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要するに「人間万事塞翁が馬」という理解でよろしいでしょうか?

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A 回答 (3件)

題名そのもの、つまり大地と人間の関わり、大地が人間に取って意味するものを問いかけているのではありませんか?


朝起きて一杯のお茶も年寄りの父に振る舞われないほどの貧農で、ひと掴みの痩せた地面しか持たない百姓が、激動の時代を自身の才覚で成り上がりますが、結局その才覚とは人間に取って土地、地面と言うものは必要不可欠と言う、何の学問も教養も無い主人公、王龍の揺るぎない哲学であったと思います。
しかし、その素朴な哲学によってすべてを得たかに見えた王龍ですが、彼の意志を継ぐものは子供の中には誰一人現れず、皆彼に背き、彼の死への枕辺で、既に土地を売る相談を始めるわけで、子供には恵まれなかったと言えます。
皆裕福になって、土など触る必要も無くなった彼の孫の中にたった一人、土に異常に興味を示す者が現れました。
この孫王淵(だったと思います)の出現ににより、この作品はピシッと締まって来ると同時に、この作品のテーマが浮かび上がって来るのではないでしょうか?
結局、人間は土から生まれ、土に帰っていくわけですが、これはパールバックのキリスト教的思想でもあります。
こういう宗教的意味からの土地や土の意味、また人間が生きていく上での大地というものの関わりあいと必要性を問いかけていると思います。
その他、様々な問題を含んでいますが、文学というものは、その読む人によって迫って来る課題はそれぞれ違うという側面も持ちます。
しかし、この「大地」に於いて一番のテーマはやはり大地そのものだと思います。
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パール・バックの『大地』は中学2年生のときに読みました。

40年ほど前のことです。
 パールは、夫の地理学者ロッシング・バックとともに19世紀後半か、20世紀はじめに中国を訪れ数年を過ごしたと記憶しています。
ちょうど、中国清王朝の滅亡の時期にあたり、農民の生活は筆舌に尽くし難いほどの困窮でした。パールは、その様子を長編『大地』として上梓しました。
 小説を、どのように読むかは、人それぞれです。しかし、「人間万事塞翁が馬」という理解は、いかがなものか?
 パールは、驚くほどに繊細に、中国の農民3代の歴史と生活と人生を書き留めました。それは、ノンフィクションですが近代中国の農民のドキュメントです。さらに、時代・歴史に翻弄されながらも、生き延びる人々の強さの証でもあります。
 パールは、現代の私たちに、人がどう生きるかを丹念に活写し多くを語りかけていると思います。
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 もし「人間万事塞翁が馬」と言いたかったのなら「人間万事塞翁が馬」と書くと思うので、たぶん違うと思います。

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