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パリバショックについて質問です。

パリバショックとはBNPパリバが傘下のファンドの解約凍結を決めたことから金融市場が混乱に陥った出来事ということですが、
いまいち意味がよくわかります。。。

「傘下のファンドの解約凍結を決めたことから金融市場が混乱に陥った」とはどういう意味なのでしょうか?
詳しい方いましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

N0.1です。



違うと思います。
私は金融関係者ではないので詳しくは分かりませんが、BNPパリバ傘下の3ファンドの規模は小さくはないものの、そこまで大したものではなかったのではないかと思います。

おっしゃるような“認識”を一言で言うと「人間の恐怖心のなせる技」ということだと思います。
イメージとしては学校などでよくやる「肝だめし」が一番近いかと思います。
“出る”ので有名なお寺を真夜中に5人位で歩いていて、一人が小さな物音に驚いて悲鳴を上げると4人ともびっくりして一斉に走って逃げ出すといった感じでしょうか。

パリバショックやリーマンショックの大元であるサブプライム問題は2006年から既に指摘されていたことでした。いつかこのバブルがはじける可能性があるというのは温度差やどの程度はじけるかの認識の差はあるものの、投資家や市場関係者が共通して持っていた認識でした(と私は思います)。

小さな物音でも走って逃げ出すような恐怖のシチュエーションがこの頃既に出来上がっていた。そしてパリバ解約凍結というそこそこの物音がした。周りも自分も恐怖に駆られて必死に逃げ出した(=持っている金融資産を大損する前に売ってしまおうと、損を覚悟で売りまくった)。というのがこのショックが起こった理由だと私は思います。

あくまでも私個人の考えですが、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
とても参考になりました。
今後ももしお知恵をお借りできることがあればお願いしたいと思います。
よろしくお願いします””

お礼日時:2009/07/25 17:39

回答がついていないようなので。

。。

簡単に考えましょう。
仮にあなたが預金している銀行が突然「すみませんがあなたの預金は今日から当分下ろすことができなくなりました」と発表したらどう思いますか? そんなことは困るし焦りますよね? その銀行に預金をしている人は皆同じ気持ちになるわけです。それで預金者が銀行の各支店に殺到して「金返せ!」となる。

普通は「あの銀行は経営が危ないらしい」と噂が立っただけで“取り付け騒ぎ”という、預金者が銀行にお金を下ろしに殺到する現象が起こったりします。それが原因で経営破たんした銀行もこれまで日本を含め世界中でたくさんあります。

ましてや金融バブルはいつはじけるの?と疑心暗鬼になっている時代背景の中でこんなこと(解約凍結)が起これば他のヘッジファンド(あるいはそこに運用を任せているあらゆる金融機関も)も本当はやばいんじゃないの? と不安は増大されるわけです。

そうなると何が起こるか。まあ、そこではいろいろなことが連鎖的に起こるわけですが分かりやすい連鎖をあげると、

不安から他のヘッジファンドから資金を引き上げる動きが出てくる。

ヘッジファンドは、投資家に返金するために自分が投資している株や商品(原油・穀物・金etc.)を売って現金に変えなければならない。

同じような動きが同時多発的に起こるのでそれら株や商品の値段は暴落する。(売りたい人が多くて買いたい人がいなければモノの値段が急激に下がる、もしくは値が付かないのは分かりますよね?)

急激に下がる株価を見て自分が保有している株を投げ売りする投資家がたくさん出てくる。

という負の連鎖が起こるわけです。これはまさに「金融市場が混乱に陥った」状態ですよね。まあ、去年のリーマンショックの混乱に比べればかわいい混乱ですけどね。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
「パリバ証券傘下のファンドが、他のそれと比して、規模の大きいものだったから世界的な金融混乱のきっかけとなった」という認識でよろしいのでしょうか?

お礼日時:2009/07/10 11:36

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