
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
寒天を使うのはいくつか理由があります。
●透明なので観察するのに便利
●寒天の成分(アガロース)は普通の微生物は分解して栄養に出来ないので、その微生物が食べたい栄養を調べたりする事が出来る。
●固形なので培養した微生物がその場所にいてくれるため、作業がしやすい。特にいくつかの微生物が混合されている場合は、寒天の表面に広げて培養し、増えた菌の塊ごとに分離したりできます。
●微生物の薬品に対する影響などを調べる為に、小さな紙などにいくつかの物質を分けてしみこませたり、濃度を変えてしみこませた物などを載せる「ディスク法」が使えるので大変便利(液体だとこうはいかないです)
といったメリットが沢山あるからです。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
まだ開いているので、面白い話しを持ってきました。
寒天培地が作られるまでは、菌を分離する為に固形培地として、ジャガイモの輪切りを使っていました。
まあ、他の野菜でもかなりいけるんじゃないかとは思いますけど。(笑)
ところで、今でもジャガイモの汁を材料に使う「ボルデージャング培地」というのがあります。
主に百日咳・ジフテリア等の菌を分離・培養するのに使われますが、なぜか、ジャガイモの汁がないとこれらの菌は育ってくれないのです。
微生物もかなり偏食なようです。
学生時代「百日咳・ジフテリア菌はジャガイモが好き」と覚えたりしました。
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