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国立大の4年です。

哲学の分野でこれから卒論を書くのですが、周りに相談できる人がおらず行き詰まっているので、参考程度にお聞かせください。

みなさんはどんな風に卒論を書かれましたか。やはりみなさん外国語で原著を読むことから始められたのでしょうか?人物、本、方法などお聞かせ願えませんでしょうか?

それともうひとつ、これはただの私の好奇心なので気が向いたら回答していただければ結構ですが、他大学の哲学科の学生の様子(学力、勉強法、性質、先生など)を全く知りません。もしご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。

A 回答 (2件)

 卒業論文ならぬ、未だに書き続けている者ですが、アドバイス程度にお聞きください。



 大事な点といえば、まず先行研究を調べることでしょう。最初は、二次文献で良いと思います。そして、調べるためには、まず何を差し置いても「読み」が重要です。
 何を読むか、そしてどこまで読めば良いか、この基準は頭で考えるよりも、身体のほうがそれを教えてくれます。関心のない本、読んでみてつまらないと思った本はやめておいて、少しでも読む気がおきそうなものを選ぶべきです。読んでみて「喜び」が感じられる本、そういうのを探さないとだめです。何故かというと、その先読み続けてゆけるかどうかは、その喜びの過剰さに全てがかかっているからです。ぬか喜びでは、続きません。

 手ごろな二次文献を見つけたら読んでみて、その本はいったい何が言いたいのかというのを考えてみます。あくまで自分の「読み」を信じて、その「読み」に従って、考えてゆきます。本の全部ではなくとも、ある一部分、読んで関心を引かれるその部分を、徹底的に調べ上げます。すぐに閲覧できそうな紀要論文や、図書館に置いてあるような他の文献、そういうのを見つけるために、文献カードを作ります。

 脚注や索引の無い本でしたら、大雑把にネットで調べ、注があればそれを頼りにして、本を漁ります。カードはABC順が良いでしょうね。本の情報をまとめて、ある程度の量がカードに溜まったら一気に図書館で調べてコピーを取るようにします。こういうのを一ヶ月くらいやると、結構なマニアになっていると思います。

 ですが、マニアはあくまでマニアですので、ここからは指導教官に助けを求めます。自分のカードを見せて、「私はこういう者です」と言えば、そのカードに不足している情報を教えていただけるでしょうし、道を誤まっていれば、正しい道を示してくださるでしょう。
 「読んできた」ものを、教官に「話すこと」。
 これを何度もくり返します。「読む」「話す」両方やらないと、論文にはなりません。逆にそれができていれば、書くのはとても簡単です。

 教官は基本的に良い人ですので、手に負えなくなると、他校の知り合いを教えてくれたり、専門家を紹介してくれたりします。そうすると、自ずと同じ研究領域の学生さんとも親しくなれます。他校の状況がわからないと仰っているということは、まだフィールドワークが足りないのだろうと思いました。
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この回答へのお礼

あなた様の回答を読ませていただきまして、なんだか道が拓けて参りました。「二次文献でも良いから興味の持てるものを読む」ここの部分を忘れてしまったことが私の行き詰まりの原因かもしれません。もう一度ここから始めてみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/13 19:29

哲学分野ではありませんが卒論を仕上げるにあたり、指導教授に相談しながら書き上げました。

教授のいいなりに書いたという意味では無いです。
またゼミ教室の修士生、博士課程院生にも相談にのっていただきました。
原著を読むことも行いましたが、これはゼミ参加時にルーチン、タスクとして抄録を報告する順番が回ってきますので自分で探したというより研究室、ゼミ全体で共有すべき内容のものと理解して進めました。
ここまで回答しておいてアレなんですが・・・
卒論を指導する教授陣の存在は無いのですか?そういう方々は相談の対象ではないということでしょうか?
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この回答へのお礼

先生には相談しているのですが、実際に卒論を進行させている、または書き終えた先輩の存在がないため、それをここに求めてきました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/13 19:20

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