アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

大きな方針として皆さんがどのように考えるかをお聞きしてみたくて質問させて頂きます。

自分が後手で居飛車の予定だったとして、初手から
▲7六歩
△8四歩
▲6八銀
と進んで先手が矢倉模様になった場合、どのような進め方が後手にとって指しやすいでしょうか?

以下
△3四歩
▲6六歩
△6二銀
・・・
とがっぷり相矢倉になるのでは後手が嬉しい流れではないでしょうし、かといって△8四歩と突いてある以上は仕方ないような気もしています。

ここでは後手が△8四歩から指したいという前提でご意見をお聞かせ頂けると助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

2手目△84歩は矢倉辞せずの意思表示とも言える手ですから、△84歩と指しておいて矢倉がいやというのは方針が一貫していません。

後手矢倉は別に避ける必要はなく、普通に37銀戦法を迎え撃ってもいいし、渡辺竜王が羽生名人に用いた△55歩もいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

後手で相矢倉になると損かなということで避るにはどうしたらよいか、ということでの投稿だったのですが、序盤の一手一手の意味について少しずつ勉強すればするほど、おっしゃるように△8四歩は矢倉への入り口であることを認識するようになりました。
じっくり勉強して後手でも堂々と矢倉を指せるようになっていくのが一番良いのだろうと思いますし、それを目指していきたいと思っています。
しばらく前と比べると、後手の矢倉も(苦心はあるのでしょうが)大幅に不利というわけではなくなっているようですね。

地道にがんばってみようと思います、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/11 18:15

ええっとがっぷり4つのなるのを避けたいということでよろしいのでしょうか?


がっぷり4つの相矢倉というのはどちらかというと研究に自信があるからやります。
プロで矢倉が多いのは後手を持っても戦えるという自信の表れでもあります。

尤も出だしで3手目▲68銀の段階ではさすがに戦法は決定できません。
自然に(無難に)進めるなら△34歩▲66歩△62銀ぐらいまではこうなるところでしょう。

ここから矢倉模様になったとしても、矢倉中飛車、6二飛型急戦、米長流急戦矢倉、
5筋交換型、右四間など急戦策が7つも8つもあります。

本格的な相矢倉が嫌ならばこれら急戦策を採用すればいいというか、
級位者では先に攻撃をしたがる方が多く、なかなか本格的な相矢倉になりません。

これらの伏線を経て、やっと定跡書にあるような本格的な相矢倉が楽しめるわけで、
先手の方も後手に合意してもらうのに大変なわけです。

とはいっても急戦策は後手が難局は常識ですから、結局有段者間では採用が減ってきます。
その中でも右四間と5筋歩交換型は現在でもプロ間で指されていますから、有力といえます。
先手が5手目▲77銀でなく▲66歩の場合は65に争点があるので右四間も有力です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうなんです、私の場合は研究に自信がない(というかまだ何も勉強できていない)ので、矢倉というジャンルに踏み込まないで済む方法で指せないものかと、ちょっと逃げ腰の方針なんです(^^;

「5筋歩交換型」は別の方がご回答して下さった「阿久津流」と同様の方針のものでしょうか。いずれにせよ矢倉戦の後手は苦心が必要なことがよくわかりました(><)
ある程度の状況に対応できるようになってきたら、相矢倉もじっくり勉強してみようと思っています。
参考になるご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/09 21:42

▲7六歩△8四歩


▲6八銀△3四歩
▲6六歩△6二銀
▲5六歩△5四歩
▲4八銀まで進みますが、がっぷり矢倉に組まない方法があります。
前回の竜王戦で渡辺竜王が羽生名人に見せた手です。
先手の角道が止まっていて、飛車先の歩もついていないのを逆用し、△5五歩から角で歩交換し、△7四歩から△7三角と引く手です。
角が睨んでいるので先手は▲3六歩が突けない状態であり、従来の受身の後手の矢倉でなく積極的に局面をリードする意味があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

手元の『永世竜王への軌跡』で21期竜王戦の6・7局を開いてみました。おおっ、こんなすぐ手元にちゃんと答えの一つがありました!灯台もと暗しです(笑)

阿久津流というんですね。さっき書店で何冊かめくっている時に見かけた郷田流というのも同じような方針のものなのでしょうか?ちらっとしか見ていないのですがなんとなく似て見えました。

駒組みの意味合いをしっかり理解できれば後手からのアプローチが色々ありそうなのが面白いですね。
これからのテーマの一つにしてみたいと思っています。
たびたびのご回答ありがとうございます!

お礼日時:2009/10/09 21:37

▲7六歩に△8四歩とつけば、後手から矢倉の注文をつけています。


後手番の矢倉でも指せると思う人がそう指すのでしょうが、
△8四歩からの後手陽動振り飛車も考えられない事もありません。

しかし、▲7六歩に△8四歩▲6八銀△3四歩▲6六歩で
あれば、後手右四間飛車、あるいは展開により急戦棒銀なども
考えられますが、▲6六歩のところで▲77銀であれば、やはり
後手番は矢倉で対抗できなければ、仕方がないような気もします。

むろんその場合でも△72銀からの急戦棒銀もあるかもしれませんが、
これは、先手良しの結果がすでに出ているのではないでしょうか。
最近の定跡にうといもので、よくわかりませんが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「▲7六歩に△8四歩」は後手から矢倉の注文、なるほどと思いました。振り飛車を目指す▲7六歩に対してその狙いをずらさせる意味合いになるのでしょうか。2手目△3四歩の方が「振り飛車で来い」の姿勢なんですね。

私は最近の定石にも旧来の定石にもうといので(^^;、どういう方針で序盤を組み立てていくか模索中なのですが、今はとりあえず△7二銀からの急戦棒銀を対矢倉の柱の一つにしてみようかと考えています。

後手で堂々と矢倉を指せるくらいにも勉強してみたいですが、奥の深いジャンルなので(それは他の戦形でも同じですが)、もう少し先の課題になりそうです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/09 21:32

こんばんは。



1997年の全日本プロトーナメント決勝五番勝負、谷川浩司vs森下卓で、
谷川さんが後手番となった2局で、森下さんの相矢倉への誘いに応じず、原始棒銀に近い指し方をしています。

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …


また、2手目に△8四歩と突いても、4手目に飛車を振ってから玉を8二に持っていく「ちょんまげ美濃」という指し方もあります。
(たしか、森九段がNHK杯で指していたような・・・)
美濃囲いにした後で8三の地点に銀を上がれば、銀冠になります。

ご参考になりましたら。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、同じ出だしで1勝1敗の指し分けなんですね。
この回答を読んで矢倉対棒銀にも有力な指し方があるのだということを知り、先ほど書店で色々めくってみたところ、『最新棒銀戦法』(青野九段)の「矢倉くずし速攻棒銀」というのがなかなか面白く、早速購入してみました。
矢倉自体はいずれ勉強してみたいとは思っていますが、まずはここから入ってみようと思います。
非常に参考になる棋譜ありがとうございました。

ちょんまげも試してみたいところではあるのですが(名前も楽しそうですし/笑)、ひねった指し方に挑戦するのは自分にとってまだ早いかなという気もしているので、変化球も覚えてみたくなった時に参考にしてみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/09 21:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!