つい集めてしまうものはなんですか?

投資信託を公共政策・経済の観点から聞きたいので経済カテゴリーで質問させて頂きます。

よく広告で「日本人は貯蓄より投資をしてお金を増やさなければいけない」というのを見かけます。
http://allabout.co.jp/finance/nenkin/closeup/CU2 …

この場合
●資産運用や投資信託を自分が行い、利益を得るというのは、誰かが損をするということでしょうか?
●お金はひとりでに増えていく(世の中に流通する貨幣量が時間がたつにつれて増える)わけはないですよね? 資産運用等で利益を少しでも得た(例えば、1年間で500円の利益を得た)場合、この利益(この場合の500円)はどこから来たのでしょうか?
●つい先日くらいまで、ガソリン代が高かったですが、原因の一つが投資ファンドが投機を行っていたためだという話をよく聞きます。このときの投資ファンドには、証券会社などを利用し資産運用をしている人たちも、広い意味で入るのでしょうか?

どれか一つでも答えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>利益を得るというのは、誰かが損をするということでしょうか?



そうではありません。
株式の場合で言えば、企業は利益を上げてますから、一年後に同じ株価であったとしても、配当などで企業の利益が株主に渡ります。
まだ現実の利益になっていなくても、特許を取ったとか、設備を更新したとかで、将来の利益がほぼ確実に見込めるのであれば、株価の上昇は利益の前払いであり、その分が株主に渡ったと見るべきです。
環境の変化によって、見込んでいた利益が入らないこともありますが、それは環境の変化によって損害を受けたと見るべきであり、元々そういう利益は存在しなかったと見るのは一般的ではありません。
株式の運用は、配当を当てにしない、売買の価格差で捉える考えもありますが、それも配当という裏付けがあって初めて成り立つのです。

商品先物の場合は、品物を右から左へと動かすだけで、何の活動も行われていないように見えます。
でもそれも含めて流通と捉えれば、生産者から消費者への流通の間に入って、利ざやを稼いでいるとも取れます。
消費者からの購入代金を、先渡しで生産者に渡していると見ることもできます。
どちらも、流通の機能であり、その利ざやを資産運用益として受け取るのは当然の権利です。
ですから、商品先物の運用益も、株式の運用益と変わりません。

もっとも、売買価格差での利益は配当に比べて遥かに大きいですから、誤差を気にしなければ、誰かの損で利益を得たという近似は正しいと思います。ただし、時間を越えてです。
特に、今回のような暴落の局面では、その傾向が大きいでしょう。
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>資産運用や投資信託を自分が行い、利益を得るというのは、


>誰かが損をするということでしょうか?

 商品先物の場合だと、手数料を除けば
 利益の総額と損失の総額は0になるのですが、
 株式の場合だと必ずしもそうとは限りませんね。
 
 例えば
 Aが1株100万円で買ったとしましょう。
 その後、AはBに90万で売ったとするとAは-10万円。
 Bとしましょう90万円で買いましたが
 値下がりし、80万円でCに売ったとしましょう。
 Bは-10万円ですね。
 Cは80万円で買った株が値上がりし、90万円でDに
 売ったとしましょう。Cは+10万円。
 Dの結果は、まだ不明…
 この時点だとAとBは-10万円、Cは、+10万円。
 トータルだと-10万円ですね。

>投資ファンドには、証券会社などを利用し資産運用を
>している人たちも、広い意味で入るのでしょうか?

この場合だと原油先物取引で運用するファンドに直接投資している人が
関係者と言えます。
では、株式で運用するファンドはまったく関係ないかというと
そういうことはないですね。

今の時代の資産運用だと
昔ながらの株式と債券、不動産での運用に加え、
商品先物や為替なども活用されるようになりました。
ある分野で損失が発生した場合、他の分野で利益が出ていたら
そちらを解約し、損失を穴埋めするということも良く見られます。
ということで、株式で運用するファンドに
投資するというのは広い意味では関係者と言えなくもないです。
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