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太陽光発電は社会にとって人間にとってどのような意義が具体的にありますか?

A 回答 (7件)

太陽光発電を含む、再生可能エネルギー(自然エネルギー)の特徴としては、


・エネルギーの自給率を向上させる
・温暖化対策になる
・経済発展にも貢献する
の3つが挙げられますね。
特に太陽光発電の場合、
・利用できるエネルギー量が多い(日本でもそれなりの量が利用できる)
・昼間だけ発電するので、自然に昼夜の需給ギャップを減らせる
・自国で生産した時の経済効果が大きい
などの利点が挙げられます。
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/index.html

天候任せなので色々と面倒ではありますけど、それでも技術的に対策できないほどじゃありません。十分実用になります。
2050年には、世界の電力の半分は再生可能エネルギーにしなければいけないとされています(下記図4)。
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source …

現時点での問題は、普及量が小さく、値段がまだ高いのがネックです。しかし石油と違って、量産するほど安くなります。
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/economic …
このペースで行くと、もう数年で家庭用の電力料金よりは安くなります(既に、海外では一部製品がそういう価格になっています)し、10~15年もすると発電コストで火力発電より安くなると見られています。
つまり太陽光発電を使った方が、結局は安上がりになりそうなんです。
だからこそ、世界中で急速に普及が進められています。
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/feature/ …

ちなみに、未開の土地や宇宙だけの利用じゃないですよ。海外では既に「普通の」発電所に近い規模の計画が出てきてます。
http://www.pge.com/about/news/mediarelations/new …
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この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/15 23:26

>5年間で10兆円


ぐは、編集ミスです。訂正します。
2020年までに、2008年の5倍の10兆円以上になると見られています。
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/090 …
失礼いたしました。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/30 17:56

太陽光発電は昼間だけしか発電しませんので、夜や雨天の時の電力まで供給しようとすると高くつきます。

その一方、昼間の需要の増加には自然に対応します。また山手線内でも既に利用されています。:)
逆に原発などは一日中発電しっぱなしで使うには良いのですが、昼間だけ出力を増やして使うとむしろコストが高くなります。大都市にも置かれません。
互いに逆の特性を持っているので、組み合わせて相補的に利用するのがベストでしょう。

なお経済・産業の観点から補足しますと、
日本における太陽光発電産業の規模は2008年に年間5000億円を超えたところで、成長中です(下記の「報道発表文」を参照)。
http://www.oitda.or.jp/main/press/press-j08.html
世界の市場規模は2008年は2兆円強、これが5年間で10兆円以上になると言われています。
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/090 …
負担もあるけど、それ以上にでかい商機が見えているわけです。環境やエネルギーだけでなく、経済・産業の面での魅力が大きいんですよ。
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     太陽光発電のメリット、デメリット


太陽光発電のメリットは
1)発電するのに炭酸ガスを出さないので、温暖化を防ぐのに効果があ ります。炭酸ガスの排出量は石油火力の14分の1です。
2)枯渇することがない
 太陽が続く限り、利用できます。

一方デメリットは
1)発電原価が高いので、経済的に劣ります。
 機器代が高いので発電原価が石炭火力や原子力発電の7~8倍かかり ます。
 もし現在主力となっている火力や原子力を止めて太陽光に置き換えれ ば、電気代は高騰し、産業も家庭も大打撃を受けます。
2)発電設備を設置するのに大きな面積を必要とします
 100万kWの設備を作るのに、山手線の内側と同じ面積が必要となりま す。
 このため設備の規模には限界があります。
3)利用率が悪い
 雨や曇りの日は発電出力が低下し不安定で、太陽光発電の実積をみる と利用率はわずかに12%程度です。
 このため予備の電源が必要となりますが、電力系統からみると二重投 資になり、電気料金を押し上げます。
 電源設備のうちに占める太陽光の比率が大きくなると、大きな負担と なります。

総合的にみると、
 現在太陽光発電は、政府の補助がなければ採用されません。
 つまり一人前の電源として、独り立ち出来ていないのが実情です。
 設備費についてみると、太陽光発電素子に必要なシリコン材料の価格 は、最近の4年間で2.2倍に上昇しており、設備費の低下は当分期待出 来そうにありません。
 太陽光発電は環境対策として意義があるので、政府は研究費を支出し て設備価格低減の旗振りをし、補助金を支出して太陽光増強の奨励を しています。
 しかし上記のように電源の大きな部分を負担するには限界がありま  す。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。

お礼日時:2009/08/30 17:57

持続可能社会を妨げている最も大きな原因は、発電会社が再生不可能エネルギーを消費し続けていることです。

端的に言うと地球温暖化をもたらすCO2排出の最大原因は、電力会社の石油消費と石炭消費によるものです。

石油消費と石炭消費を抑えるために太陽光などの自然エネルギーを利用した発電をすすめることは地球温暖化による人類滅亡のシナリオを回避し、持続可能社会を目指すために不可欠なことです。

参考図書:「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか~残り時間はもう10年もない!?」田中優著/扶桑社発行
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この回答へのお礼

なるほど、とても参考になりました。

お礼日時:2009/08/16 23:49

・電気の来ていない過疎の場所で電気が必要な時。


・宇宙開発用の人工衛星用太陽パネル
・惑星探査用機器の電気用
・小型電卓の電源

 くらいでしょうか?

 今の太陽光発電は発電能力のわりに製造コストが高いので従来の石油・原子力に代わるほどの意味はありません
 今後、発電効率が上がれば、意味は出てきますが、今はあまりないでしょうね

この回答への補足

回答ありがとうございます。
発電効率が上がれば具体的にどのくらい意味が出てきますか?

補足日時:2009/08/14 23:19
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商業活動の活性化があると思います。


太陽電池パネルの販売と消費があると思います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/14 23:23

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