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こんにちは。小中学生の夏休みの宿題の中でも、もっとも嫌われているのは自由研究じゃないでしょうか? 私も小中学生の頃を振り返り、疑問を感じました。いくつか問題点を挙げてみます。

(1)「研究」というからにはお金がかかることも しばしばあり、小中学生にお金を使わせるのか、親に出してもらうのか、金銭的な問題があります。

(2)自由研究も種類によっては危険を伴うものもあり、自由研究が原因で事故などが起きた場合に、学校の責任はどうなるのか。

(3)自由研究をするには、多くは普段は行かないようなある程度離れた場所を移動して行動したり、人と接触することも多くなることが考えるが、特に女子生徒が犯罪に巻き込まれた時はどうするのか。

(4)子供によっては夏休みにどこにも親に連れて行ってもらえない子もいるし、また子供の家庭がどの程度恵まれているかなどが、自由研究の作品に如実に反映されることが多い。

そこで質問ですが、上記の問題点があるのに、自由研究の意義とは何でしょうか?

A 回答 (10件)

自由研究の意義は、日本に理系の人材や、創造的な人材を増やせるように若い時から育てようということに尽きると思いますが。


特許を取るような小学生もいれば、金持ちと同じような研究をして筆の質が悪いと嘆く小学生もいると思いますが、これは、このまま大学や就職後の研究や事業を興す人たちに当てはまることです。

恵まれている大学、資金の豊富な企業ばかりじゃありませんから、創意工夫で、自己実現をするという経験をすることに、意義を見いだせないというのもどうかなぁと思います。

こっちは蛇足ですが、国策としては、総合的な学習の時間 という用語で、文科省のサイトを検索してみると、国の思惑は調べられるかと思います。

それと、日本一、東京大、京都大への合格者を出している公立高校では、学校全体で1年間をかけて自由研究をしています。暗記で行けるレベルならともかく、思考力勝負になるトップ大受験では、いろいろな意味で相当に有利に働くみたいですね。
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>自由研究の意義とは何でしょうか?



昔ある天才がこう言いました
「大学の研究も自由研究の延長だ」と

大事なのは研究テーマを自分で考え研究方法を考察していく力を
できるだけ若い時から訓練するという事ですね
もちろん学問への興味や親しみを持つ子供が少しでも増えるようにとの
教育でもあります

そもそも
小中学生の研究結果なんて誰も期待していません
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No.4、再度。



必ずしも建前とは言い切れないと思いますよ。

当地では毎年2学期になると、市内全域の小学校で自由研究の優秀事例を展示していました。

わが家のボウズが通っていた小学校に巡回してきた時に見に行きましたが、
少なくとも記憶している範囲では、質問者さんが主張されるように
「金をかけたから高評価」という事例は見られませんでしたね。

>私の小中学生時代の苦い思い出が皮肉な現実を物語っています。

誤解を恐れずに申し上げれば、「創意工夫が見られなかった」からなんでしょうね、苦い思い出になってしまったのは。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

>「金をかけたから高評価」という事例は見られませんでしたね。
確かに、金さえかければいいというものでもありませんが、全体的な傾向として学年が上がるに従って、ある程度見栄えのある研究をするには金がかかる傾向にあるようです。#7さんを例にすれば、小学低学年なら、天体観測だと 極端な話 天の川の絵を描くだけでも、一応は自由研究としての体裁が保てますが、中学生ともなると そうは行かないでしょう。
石の標本に関しては あれは創意工夫の差ではなかったし、微生物の観察にしても、担任の先生がちらっと囁いていたんですが、「科学的な例示というか例証では イラストや絵よりも写真の方が 本当に自分が観察したという信頼性や信憑性が高い」とのことでした。イラストや絵も上手に書ければ、まだ少しは救われたんですが....
私も小学5年生の時の自由研究で、創意工夫が認められて銅賞に選ばれたことがありましたが、あれは親戚のおじさんの協力やいとこの姉さんのアドバイスがあったからで、自力で金をかけずに入賞するのは なかなか難しいと思いました。

お礼日時:2009/08/06 18:50

 研究というと科学的なアプローチが多いように感じますが、本を読み、それをまとめるだけでも、十分研究になるのです。



 自由研究はまず「疑問」から始まり、なぜなそうなるのか?自分なりの答えを考えてみる。果たししてそうなのか確認作業を行う。これ実験であったり、資料を調べることになるのです。これは「自ら学ぶ」という大切な手段です。教えられたことに対して「本当かな?」と疑問をもち、それを確かめて、実体験として取り込む。これで知識が自分のものになります。ただ、覚えるだけでは本当に知識が身についていかないのです。そして、そういったプロセスを経て、今私たちが知る知識が生まれてきたのです。百聞は一見にしかずということです。

 私は星が好きでした。天体望遠鏡なんてもっていませんしたが、図書室や図書館、家にあった本を動員して、調べました。他にもハムスターの観察とか、身近なものに不思議なものが沢山有ることもわかりました。
 夏休みという長い期間で時間をかけることもできます。
 調べることで、新しい疑問も出てきます、またそれを調べる。これの繰り返しです。それが学ぶことなんだと私は思っています。

 質問者のお礼を読んで、家の石をただ集めただけでは、手抜きになりますが、これを、この石はどういった石になるのか、またどこから来たのかを調べることで手抜きにはならないのです。集めることも大切ですが、そこからスタートなんです。

 後、自由研究も親がある程度の知識とアドバイスを出せなければ非常に難しいものだと思いますね。息子は今、モールに塩の結晶を作っています。100円均一でできます。工作も家にあるものでいろいろできますよ。アイデアを出すのが大変ですけどね。直接ではなくヒントを上手に与えています。

