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戦後、60年の間で日本の電力発電所の事情もかなり変わってきたと思います。現在、石炭火力発電所の比重も大きいく発電量は現在も増えていると思いますが、石炭価格の高騰、二酸化炭素の排出、発電所の老朽化など、これから石炭火力を運営していく上で幾つかの課題もあります。
果たして50年後に石炭火力は残っていると思いますか?確実なことは言えないと思いますが、発電所の事情に詳しい方の意見をお聞きしたいです。

A 回答 (6件)

石炭火力は効率、廃棄ガスのクリーン化の技術が格段に進歩して来ており、石炭は石油に較べて世界中に広く分布していて豊富な埋蔵量がありますから、これがなくなることはまずないでしょう。

生じたCO2の回収効率は今後もどんどん改善されるでしょうから、その将来は捨てたものではないと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
まだ埋蔵量があるという点で存続はしそうですね。二酸化炭素の回収技術もこれからさらに改善されることを期待したいです。

お礼日時:2009/11/09 00:35

日本の火力発電の構成は、現在石油→天然ガスへと比重が移っているようです。


石炭に関してはNo.1さんがおっしゃっているように、将来的な技術の進歩により環境負荷は低減されていくものと思われます。
また、石炭は資源分布の関係から国内でも産出され、エネルギー自給率の点からも石炭での発電量が0になることはないかと思われます。
老朽化やCO2の多排出といった問題はありますが、CO2削減に貢献するとされる原子力には危篤な問題が山積みとなっています。
第一に、資源の輸送、発電、廃棄、処理といった全ての段階において、放射線という猛毒を発しているということです。
第2に、現在進められているプルサーマルでは、角砂糖大2~3個分で日本の人口を0にできるほどの放射線を発するプルトニウムを、年間何百キロと量産・使用するという問題があることです。
いずれにしても、原子力発電は自然災害の多い日本には立地上リスクが大きすぎるため、CO2排出削減のために火力→原子力へという流れをつくるよりは、日本でも産出される石炭を効率良く使った方が現実的と考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
老朽化についてですが、国の環境対策から石炭火力発電所の新規設置が最近あまりなされていないと聞きます。なくなることはないにしろ、今後増えることはないでしょうか、
また、中国・インドなどの発展により、世界の電気消費量が増え石炭がさらに高騰する可能性はあるでしょうか。

お礼日時:2009/11/09 00:41

火力発電所の今後


これは現在の火力発電6~8円/kWhに比べ、ただの水を使う、水力発電でも、13.6円/kwh、太陽電池では47~63円/kWhである。
水力発電が、ただの水のエネルギーを使いながらコストが高いのは、ダムなどの設備で重機の燃料、セメントなど、沢山の化石燃料を消費して二酸化炭素を排出し地球環境を汚染して出来上がった設備である。
ソーラー発電も同じく、設備が出来上がってからはクリーンで有っても、出来上がるまでに二酸化炭素を排出して地球環境を汚染している。この事から、火力発電は、まだまだ健在でいられる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
水力発電、太陽電池などはかなりコストがかかるのですね…
今後の発電事情は環境負荷とコストが鍵になりそうですね。

お礼日時:2009/11/09 00:45

 すくなくとも私が知る限りでは、「現在、石炭火力発電所の比重も


大きい」ことはありません。火力発電所はLNGを中心としています。その
ほか、原油系の火力発電所、最後が石炭火力発電所です。
 石炭は燃料としてたくさん産出されますが、その取り扱いに難があり、
脱硫、脱硝、燃焼灰の処理に費用が掛かります。また、今では国内炭を
燃しているところは無いと思います。ただし、今後石炭火力発電所が
無くなるかと言えば、それなりに残っていくと思います。電力のベスト
ミックスとか言う考え方で多少でも残ると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>>すくなくとも私が知る限りでは、「現在、石炭火力発電所の比重も
大きい」ことはありません。
資料により示されている石炭火力発電所の比重がかなり違うので、私の持っている知識は不確実です。ちゃんとした資料を探します(汗

「電力のベストミックス」というものは知りませんでした。環境対策とコスト…難しいですね。

お礼日時:2009/11/09 00:55

補足です。


世界的な動きとして、京都議定書をはじめとする環境対策への要望が大きくなっています。
加えて、経済的発展に付随する社会的責任意識の高まりから、中国においても省レベルで企業に環境対策を進めるよう指導している地域もあります。
この事から発電量の短期的な急増により石炭価格が急騰することは考えにくいものと思われます。
ただし、特に中国は生活様式の地域差、経済格差が大きいため、今後経済発展の動きが中国全土に広まっていくことがあれば、この範疇ではありません。
最後に、環境負荷とコストに関する記述がありましたが、お時間があれば原子力の発電コストについて検索してみてください。
非常に収益性の高い発電方式であることがお分かりいただけるかと思います。
また、環境負荷の測定は対象や期間の設定に基準がなく、定量化が容易な排出量に重点が置かれています。
そのため、放射線被害などのクライシスマネジメントには目が行かず、日本も国策として原子力を重視しています。
よって、現在の方針が続く限り、既存の石炭発電設備の刷新があったとしても、新規発電所の建設は起こりにくいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
皆さんの回答を読みまして、石炭火力の今後についての(個人的な)見通しがつきました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/11 00:08

2007年のデータですが、日本の発電電力量比率は


原子力発電 ・・・・ 25.6%
石油 ・・・・ 11.8%
石炭 ・・・・ 25.3%
LNG ・・・・ 27.4%
水力発電 ・・・・  7.6%
その他 ・・・・  2.3%
となっており、現在は、原子力、石炭、LNGが主流と言えそうです。
http://www.kepco.co.jp/knic/post/anser/q1.html

火力発電ということであれば技術的にはLNGを使うのが良いと
思います。
LNGであればガスタービンをつかったコンバインドサイクルが
使いやすいので効率的、つまり温暖化防止にも優れているので。
石油を燃やす火力は新設できないので、60年後にはおそらく
ゼロに近い値になっているはず。
ただLNGはこれから中国等でも需要も増えてくると思います
ので、LNGの割合が極端に大きくなるのは、安定的な燃料
供給を考えると厳しいかも。
原子力には傾斜する方向とは思いますが、新規立地もなかなか
苦しいとも思います。
やはり安定的な燃料の供給を考えると、原子力+LNGに加えて
環境宜しくないと言われながらも石炭も残るのではないでしょうか?
ベストミックスという考え方です。

しかし50年後は先すぎて、さすがにイメージし難いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
石炭火力について考えるのに、それのみに注目していましたが、日本のエネルギー供給量のバランスを考えると、他の発電についても考えなければいけませんね。

お礼日時:2009/11/11 00:11

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