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- 回答日時:
チップというのは、スローアウェーチップのことですね?
厚いと剛性がありますから、耐衝撃性に優れます。断続切削などには、なるべく厚いものを選びます。
穴があるタイプは剛性が下がるので、穴のないタイプを選ぶことが多いですが、穴のないタイプは位置が決まりにくいという欠点があります。
また、厚みがあるものは、ネガとなっていて、裏面も使える(ひし形だと4コーナー、真四角だと8コーナー)ので経済的です。
長い刃先のひし形は倣い用で、X軸方向とZ軸方向の両側が削れて、かつ干渉を受けにくい形となっています。剛性はないので無理に切り込みを入れると破断しますよ。
薄いものは、ポジタイプで、裏面は使えません。これは、逃げを刃物で作り出してるので、切削抵抗がないアルミや非鉄に使うことが多いです。ただ、形状はバイトの種類で大きく違ってくるので注意。
切り粉の排出や、中ぐり用などでチップの大きさを変えてることもあります。
大きなチップは長持ちしますが、コストも高いので注意。
今は、ほとんどがコーティングされていて、母材は超硬です。
コーティングの種類は、被削材によっていろいろありますから注意。
ちなみに、DNMG431などの番号やアルファベットにはそれぞれ意味がありますから、覚えると楽しいですよ。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
追加で質問させてください。
チップの大きさ(=切れ刃の長さ)について教えてください。
切れ刃の長さは様々あります。
一般的に、旋盤において切り込み量は大きくても
1mm程度であると思います。
切り込み量に対して、切れ刃の長さをどのように
選定するのでしょうか。
教えてください。
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