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近年イスラエルの爆撃を受けているガザ地区ですが、イスラム原理主義組織ハマスに対する報復とされています。
そのイスラム原理主義とされている団体、ハマスだけでなく、ファタ、ヒズボラについての質問です。

元々、アラファトが議長であったPLOの中の一つの団体であったファタだとおもうのですが、現在はPLOというのはもう存在しないのでしょうか?実際、アッバス議長がファタのトップで、それ以外の昔PLOに属していた団体の名前も聞きませんし、PLO自体も聞きません。
PLOの活動状況について教えてください。

次に、ヒズボラですが、ハマスと同じでPLOとな別に確か1980年代に組織された組織だったとおもうのですが、両者はイランやシリアのシーア派の組織ですよね?
ヒズボラとハマスは互いに仲はよくないのでしょか?ファタはイスラエルとの協調外交を望んでいるので、ハマスと仲は悪いとわかるのですが、、、また、ヒズボラは2006年のイスラエルの侵攻以来、レバノンにまだ拠点をもっているのでしょうか?また、パレスチナの政党には属してはいないのでしょうか?

お願いします。

A 回答 (1件)

>現在はPLOというのはもう存在しないのでしょうか?



存続しているようですが、実権がパレスチナ自治政府と自治警察に委譲され、活躍の場はなくなっているようです。
また、ファタハは、PLOのひとつの団体ではなく、最大派閥でした。

>ヒズボラとハマスは互いに仲はよくないのでしょか?

両者の仲はよくありません。
これは、ヒズボラが、シーア派(十二イマーム派)至上主義勢力であり、ハマスがスンニ派のイスラム同胞団の流れを汲む勢力であることが最大の原因です。
ヒズポラ、ハマス共にイスラエルとは対立していますが、共同歩調をとることは当面できないでしょう。
ヒズボラは、シリアの支持するレバノンのスンニ派組織とも対立しているためです。
イスラエルのレバノン侵攻以来、ヒズボラは、レバノン最大の勢力となっています。
そのため、レバノンとシリアの関係が低調化しており、相互に非難合戦が行われています。
レバノンにおけるイスラエル支持派は、レバノンのキリスト教マロン派の人達と、イスラム教シーア派の中のドズール派の人達になります。
そのため、イスラエルのレバノン侵攻の時も、マロン派の人達が住む地区には爆撃が行われませんでした。
イスラエルに住むドズール派の人達は、イスラエルの市民権を持ち、イスラエル軍に参加しています。
また、レバノンのキリスト教徒でも、ヤコブ派の人達は、親シリアです。
レバノンやシリアの状況は、とても複雑で、簡単に実情を理解できません。
そのため、ヒズボラの動きも複雑にならざるをえないのです。

この回答への補足

ありがとうございます。ファタの最大派閥という意味がよくわからいのですが、PLOは様々な政党というか組織からなっていてファタはそのなかの一つではないのですが?そのなかで特に権力が強くて、ファタのアラファトが議長としてトップにたったのですよね?

それで今のファタ派というのはPLOに属しているけど、単独で西岸を支配しているということでしょうか?

補足日時:2009/01/08 20:08
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