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村上龍さんが文を書いた「盾(SHIELD)」という絵本を読まれたかた、教えて下さい。登場人物のキジマとコジマが最後にわかった「秘密」とは具体的にはどういうことなのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。



「盾、シールド」という言葉が最初に出てきた箇所を
物語の初めの方に見ることができますが、それは、
少年の二人が名なしの老人の所に性格うんぬんのことで相談に行った時に、
彼から言われたことでしたね。
人間はからだの中心に大切なものがあって(心とか精神とか呼ばれる)
それが、ひからびないように(←アボガドの例がありました)
守って行かなければならない。
では、その大切なものはどうやって守っていったらいいのか……
「盾、シールド」が必要だ。
そのシールドは、どうやったら手に入るのか。
老人は、教えてくれなかった……
それで、二人は、これを二人だけのシールドの秘密、とし
この秘密がわかったら、お互いに教え合う約束をしたのですね。
その後、二人は、それぞれが大人になっていく過程で、
時には、時代の波にうまく乗り、また時には時代の波に飲み込まれ流され、
紆余曲折をたどって、そしてとうとう、この秘密がわかったのでした。
つまりこの「秘密」というのは、
「シールド(人間の心/精神をひからびさせないように守っていく盾)
はどうやったら手にはいるのか」
という難題の答えがわかった、ということだと思います。
答えは何でしょうね。人それぞれで違うと思いますよね。

私見ですが、参考までに書いてみました。

この回答への補足

補足ではなく再質問なのですが、できましたら御教示をよろしくお願い致します。結局、私は、村上龍さんが「盾(シールド)」という表現に込めた思いがいまひとつわからないのです。弱い心なり精神を守るものなら、それは堅固さを必要とするのであり、ひからびようが冷たかろうが、防御の機能を果たしさえすればそれでよいはずですよね。要はマズローの欲求階層説における生理的欲求や安全の欲求を最低限度みたせるものであればよいはずです。ところが、ひからびてはいけない・・・ということは、その盾はみずみずしいものでないといけないということでしょうか?言わんとされていることは、心・精神の純粋さを守るということなのでしょうか?心を守る「盾」が、なんでひからびるとかいったイメージで言われるのかわからないのです。武具のイメージと合いません。「盾」は心が傷つかないように守ればよいのであり、具体的には大手の自動車会社の社員としての身分(これはマズローの欲求階層説では所属の欲求にも関係します)とか、犬の訓練士の資格とか、そういうものではないのでしょうか?そういった身分やら資格がみずみずしい必要などあるのでしょうか?村上さんの言う「盾」というのは機能的な価値と倫理的な価値がごっちゃになってるようでよくわからないのです。そしてそれを守るためにはどうすればよいのか?ということもわかりません。御回答は人それぞれ違うとのことでした。すみません浅学非才のため村上さんの意図がよくわからないので、「盾(シールド)」についてもう少し具体的に教えて頂けないでしょうか?よろしくお願い致します。

補足日時:2009/07/10 19:28
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