 考えることが楽しいと自由研究って楽しいものですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>質問者のお礼を読んで、家の石をただ集めただけでは、手抜きになりますが、これを、この石はどういった石になるのか、またどこから来たのかを調べることで手抜きにはならないのです。
仰ることはごもっともですが、不条理を感じます。珍しい石を集めた同級生は、石を集めただけで一応は作品として成り立ったわけです。それに、これは私が小学年生の時でして、そこからスタートして色々調べるにも困難でした。当時の私としては、先生から家庭の境遇が自由研究の評価にされたとしか思えなく、たいへん悔しい思いをしました。

お礼日時:2009/08/06 17:43

あえて言うなら、宿題である必要性を感じない点でしょうか。


子供は勝手に実験するものだと思いますし。
そして、優秀作品の褒美が賞だけというのも不満でしたね。


アイデアを出したいのであればブレインストーミングで調べてみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/06 17:34

>自由研究の意義とは何でしょうか?



子供に自由に物事を考え、取り組ませるきっかけにするためです。


毎日のお天気観察、降雨量観察、アリの巣の観察、
朝顔の観察日記、など金もかからず自宅でできるものもあります。



金をかけてしかできないものに高評価を与える教師がいたら、
それはその教師が自由研究の意義や意図がわかっていないと
いうことではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>金をかけてしかできないものに高評価を与える教師がいたら、
それはその教師が自由研究の意義や意図がわかっていないと
いうことではないでしょうか。
いや、自由研究で金賞を貰うのは決まって、金をかけたり、両親の協力がなければできないようなものばかりでした。
金をかけなくても創意や工夫が見られるものが銅賞というのが相場のような気がしました。

お礼日時:2009/08/06 17:34

そもそもの話なんですけどね。



自由研究って、わざわざお金をかけたり、どこかに出かけなければできないものなのでしょうか。

要は「着眼点」であり、観察や実験によって得られた結果からの「考察力」がポイントだと思うんですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>自由研究って、わざわざお金をかけたり、どこかに出かけなければできないものなのでしょうか。
建前上はそうでしょうけど、私の小中学生時代の苦い思い出が皮肉な現実を物語っています。

お礼日時:2009/08/06 17:30

与えられた課題しかできない、単なる歯車のような人間にしないためです。




昔の研究課題の定番で、植物を育てその観察日誌を付けるというのがあります。
これでしたら(1)~(4)までの全ての問題をほぼクリアできます。

こういう題材選びの能力に関しても、自由研究を通じて訓練する能力の一つです。
危険性や問題点が存在するなら、「問題点が無い選択肢を探し出す」という能力も重要です。

そういう意味で自由研究は、他の課題にはない重要性があると考えます。



余談

今回の質問者さんの疑問を解決させる事。
「自由研究は小中学校の夏休み課題として不適切である」

これを証明する論文作成も一つの「自由研究」ですね。

ただ不適切である点の列挙だけじゃ、まるでマスゴミや三流政治家の火病みたいなもんです。
代案として、自由研究以上に適切な夏休み課題の提案までまとめれば十分でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私は現在は法学部の学生です。夏休みの課題もあるんですが、「自由研究は小中学校の夏休み課題として不適切である」というテーマはちょっと使えないですね。でも、参りました。

>危険性や問題点が存在するなら、「問題点が無い選択肢を探し出す」という能力も重要です。
そうですね。話は少しズレますが、小中学生に携帯電話を持たせるのだって、少し似ているかもしれませんね。

お礼日時:2009/08/06 11:21

あなたに言う「問題点」が存在するとは思いません。

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この回答へのお礼

人それぞれですから、そう思うなら わざわざ回答されなくても結構ですよ。

お礼日時:2009/08/06 11:16

私は自由研究が一番好きでしたが…。



何がやりたいか、何が疑問か、それは調べられるのか、実験出来るのか、お金がかからないか、大変過ぎないか、機材が必要か、どこかへ行かなきゃいけないか、など子供なりに考えて、計画し、実際にやってみて、自分でまとめる、という経験がとても勉強になるんだと思います。

学校が「これをやりなさい」と与えた課題で事故が起きたなら、学校の責任が問われても仕方ありませんが、自分で考えてやってみたのなら自己責任と言うか、それを許容、放任した親の責任じゃないでしょうか?
最先端技術でもないですし、お金をかければ、いい研究が出来るわけではありません。お金がないなら、お金がなくても出来ることをやればいいだけ。限られたリソースで何が出来るかを考えるのは、大人になっても役に立つことだと思います。

なんでも責め過ぎはよくないです。
何かをすればそれなりにリスクはありますが、何もしないリスクだってありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

実は私も自由研究で苦い思い出があるんですよ。

>お金がないなら、お金がなくても出来ることをやればいいだけ。

私はお金がなかったので、お金がなくても出来ることをやりました。中学生のとき、私は玩具のような安っぽい顕微鏡で微生物などを観察し、それをスケッチしました。私はあまり絵を描いたりするのも得意でありませんでした。一方、金持ちのクラスメートも同様のテーマでしたが、顕微鏡写真を撮りました。そのクラスメートの自由研究が金賞を取りました。研究テーマがそのクラスメートと似通っていただけに、私の自由研究が非常に見劣りし、とても恥ずかしい思いをしました。

小学生の時は、私の両親は忙しく、旅行にも連れて行ってもらえなく、
家の庭の石ころを集めて標本を作りました。一方、同級生の中で、両親に色んな所に連れて行ってもらって、珍しい石を集めて化粧箱に入れて標本を作りましたが、同級生は先生から「きれいな石だね。」と褒められたのに、私は「手抜きするな。」と怒られました。

お礼日時:2009/08/06 11:13

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