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水道の本管から各家(水道メーターまで?)に引き込む管にステンレス管が使われているようですが、なぜですか?
金属材料をいろいろ勉強しておりますが、ステンレスの場合SUS316でも316Lでもそのまま土中などに埋めると孔食が起こるのは勉強した方なら誰でもわかるはず。
おそらく海辺などの腐食しやすい場所以外でも5年を過ぎるると可能性が大きくなると思慮します。
5年~10年で取り換えるなんて不経済ですし、水道料金にも跳ね返るでしょう。
さいたま市などでもすでに発生していると聞きました。
ほんとうに、正しいご意見を聞きたいです。
塗装ぐらいしたら良いのでは?

A 回答 (4件)

配水管からサドルで分水して量水器(水道メーター)まで接続する給水本管には、


主に
1.水道用波状ステンレス管
2.給水用ポリエチレン二層管
があります。

地盤が有機溶剤などで汚染されている地域は、樹脂の単層管ですと
管内にそれらが浸透し水質を悪化させます。(発ガン性物質ですし...)
よって、首都圏での多くの水道事業体(東京都水道局、さいたま市水道局、神奈川県企業庁など)
は金属の管でさびにくく、しかも曲げやすいということで5年の実証試験を経て、水道用波状ステンレス管(SUS316、304)を使用しているのだと記憶しています。

種類および記号
 種類   材質      用途例
波状管A  SUS 304  通常の給水配管用
波状管B  SUS 316  波状管Aよりも耐食性が要求される給水配管用

地盤がきれいだと確信できる場合は、安価な給水用ポリエチレン二層管で良いと思います。
そうでない場合は、樹脂管は使用できず何らかの方策が必要です。

ご指摘のとおり、ステンレス鋼管の場合は土中のマクロセル腐食により孔食が発生します。
さいたま市以外の地域でも発生していることを聞いています。
5年以上経過してからが多いらしく、これもご指摘のとおりのようです。
塗装に関しては、ストレート管ですと効果があると考えられますが、波状のベローズ部分は曲げる部分ですので難しいと思います。
また、ポリエチレンのスリーブで防具することをしている事業体もありますが、前述のとおり樹脂は透過(水分も含め)するので、役に立たないと思います。(少しの時間稼ぎにはなっても...)

では他にどのような管種を採用すれば良いのかということになります。
きっと、有機溶剤などの浸透がなく、且つ腐食しない施工性の良い材料でということになるのでしょうが...
欧州では適用できるパイプがあるようですが、
水道事業体及び管メーカーでのさらなる努力が必要ですね!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何か中途半端な材料ですね!
もっと良いものを研究すべきですね、当事者は.....

お礼日時:2009/08/31 21:40

 >水道の本管から各家(水道メーターまで?)に引き込む管にステンレス管が使われているようですが、なぜですか?


 全ての自治体がステンレス管ではありません。ポリエチレン管等の樹脂管を採用している所も多いです。耐食の他、対薬品や温度なんかも考慮されているんじゃないかと思います。
 水道事業者(水道局)によって対応が異なるかも知れませんが、私の近隣で唯一ステンレス鋼管を指定している水道事業者では、配管(ステンレス部)にスリーブ(防護)の設置を義務付けています。また異種金属同士の腐食等に対応する為に各所に絶縁型の継手の使用も定めています。結構面倒ですね。しかし色々指定すると言う事は「それなりに」問題があるのでしょうね。
 参考
 http://www.pref.nagano.jp/kigyou/jigyo/suidou/se …
 20ページ目

 
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埼玉県の川口市水道局のHPより



「水道本管から各ご家庭の水道メーターまで引き込みをしている水道管の材料には、これまでポリエチレン管を採用しておりましたが、平成17年12月1日から新規に引き込みする際には、ステンレス鋼管を採用しております。

ステンレス鋼管は耐食性、耐久性、耐震性に優れており、維持管理が容易になります。水道局は今後とも、より安全で安定した水の供給をめざしてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。」

と書いてありました。
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 配水管から量水器までの給水管には、部分的な部材にステンレスを使うことはあっても、管材そのものに使うことは普通はないはずです。


 給水管としては一般的には給水用ポリエチレン管を使用します。ステンレス鋼管では取り回しが面倒で、角度を変える場合に継ぎ手材を使用しなければなりません。ポリエチレン管はある程度の角度であれば継ぎ手材を使わなくとも対応できます。
 私が今まで水道施設の設計を行った経験では、給水管にステンレス鋼管を使ったことはないです。水道事業者もそのような指導はしないはずです。ステンレス鋼管は露出配管に使用するのが普通でしょう。
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