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私の家の方では、神道の形式で葬儀や霊祭等(50日祭・1年祭等)を行うとき、唱え言葉として「遠つ神・・・」を唱えます。
「遠つ神恵み給え(とおつかみえみたまえ) 巌の御霊を幸へ給え(いづのみたまをさきはえたまえ) と 恐み恐みも曰す(と かしこみかしこみもまおす)」
と言うような言葉です。これってどういう意味でしょう? 神道に詳しい方、教えてください。

A 回答 (3件)

『遠つ神』とは、遠い昔、神であったご先祖様・・・の意味です。



ご先祖様を敬う言葉です。
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この回答へのお礼

早々にありがとうございました。
唱え言葉全体の意味はどう解釈したらいいですか?

お礼日時:2009/08/10 19:21

専門家ではないので聞きかじりですが…



「とおつかみ」は先祖のこと。特に神道の家庭と言うのではなく、日本人の先祖は八百万の神ですから、先祖=神です。
「いづのみたま」は「嚴威ある神霊」ということだそうです。
出典は忘れましたが神道大事典だったかナ。

と言う事で
「恩恵賜るご祖神様と永久の栄光ある神々様に、謹んで申し上げます」と言うような意味ではないかと推測します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。勉強になります。
もう少し詳しく解説してくださる方、宜しくお願いします。

お礼日時:2009/08/11 21:46

私の家でも「唱へ詞」として、「遠つ神…」を祖先の御霊を祀る神前に奏上します。

「とほかみえみため」といふ古来亀卜の呪文のやうなものから転じた言葉が「遠つ神恵み(笑み)賜へ」となつたと言はれてゐます。「大祓詞」の中に出てくる「天津祝詞の太祝詞」がこれだといふ説もありますが…。
実は私もこの言葉について少し調べてゐました。葬儀や年祭で奏上することを考へますと、以下のやうな意味になるのではと思ひます。
「神代の時代から続く祖先の神々よ、どうかお恵み下さい。(笑顔でお受入れください)このたび新しく祖先の神々の霊に列なることになつた尊い御霊(死者の霊)が迷ふことなく、神々の世界でも幸福であるやうに御取り計らひ下さい」
ちよつと意訳しすぎたでせうか。「遠つ神」は、それぞれの氏の祖先神のことかもしれません。
まだ私も調べてゐる途中ですので、一応、ご参考まで。
ところで質問者さんのお家は、教派神道でせうか。それともお住まひの地方では皆さんこの詞を奏上されてゐるのでせうか。私の家は神道修成派の系統です。もしよろしければお教へ頂けませんでせうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。

私の地方にある神道の家は伊勢神宮の流れにある神社神道かと思います。

お礼日時:2009/08/21 07:00

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