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TEを2種類持っています。
10mM Tris 1mM EDTA
10mM Tris 0.1mM EDTA

よく「TEに溶かす」など書いてありますが、断わりがない場合、
いわゆるTEというのはどちらのことを指しているんでしょうか??

A 回答 (1件)

EDTA 1mMの方が一般的です。

DNAを分解する酵素DNaseは、マグネシウムなどの金属イオンの存在が活性発現に必須ですが、EDTAはそれをトラップしてDNaseの活性を抑制するわけです。ちなみに、制限酵素などで処理する場合には、Mgイオンを供給するバッファーがついていますが、0.1mMだとEDTAの効果はほとんど出なくなります。
しかし、0.1mMのTEも、その後の反応や処理を考えて使用されるべきです。直接、原液を薄めずに次の処理に行くのであれば、0.1mMの方が便利ということもあるのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
今まで何となく使っていました。お恥ずかしいです。
詳しく教えていただき、よく分かりました。
今回思い切って質問してみてよかったです。

お礼日時:2003/02/15 20:30

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