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菌株の継代培養を繰り返すと「変異」が入る、ということをよく目にします。この「変異」とは例えば運動性の変化であったり、基質代謝能の変化であったり、というものであると考えています。ここで、ガセネタなのか本当なのかを教えて頂きたいのですが、「継代培養を繰り返すと16SrDNAの塩基配列に変異が入り、異なる菌株(名)になってしまう!」というのを聞きました。保存性が高いことが、16srDNAが同定に利用されている理由の1つと考えてきたので、どうも信じられません。ご存知の方がいらっしゃれば、教えて下さい!

A 回答 (1件)

rRNAは保存性が高く、普遍的に存在しているために系統解析にしばしば利用されることは正しいです。



その一方で全く変異しないものでは系統解析に用いることはできないわけで
部位によっては変異の入りやすい場所も存在します。
入りやすいと言ってもそうそう入るもんではないでしょうが
可能性の問題としては否定できないでしょう。

ただし、rRNAに変異が入る=株がかわる ということではありません。
一般的にゲノムを全部読んで株を決定するわけではないですから
表現型に違いがなければ多少の塩基置換が起こったところで
同じ株として扱われるでしょう。
今一般的に使われている株がすべて厳密に同じ配列をもっているかと言えば
違うと思いますよ。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます!株がかわる、と表現した箇所ですが、BLAST等での相同性検索で、異なる菌名がヒットする、という意味で上記のように記述しました。言葉足らずで申し訳ございませんでした。。。多少の塩基置換ではそれほど大きな影響は無いと理解しました。

お礼日時:2009/03/30 13:58

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