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黒のお召しの生地を仕立てようと思っています。昔から紅絹裏に憧れており、表地に響きにくい生地ですので、この際、紅絹裏で…と考えています。
紅絹だと色落ちが心配ではありますが、もし色落ちしても長襦袢は所詮下着だし、表地も帯で隠れる部分であるし、もう気にしないことにしています。
しかし、ハタと気になったのは、紅絹裏だと、帯び合わせに悩むかな…?という点です。
お召しですし、ちょっといい帯を締めればお茶事にも…と思っているのですが、紅絹裏だと、粋な感じになってしまうのでしょうか?
件の着尺に銀糸使いの白っぽい袋帯など置いてみると、イイ感じなのですが、紅絹裏にするとそういった組み合わせはおかしいでしょうか?

A 回答 (2件)

>ちょっといい帯を締めればお茶事にも…と思っているのですが、紅絹裏だと、粋な感じになってしまうのでしょうか?


件の着尺に銀糸使いの白っぽい袋帯など置いてみると、イイ感じなのですが、紅絹裏にするとそういった組み合わせはおかしいでしょうか?

お茶はやりませんのでお茶向きかどうかはわかりませんが、
紅絹裏の着物をいくつか仕立てました。
和裁するのが趣味なので、一応、色が合えば、何でもあわせてしまいます。
黒に赤というのもありますが、コレ、帯よりも、ふり口から見える
長じゅばんの色を選びます。
もし、お手持ちの長じゅばんが色の薄い色、よくあるぼけっとしたピンクなど、一番に映えないです。

いっそのこと、白のほうがすがしい。
どちらかといえば、紅絹裏にすると、色の濃いもの、柄のはっきりしたものでないと、野暮です(人を選ぶので、私にはそのように見えます、
というか、参考のために57ですが、私には似合わない)

帯は好き好き、合わせてみて、いいなら、その他の小物もお好きなように。
ただ、昔は、ほとんど紅絹裏でしたので、公式な場でもよかったのですが、今ではどちらかというと、「洒落」感が強いので、
場を選ぶか、レトロに徹して、公でも通すかどちらかです。

そして、むかし紅絹裏をつけていたような時代は、
緋色の長じゅばんがスタンダード、洒落る人は、比較的大胆な色柄での
しゃれた長襦袢を合わせた。
緋色の長じゅばんにこだわるのは、ソレこそ、【つぎだらやっこ】と
言われるほどつぎだらけでも、【緋色】なんだそうで。
紅絹裏の着物に緋色の長じゅばん等のが昔のスタンダード。
幸田文さんの「きもの帖」という本にありました。
タブン、実用性を考えても、長じゅばんは色の濃いもののほうが
汚れも目立たないという配慮だったと思われますので、
赤でなければ、また、違った濃い色目とでも言うのでしょうね。

というわけで、帯より、長じゅばんということに思いを寄せたほうがいいでしょう。

表が黒で、裏が赤、長じゅばんが白で、帯が白だと
かっこいいと思います。

赤以外の長じゅばんで色の濃い、柄のはっきりしたものなら、
個性的で洒落感が人を選ぶと思う。

長じゅばん赤なら、昔なら、コレがスタンダードです。

ただ、うすらピンクの長じゅばんだと、野暮だと思うのが
私の感性です。
好き好きですので、ま、参考までに。

ちなみに、私の最近の好みの傾向では、長じゅばんは緑に染めた、
黄変した胴裏をリサイクルしての長じゅばんを紅絹裏の着物に
あわせることです。
長じゅばんだけでみると、なんだか、中国のキモノのようにも見える。
で、コレで、紅絹裏、緑系の帯を合わせると、「ん!いけてる」と
勝手に思ってます。

黄変したのに緑をのせているので、まだら具合が、また、
なんともいえず、いい!とおもいこんでいる次第です。

楽しんでください。
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この回答へのお礼

確かに、普通のオーソドックスなピンクの長襦袢では野暮ですね。
赤の長襦袢は持っていますが、赤い裏地に赤を重ねるのは変かしら?と思い、この着物用にまた別に長襦袢を仕立てようかと思っていました。
赤でもいいんですね~。ちょっと「目からウロコ」です。
…でも、それだと礼装にはちょっとおかしいですよね。茶席ではオバサマに小言を言われそう…

今、手持ちの長襦袢用反物は、黒地の宝尽くしの物と、薄水色地に桜と紅葉柄の物(色は上品ですが柄はかなり派手です)の2反。
普通のおでかけの時は、緋長襦袢を合わせて、改まった席では上記の薄水色を合わせる…て、おかしいでしょうか?
それとも、いっそ黒の方が映えるでしょうか?

お礼日時:2009/05/17 14:12

私は、30代黒色系結城紬、40代濃いグレー膨れ織紋意匠に、


紅絹八掛け。
薄いピンク系の長襦袢を紅絹に染め直ししました。
お召で経験はありませんが、良いと思います。
色落ちした事はありませんし、それがあるようでは困りますね。

八掛けの色・・粋?。
着物の柄や反物の色と同系色は、
目立たない、一般的、地味目な感じ、厭味が無い・・。
礼装に向きます。

黒に紅絹は、その逆ですから、
おしゃれ感が強い、個性が強い、派手、
時には悪目立ちということです。

その八掛けと着物の色目だけで、粋と言う事はありません。
お茶事に良いかどうかは、
その席の時と場合を考慮して下さい。

粋・・感じ方は結構差があります。
生粋、粋を極める、通人というのが”粋”です。

長襦袢や草履は何色。
帯締め、帯揚げは何色。
全体のバランスその着こなしによって粋と言う事になります。

お召ですから、帯は相当色々使えます。
おしゃれな柄の袋帯から8寸9寸名古屋帯すべて、
博多単帯まで。
>>銀糸使いの白っぽい袋帯など置いてみると・・。
白っぽい色目では良いですね。
柄ゆきが礼装の金銀袋帯では、紅絹八掛けですから、
少し考える場合も有りそうです。


いっぱい楽しんで下さい。

この回答への補足

すみません。紅絹は胴裏に使います。
八掛は黒の予定です。
八掛が同色系ならば、胴裏の色は気にせずとも良いでしょうか?

補足日時:2009/05/17 13:51
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