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一週間程前、娘の成人式の振袖をレンタルするのに、喪服を買うと振袖のレンタル料がとても安くなると知り合いに紹介されて、お店に行きました。
いずれ喪服は購入するつもりだったのですが、お店の人に喪服を見せてもらって、冬、夏一式で35万の喪服を勧められました。
35万は、公家染と書いてありました。
着物のことは、全くわからないのですが、公家染めで35万というのは、妥当な値段なのか教えて下さい。
反物には、丹後ちりめんと日本絹と書いてありました。
公家染めにもいろいろあって、値段もピンからキリまであるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんばんは。


着物の値段というのは今はネットなどの影響もあり、まことにピンキリで、実物を見ないでは何も判断できないというのが本当のところです。
冬、夏、一式とありますが、袷と絽それぞれの黒紋付き、長襦袢、帯、小物一式(つまり二揃え)という事でしょうか。
2着でそのお値段とすると、値段の上ではかなりお安い(お買い得)な金額になると思います。
公家染についてですが、これはとくに特定の染織技法をさした言葉ではなくブランド名のようなものだと思います。
いろいろな織り元、染め元で独自製品に様々な名称をつけておりますので、とくに良品ということで特許を取っているものなど以外は品質を知るうえで大した手がかりにはなりません。
丹後ちりめんと浜ちりめんの違いについても、とくにどちらが品質が上というような事でなく、微妙に風合いの差があるだけです。
歴史が古いのは丹後ちりめんです。丹後から織物の技術が現在の長浜地方に伝わり、一括した品質管理が行われたことで信頼を高めたのが浜ちりめんです。
丹後ちりめんはシボ立ちの豊かな古代ちりめんを得意としており、特に鬼シボちりめんと呼ばれるものは丹後のものが最高級とされ高級風呂敷などに多用されています。
着物地としては用途によるので、一概にはどちらが高級品かという事は言えません。
また、染色の工程でも値段が違ってきます。
下染めに藍や紅、また他の草木染めを併用して、その上から黒をかけますが、この時使用する染料や行程の違いが値段に表れることになります。
下染めの善し悪しによって仕上がりの黒に差が出るので、染め屋さんは黒にもっともこだわるとも言われています。
価格の付き方も流通ルートで違ってくるので、本当にもう雲をつかむような話。
最後に信じるのは自分の目という事になります。
手にとって色と質感を確かめ、しなやかな布落ちのする上質の絹か、深みのある上質の黒が、しっかりと確かめて、納得の行くものであれば、お買い得と言えるのではないでしょうか。
自信がなければ呉服に詳しい方に同行してもらって確かめる等しか、妥当かどうかを確かめる術はないと思います。
ちなみに最高級品といわれるランクの黒紋付きを仕立てると袷一枚で30万円前後してもおかしくないですよ。
もちろん着物のみのお値段の話です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
詳しく教えて下さって、ありがとうございました。

良いもので、適正な金額の着物を選ぶというのは、素人には難しいですね。
もう一度、深みのある黒か、しなやかな質感であるか、自分なりに確かめて決めたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/10 11:17

生地により値段はピンきりです。



http://store.shopping.yahoo.co.jp/k-senbikiya/w0 …

この回答への補足

早速、ありがとうございます。
公家染めに関してもそうなんですが、浜ちりめんと丹後ちりめんというのも気になったんです。
ネットで少し見てると、浜ちりめんだと喪服一式で、40万前後というのがあったので、浜ちりめんは、丹後ちりめんよりは良い物なのかなと思いました。
丹後ちりめんは、私が見たかぎりでは安かったので、丹後ちりめんで公家染め35万は高いのだろうかと思い投稿して、教えて頂こうと思いました。

補足日時:2009/02/05 16:58
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