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5.1chで出来るだけ低予算でいい音で映画を楽しみたい。
そんな都合のいいことを考え、最近の音声圧縮技術に対応している
出来るだけ安いホームシアターセットを捜していたら、
「最近のロスレス音声に対応していないアンプでもリニアPCMで出力すれば問題ない」という意見を聞きました。
……あれ? そうすると最近の可逆性圧縮音声の存在意義って何なのでしょうか?

どなたか、よろしければお教え下さいm(__)m

A 回答 (4件)

>> 最近の音声圧縮技術に対応している出来るだけ安いホームシアターセットを捜していたら、「最近のロスレス音声に対応していないアンプでもリニアPCMで出力すれば問題ない」という意見を聞きました。

//

「・・・問題ない」の趣旨が何であるのかによって、話が変わってきます。

1つ目に、「最近のロスレス音声に対応していないアンプでも(プレーヤーなどから)リニアPCMで出力すれば(とりあえず音は鳴るので)問題ない」という意味が考えられます。デジタル音声信号には「フォーマット」というものがあって、「アンプが理解できるフォーマット」を送ってやらなければ音が出ません。アンプが「リニアPCMしか理解できない」としても、出力側がそれに対応しているなら、問題ないといえます。

2つ目に、「最近のロスレス音声に対応していないアンプでもリニアPCMで出力すれば(音質面で特に違いを感じることはないから)問題ない」という意味が考えられます。以下は、こちらの話だという前提で進めます。

>> 最近の可逆性圧縮音声の存在意義って何なのでしょうか? //

「最近」に限らず、データを圧縮する最大のメリットは、「容量の節約」です。きわめて単純な例を出せば、「布団や衣類の圧縮袋」と同じです。そのままでは物置に収まらなくても、圧縮すれば全部片付けることができますね?

それと同じく、DVDなどのメディア、放送電波やインターネットなどの回線には容量に限りがありますから、「これだけのデータを収めたいけど、そのままじゃ入らない」というときに、「じゃあ圧縮しよう」ということになります。

このとき、「元には戻らないが、かなり小さくできる」のが不可逆、「あまり小さくならないが、元に戻せる」のが可逆です。もちろん、「戻らないよりは、戻る方が良い」に決まっています。せっかくのふかふかセーターがペッタンコになるのは、困った話ですので。

したがって、「不可逆圧縮よりは、可逆圧縮」なのです。DVDの場合、容量に限りがあったので、Dolby Digital (AC3)やDTSという方式で「不可逆圧縮」していました。地上デジタル放送では、電波帯域の制限があるので、AACという方式で「不可逆圧縮」しています。

しかし、Blu-rayは、DVDに比べて飛躍的に容量が増えているので、可逆圧縮(Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio)でも多くのコンテンツを盛り込むことができます。なので、「最近の音声圧縮技術」は「可逆圧縮」なのです。
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この回答へのお礼

なんとも丁寧かつ解りやすいご回答、ありがとうございましたm(__)m

メディアとかの容量や電波帯域の問題でしたか……
しかもデジタル放送はAACなる圧縮方法で伝わってくるんですか!?
デジタル放送も楽しみたいので、そこも考慮して製品を選ぼうと思います。
重ねてありがとうございました♪

お礼日時:2009/05/30 23:33

  >> 「そんな都合のいいことを考え、最近の音声圧縮技術に対応している出来るだけ安いホームシアターセットを捜していたら・・・」



 確かに 都合のいい話かもしれません  (^_^)v

 BDの登場により 「ロスレス」と言う 高品位なサラウンド音源が身近になりました。  圧縮されているにも拘らず 完全復調ができるのですから 大した技術ですよね。   一方、DVDに採用されていた D.Dやdtsに不満があるの? と問われれば 大多数の方が首を横に振るでしょうね。(イイエ 不満はアリマセンと・・)  

 CDだってそうでしょう  数千円で買えるプレーヤーがあると思えば 100万円単位の 車が買えてしまいそうな プレーヤーだって世の中には存在する。  全く同じ 3.000円程度の ディスクを聴く為にですよ。    しかし 違うんですよ 出てくる音が・・・ 聴こえる音が・・・  それだけの価値が見出せる人が使えばよいのです。   数千円のプレーヤーだって・・・ ピッチが狂う事もなく 最初から最後まで聞かせてくれますからね。  

 サラウンドも同じことが言えるの!  可逆圧縮だろうが、非可逆圧縮だろうが 聴けてしまえばそれまで ッて方が大半で ロスレスの恩恵を受けるには それなりの装置と セッティング技術が必要なのよ・・・。   

 人気のPS3がそうである様に(PS3はリニアPCM変換してのみの出力がロスレス対応) 中途半端な時代に出たAVアンプが それには対応出来る様に・・・。   デジタルデータである以上 劣化(変化)はないものの オーディオの世界では 常識が通用しませんからね・・(-_-;)     

可逆性圧縮音声の存在意義って・・・  あるのですが・・(^_^)v  普通の方には理解できない世界でしょうね。  メーカーの言い分だけ(宣伝)で 騙されて買ってしまうのでしょうね (*_*;   いずれは ハイビジョン放送や BDが「当たり前」になってしまい ありがたみも薄れる事でしょうね・・  (-_-メ)
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この回答へのお礼

相当のお金と時間と経験を積まれた方かと推測します。
心の中の情動が感じられる程のご回答、ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2009/06/01 00:03

圧縮して容量が少なくできるのがメリットです。


現在ではBlu-rayで容量が足りていますが、今後足りなくなる可能性があります。(DVDの時のように)

NHKがSHV(7,680×4,320ドット)や22.2CHなんて言うのを研究していますが、これが実用化されればBlu-rayでは足りないのが目に見えています。

現実問題としては
現在はフルHDサイズ(1920x1080)と7.1chで、余るくらい足りていますが、今のうちに圧縮技術を発展させておけば、Blu-rayの容量や次世代の光ディスクでも入れられるかもしれません。

消費者側としては、とりあえず再生できるかどうかだけ確認しておいてあまり気にしなくて良いです。
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この回答へのお礼

なるほど。
今は余っているようでもいずれ……ということも考えられるんですね^^
ご指摘どうり、確認するくらいに止めておくことにします。
ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2009/05/31 23:53

はじめまして♪



再生環境だけで考えたら聞き及んだ意見も、全くの間違いではない場合も考えられます。

これは、可逆圧縮だろうが、非可逆圧縮だろうが、聴いてみて満足出来るのなら、どちらでも良いと言う考え方です。

そもそも、圧縮技術の違いは、聞き分けられる人と、ほとんど違いに気づかない(大多数の人)ように高度なアルゴリズムが使われています。

再生環境にかぎっては、聴く人の感じ方で選ぶしかありません。


記録する場合は、将来のアップグレードで違いが出ないように、とか、今の自分には違いが分からないけれど、違いが聞き分けられる感性を得た時のために、本来のデータが再現出来る手法を選択して置く。と言う意味では、重要な事かもしれません。

音声データ形式の違いや、シアターセットの価格差、スピーカーのセッィングやケーブル変更で音質が変ると言われても、実感として違いが分かるかどうかは、また別の事です。
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この回答へのお礼

ふうむ。
実際に聞いて確認できるといいんですが、近くに丁度いいお店とかないんですよねぇTT
最終的に満足できるように、価格とのバランスを考えてよい選択をしたいと思います。

……音の違いが判らなくても、まあ満足感は、きっと、ある、さ?

ご回答、ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2009/06/01 00:13

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