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ブラッドリーが光行差を測定する際、龍座のγドラコニス星という仰角75度の星を利用したそうなのですが、この仰角75度というのはどうやって求めたのでしょうか?

自分の考えとしては、地球がドラコニス星から一番遠い所を公転している時をD,中くらいのときをA,C,一番近いときをBとしたとき、Bの位置にあるときの望遠鏡の傾きが仰角になっているのかと思ったのですが、この考えであっているのでしょうか?(そう考えた理由は、光の向きに対して、地球の公転の向きが直行しているためめ、望遠鏡の傾きに影響しないと考えたためです。)

状況説明が分かりにくいかもしれませんが、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ブラッドリーのいたオクスフォードでは、りゅう座のガンマ星は南中した時には天頂を通りますし(天頂方向は大気差で星の位置は変わりません)、2等星で明るいので昼間でも観測できます。


東京との緯度差が15度ほどなので、東京では75度の高度で見えるということだと思います。

ちなみに、彼は年周視差を測ろうとしてこの星を選びましたが、実際に観測してみると、視差が最大になる時期が予想より3ヶ月ほどずれていたので、これは光行差によるものだと考えました。
そして、観測される星の位置の変化から、理論的に求める光行差による変化量を差し引くと、本当の視差を求められると考え、観測をつづけました。
彼自身は年周視差を測定することはできませんでしたが、約100年後にベッセルによって成し遂げられました。
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この回答へのお礼

>ブラッドリーのいたオクスフォードでは、りゅう座のガンマ星は南中した時には天頂を通りますし(天頂方向は大気差で星の位置は変わりません)、2等星で明るいので昼間でも観測できます。

オックスフォードからは真上にあるのですね。それなら、確かに光行差が直接求まります。

>東京との緯度差が15度ほどなので、東京では75度の高度で見えるということだと思います。

単に緯度の差から求めていたのですか。納得です。(図を書いて。)

丁寧な解答ありがとうございました。
(年周視差の話も興味深かったです。)

お礼日時:2009/05/12 23:33

>ドラコニス


ラテン語で「龍」なんだって。 つ^_^)つ

γ星のエルニたんは
ロンドンでは真上を通過するからだよ。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/nensyushisa …

北緯51度
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3% …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7% …

天頂にならねーよ。ーー;

つるぷらで観測地をロンドンにして11月12日にしても
ならねーよ。 ーー;
http://homepage2.nifty.com/turupura/

天頂に来る天体は1年中は観測し続けられねーし。
これは半年後の比較は無理だろ。ーー;

>この仰角75度というのはどうやって求めたのでしょうか?
北緯と星図から南中高度を求めた。
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