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くじらやイルカといった比較的知能が高いとされる動物が、集団で
沖に打ち上げられたり、自分から湾内に入ってしまったりという事って
たまにありますよね?(先日もくじらでありましたよね)

これって、20年くらい前に見たテレビでは「動物内の方向をキャッチする器官が、電磁波によって阻害されて方向がわからなくなる」といった
ような内容を放送していました。(すいません、まったくの素人なんで
ほとんど記憶が薄れていますので、違う部分も多いと思います。)

そこで、質問ですが
(1)現在でも上記のうよな説が一番有力なのでしょうか?
(2)方向を決める器官の狂いとなると、渡り鳥でも同じような事は
起こっているのでしょうか?
(3)方向を決める器官云々の説だと、昔からたまに起きていたという
事でしょうか?

以上3点の回答をいただければと思います。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

1)「寄生虫に耳をやられて方向感覚を失った」説が強くなっているようです。



http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article …

2)伝書鳩のレースで帰還率が低くなったという噂はありましたが、実際はそれほどでもないとか。

http://news.livedoor.com/article/detail/3013269/

3)昔は大きなニュースになることもなく、地元の方々でおいしく頂いていたようです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
1については興味深いですね!

お礼日時:2009/06/01 16:09

A.1


クジラ類は超音波を海底に発して、その反射音を頼りに地形を探っている可能性があります。
その説を信じるのなら、何らかの理由で「反射音が乱れて混乱」してしまい、本来は来るはずのない浅瀬や湾内に迷い込み。迷ってる内に砂浜などに打ち上げられてしまうと言う説が、一般的にはまことしやかに信じられています。

しかし今のところ、その大本の“混乱する理由”が全く分っていません。

TVのワイドショーなどで解説していますが。
あれは全くの推測であって、科学的にはまだ何も証明されていません。フリップ等を見せて「近年、クジラの打ち上げ事件が増えている」と言う説も、全くのデタラメです。そもそも、クジラ類の打ち上げに関する研究自体が、まだほとんど何もなされていないので、増えているのか減っているのかさえも、確定的な事はまだ何も言えません。

要するに…「分らない」と言うのが一番有力な説です。


A.2
クジラ類の事も分っていないのですから。
当然ながら鳥類に関しても良く分かっていません。地球上には多くの種類の渡り鳥が居ますが、彼らがどうやって目印もない太平洋上で方向を知り、目的地を正確に目指せるのかはよく分っていません。

地球の内部から発せられる磁場を感じているとか。
或いは太陽や星の位置を記憶していると言う説もありますが、今のところ鳥類にそれらを感知する器官があるのかどうかさえも分っていません。

時折、渡り鳥の群れが大量死する事がありますが。
それが方向感覚を逸して迷ったために起こる事なのか、それとも別の理由からなのかは分りません。近年は鳥の大量死は、むしろ“鳥インフルエンザ”と関連付けられて語られる事が多いので。ウィルス感染等の有無は調査しますが、それ以外の検査はほとんどしないのが現状です。


A.3
洋の東西問わずに、クジラが浜に上がったと言う記録はたくさんあります。
日本ではそう言う時には“恵比須様からの贈り物”と考えて、浜に上がったクジラを村人全員で分けて食べた事などが、神社の絵馬に書いて奉納されてたり、庄屋などの日記に書き残されてたりしてます。

自分は地方出身ですが…。
30年くらい前は年に1~2回くらいそういったニュースを、NHKローカル等で報じていた様に記憶してます。新聞でも小さな囲み記事で、やはり「○○湾にクジラ打ち上げられる」みたいな記事を頻繁に見ていました(やはりその当時は、地元の漁師さんが美味しく頂いたと報じていました)。

今の様な1億総エコ馬鹿時代に突入する前から。
クジラ類が浜に打ち上げられる事例は、特段に珍しい事では無かった様に思います。統計を取ってる訳ではありませんが、ここ10~15年ぐらいで急激に「クジラ可哀想!」的なニュースが増えた様に思います。そもそも昔は「クジラ打ち上げられる」くらいだとTVニュースになる様な事件じゃ無かったです。どちらかと言えば「サメに襲われる!」の方が良くニュースになっていたと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。とてもよく理解できました。
またいかにテレビがいい加減なのかもわかりました。私は以後20年間テレビのない生活を送っています^^)

調べられていないなら、ボランティアでもいいから、そういうのの
お手伝いが出来ればいいなと思ったりしました!

どうも有難うございます!

お礼日時:2009/06/01 16:09

鯨が迷う原因としては、どれか1つというわけではなく様々な要因のうち、1つ又は複数の要因が


重なって起こるのではないかと言われています(現在でも原因は特定できてはいません)

外的要因としては
1.餌を追っているうちに、誤って浅瀬に入り込んでしまった
2.シャチなどの外敵や種類の違う他の鯨から逃れるため
3.地震による振動・台風などの潮流の変化や、海洋調査船や潜水艦の起こすソナー(アクティブ
  ソナー)などの人工的な音や振動に驚き混乱した結果。

内的要因としては
1.超音波探知が浅瀬などで乱反射して方向を見失う
2.なんらかの障害による超音波探知や磁場探知の異常

>(2)方向を決める器官の狂いとなると、渡り鳥でも同じような事は
>起こっているのでしょうか?

渡り鳥も地磁気を感知して方位を知ることが出来るようですが、それ単独ではなく風景や太陽の
方角など視力による確認を行っているため、迷うことは少ないようです。
(群れで行動するため、数羽の器官に異常があっても問題ない)

>(3)方向を決める器官云々の説だと、昔からたまに起きていたという
>  事でしょうか?

座礁そのものは昔からあったと思いますが、統計を取っているわけではなく、また生きたまま座礁
したのか、死んだ後流されてきたのかが分からないため、現在起きているものと同じ原因とはいい
きれないでしょうね。
昔から座礁した鯨は資源利用されていたようで「寄り神信仰」の起源ともいわれているようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%B3% …
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この回答へのお礼

回答有難うございます!
渡り鳥の件、興味深いですね、私は少なくとも太陽を見ても全くわかりませんが、人間以外の生き物って、本当にすごいですよね。
なんとなくですが、風景とか太陽とか見れないくじらの方が、迷いやすいんですかね。方角を感知する手段がひとつしかないのであればですが。
よく理解できました。どうも有難うございます!

お礼日時:2009/06/01 16:15

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