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倫理学の勉強をしているのですが、
マルクス主義の道徳批判がいまいち分かりません。

あと、ニーチェの道徳批判との共通点と違いも教えていただければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

「丸い人間」を評価するのが道徳でしょう。


勤勉で、忍耐心に富み、感謝の心にあふれ、目上をたて、和を尊しとし、
不平不満とは無縁で、足るを知り、温厚で、社会のルールをよく守り、
といった人間像をよしとするわけです。しかし、
こういう人間ばかりだと、現状を変革しようとするエネルギーは沸いてきません。
問題をかかえた社会環境が改善に向かうまえには、不平不満の鬱積があり、
それが燃え盛るエネルギーとなってはじめて改善への道を模索するのですが、
不平不満という感情をネガティブに捉えていると、
じぶんの中のそうした感情を抑圧、克服することで始末をつけようとします。
「おれは未熟だ。世の中にはもっと不幸な人間がいる」
社会の問題が個人の問題にすりかえられている。
世の平安を乱す闘争などは否定すべき粗暴な振る舞いとしか思えない。
こういう縛りを人間にかけて現状の防波堤のような役目をする道徳が、
マルクスは憎かったわけです。
ピンポン? ブー!
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既成の道徳観念がブルジョワによって作られ守られてるに過ぎないもので何ら正当性がないいて事かな。

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