然さを感じてしまいます。文字の意味通りの「金融」とはいえませんよね?金融の名を借りて実際やってることはブローカー業務とバクチが大半というのはどうでしょう?

お礼日時:2008/10/08 02:46

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