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歯列矯正のため、矯正歯科に行ってきました。初診で、費用がどれくらいかかるとか期間がどれくらいかとか教えてもらいました。
私の場合は、費用は90万+月6000円で、期間は3年と言われました。

そして、別料金で、次回は検査ということで6万円の検査料が必要と言われました。高すぎるなあと正直思いました。安月給のサラリーマンにはきついです…。どうして針金を歯にとりつけるだけで(まあ、そんな単純なものだけではないのはなんとなくわかりますが)90万もかかるのでしょう?

ものすごく素朴な質問なのですが、なぜこんなに高いのですか?そして、90万+月6000円のうち、彼らの粗利はどれくらいなのですか?

A 回答 (1件)

こんにちは。



一般に歯科医の粗利は3割弱と言われています。
矯正が高い理由、
1)一年の総患者(新患)が一般歯科より断然少ない
2)材料代、人件費、維持費がかかる
3)保険が効かないので個人負担になる
4)さらに引退後の貯蓄(企業の退職金がわり)・開業時の資金・卒業までの学費の回収
ゆえに高い。

仮に計算しましょうか・・・
1か月の新患が3人としましょう(実際一人二人いるかどうかですね)
3×900000=2700000

調整が1か月100人(1日5人の20日診療)
100×6000=600000

ここまでで330万

家賃30万 人件費2人として50万 材料代40万 返済に50万
その他福利厚生や、光熱費、広告費などなどで、30万

ざっとここまでで200万です。
差し引き130万
もし新患が来ない月があればマイナス140万

歯科大を卒業するまでにおおよそ4000万前後かかります。
卒後開業して回収するのに20年、年間200万、月に約20万の回収。ほかに普通の会社員のように家庭をもち同じように生活しようとすれば、少なくとも一般の平均プラス20万ですかね・・・

30万の方は年収500万程度でしょうか?
矯正歯科であればプラス240万、計740万
ボーナスなどありませんから12で割ると61万程度の手取りが最低でも必要かと・・・

簡単に書いていくとこんな感じでしょうか。
やれば儲かるとは限らないですし、広告の規制もあり活動も地味にしないといけません。
現実的に、矯正歯科を開業されている人は週に3日開けて、残りの2日3日は他にアルバイトへ行く先生が多いです。
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